PANCRASE

PANCRASE 2010 PASSION TOUR

 2010.10.3 東京・ディファ有明 主催者発表:1,876人(満員)

北岡悟

北岡悟
メインイベント ライト級 5分3ラウンド
ランキング2位
北岡悟
(パンクラスism)
北岡悟 vs 弘中邦佳
CAGE FORCE 第3代 ライト級チャンピオン
弘中邦佳×
(マスタージャパン)
2R 4:22、ギブアップ/フロントチョーク
北岡悟(70.3kg) セコンド:
弘中邦佳(70.3kg) セコンド:
レフェリー:松宮智生

自分が生き残ったなという感じです。今回の試合のテーマは、「自分の人生を自分で切り開く」でしたのでそれが出来ました。

自分の中ではフィニッシュのイメージは余り無かった。相手が強いんで、一本取れるイメージも自分の中では無かったし、イメージを作ると自分の中で安易なものになってしまうと感じて余り良くないし、そんな簡単ではないと思って。難しいんです。イメージを作っては自分の中で切り崩して、それの繰り返しでした。
(相手は)相当僕の寝技というか持ち味を殺すような作り方をしてくると思っていました。岡見君スタイルとか言っていたので・・・勝ってから言ってやろうと思っていたんですけれど、ぶっちゃけ僕は岡見君の試合を早送りでしか見ないですからね。結果だけ見て、(ゴングが)カンカンって・・・、これ以上言いませんけど。
今回の試合に向けて強化してきた部分というのは、見たら分かると思うので言いませんが、それがドンピシャできたのでそこの部分で一番納得しています。自分が強化してきた部分が通用したんで、勝ちますよね。
最後に足関いってマウント取られちゃったじゃないですか。僕マウント取られるって言うのはそうそうなくて。でも青木真也とスパーリングしているとマウント取られるんです。自分はディフェンスがやばいんです。その辺は今後の課題です。

今日は、パンクラスismとして試合をするのは最後だと思って試合をしました。結果に関わらず決めていました。たぶん、負けたら選手を辞めていました。それぐらいの覚悟でやっていました、相手もそのぐらいの気持ちでやっていたと思います。気持ちと気持ちのぶつかり合いで勝てて嬉しいです。

今後は僕の人生なので、今日勝って、自分の人生を切り開けたので、自分の納得できる条件で、納得できる場所で、納得できる相手と戦いたいです。大晦日には試合がしたいです。