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: それでは次に、3つ目の話題ということで。これはもう皆さんご存知ですね。その入場曲からも想像がつく通り、パチンコ&パチスロ好き。
■ 佐藤光留:あ〜っ。
: これはいつぐらいから始まったんですか?
■ 佐藤光留:○○校○年生の時です。キャリア○○年です。22歳にしてパチンコキャリア○○年です(笑)。
: ・・・(笑)。あの〜何がきっかけでハマっちゃったんですか?
■ 佐藤光留:ん〜才能は昔からあったらしくて、誕生日に「お前、何が欲しい?」って言われて、何を思ったか「でんパチくん」っていう、子供用のパチンコのゲームがあったんですよ。今考えたら、穴に入ろうが入るまいが、ずっとこう、ひねってたら、ゆっくりゆっくりドル箱に玉が増えていく、絵柄が上がっていくだけの単純なゲームなんですけど。でも、台の傾きとか、玉の動きとかは、僕、そこで勉強しましたからね。でも、とにかくうるさいんですよ。ガッチャンガッチャン言うから。チャリチャリ〜ンって音もするんですよ、一応。だから、親戚の叔母ちゃんとかお婆ちゃんが来た時には、あんまりやっちゃいかんというのがあって、懐中電灯を持って、押入れの中でやってましたよ(笑)。今でもパチンコ屋ではマナーにうるさいですよ、僕。台をド突くヤツとかいたら、メガネ外して睨みますからね。
: パチンコとパチスロの比重で言うと、どっちが多いんですか?
■ 佐藤光留:あのね〜、パチスロっていうのは、当たればデカいんですよ。当たればデカいんですけど、設定が見えないですよね。6段階の。あと、パチスロっていうのは、基本的にはコンピューター相手のゲームなんですよ、ずっと。でもパチンコっていうのは、基本的にはアナログなんです。だから、玉が入れば、玉が出るみたいな。僕は(台の)中に液晶が付いてるやつとかって絶対打たないんです。ほとんど打たないですね。玉が入れば大当たりっていう、今、羽モノっていうんですけど、そういうヤツしかしないですね。あと、設定が見えるわけですよ、釘で。パチスロって箱の中にスイッチが付いてて、それを店長さんと設定師が相談して合わせるわけですよ。じゃぁ、今日はこのくらいって。だからそれを読んで、あとはもうひたすらロボットのように打ち続けるしかないんですけど、パチンコっていうのは、その釘があるんですよ。且つ、(お店に)通ってると台の癖っていうのがあるんですよ。それをこう、読んでいくわけです。でも、パチンコの方は、勝ち額が少ないんですよね。同じ300分の1っていう、大当たりを引いた場合でも、パチンコの方は1日に3000回転ぐらいしかできないんです。これは僕の嫌いなデジパチっていう、中に液晶が付いているヤツの話なんですけど、3000回しか回せないヤツで、200分の1の確立をやっていたら、1日で20回は大当たりがこないですよね。15回しか大当たりがこないんです。ちゃんときても。でも、スロットの方は、同じ200分の1でも、1日で7000回転できるんです。そうすると大当たりの数だけでも、こっちの方が安定しやすいんですよ。そのかわり、やっぱり負ける額もデカイし。だからスロットばっかりも打たないし、パチンコばかりも打たないし。その時の状況によって狙う台は変えてますけど。でも、基本的には人の打たない台ばっかりです(笑)。でも、Sammyさんはよく打ちますよ(笑)。
: では、そのSammyさんの台なんですが、Sammyさん歴は何年ぐらいですか?
■ 佐藤光留:Sammyさん歴はそんなに長くはないですよ。Sammyさんを意識し始めたのは、パンクラスに入門してからですから、4年ぐらいになるのかな? 3年ぐらいですね。非常に短いですよ。
: 最初に打ったSammyさんの台って憶えてます?
■ 佐藤光留:あの〜、最初は、Sammyさんの台ってあんまり好きではなかったんですね。ここだけの話。スロットだったんですけど、何かね〜、好きじゃなかったんですよ。僕はもっとこう、あの〜、結構渋めの台が好きだったんです。岡山、地元にいた頃も結構Sammyさんの台を打ってたんですけど、何か今ひとつだったんですね。それが、『ゲゲゲの鬼太郎』っていうスロットが出て、まぁ、その鬼太郎はそんなに好きではなかったんですけど、業界で初めて液晶画面が付いたスロットっていうヤツで。これはまぁ、別にそんなにあれじゃなかったんですけど、ホントにね、これはわかる人にしかわからない話なんですけど、8ラインって言う、普通スロットって、横に3つと斜めに2つで5コしかラインがないんですね。でもSammyさんの台って、8つラインがあるんですよ。で、普通、9コしか絵柄が出てこないんですけど、それが12コ出てくるんです。そうなると大当たりのチャンスがすごい広がるんですよ。で、大当たりのチャンスが広がるかわりに、出玉はちょっと少なくなるんですけど。だけど、他に付加価値とかついてないんで、おまけ当たりとかがないんで、ストレートなんですけど、結構奥深いんですよ、出目とかが。あれでハマりましたね、Sammyさんに。「パチスロに液晶なんかどうなの?」っていう風潮があったんですけど、(その液晶が)すごい綺麗だったんですよ。その後もSammyさんの台をすごい打ち続けて、今ではそのSammyさんの子会社の台まで打つようになりましたからね(笑)。
: Sammyさんは、パチンコ、パチスロ、どっちの方が多いんですか?
■ 佐藤光留:スロットの方が比重がデカイですね。パチンコもあるんですけど、もっとスロットのように冒険してほしいですね。スロットにはすごい革命的な機種で『獣王』っていうのがあるんですけど、あんな感じじゃなくてもいいんで、もっと大冒険してほしいですね。今までにないような。僕がSammyさんとこの開発営業部だったりしたら、“こんなヤツ出すんだけどな”っていうのがたくさんあるんですけどね(笑)。アイデアが。
: わかりました(笑)。では、このインタビューをご覧になってるSammyさんの社員の皆さんに期待しましょう。
■ 佐藤光留:ハイ(笑)。テーマ曲にも使ってます。『玉緒でポン』も持ってるって書いといて下さい(笑)。実機持ってるから。家に。重くて運べないって(笑)。
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