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■ 『2004年プロレス大賞』授賞式
■ 日 時 :12月20日(月) 12:00〜
■ 場 所 :東京・赤坂プリンスホテル「新緑」
: 最優秀タッグチーム賞の受賞、おめでとうございます。
■ 高山善廣:あまりめでたくねえな。
■ 鈴木みのる:めでたいっちゃ、めでたいけど。めでたくないっちゃ、めでたくないね。
: それは何故?
■ 高山善廣:そういうことですよ、僕らにとって。
: このタッグ賞を獲ったことで、他の選手が戦々恐々としているのではないですか?
■ 高山善廣:よそのことは良く分からないけど、もっと皆さんに頑張って欲しいね。
: 鈴木選手の感想は?
■ 鈴木みのる:賞?賞なんか、いつも言ってるけどオマケだから。
: 頑張った結果の?
■ 鈴木みのる:頑張るのも当たり前だし、大体俺と高山が組んで、ベスト以外の何もないからね。それを正当に評価してくれただけだから、別に良いんじゃないの。
: 少しは嬉しい部分もありますか?
■ 鈴木みのる:部分っていうか、嬉しいって言えば嬉しいし、嬉しくないって言えば嬉しくないし。
■ 高山善廣:小遣いもらえたじゃない(笑)。
■ 鈴木みのる:小遣いぐらいだね。一晩で使い切っちゃうよ(笑)
: タッグ賞はもらったものの、途中で高山選手がリタイアする形になりましたが、今後もお二人が組み続けるお気持ちは?
■ 高山善廣:どうでしょう。どうですか、先輩?
■ 鈴木みのる:あのね、組んでやりたいんだけどね。皆が嫌がるんだよ。対戦相手も嫌がるし、団体も嫌がるんだよね。日本中にいっぱいあるじゃん、プロレスの団体が。みんな、組ますの嫌みたいなんだよね。あとは相手だね。面白い相手がいればやってもいいけど。
: 高山選手はいつ頃リングにまた上がれそうですか?
■ 高山善廣:いつ頃と言われても、僕が完全に試合出来るようになってからですからね。まだ決められないです。それまでは鈴木さんに一人で遊んでてもらって。
: 鈴木選手の活躍をどのようにご覧になってますか?
■ 高山善廣:面白おかしく見てます(笑)。
■ 鈴木みのる:面白おかしく頑張ります(笑)。
: 鈴木選手は技能賞とのダブル受賞ですが?
■ 鈴木みのる:別に。普通。重いんだもん、あのトロフィー。もういい。
: 今日は授賞式にも重役出勤という感じでしたが(笑)。
■ 鈴木みのる:あれはね、目黒通りが混んでたんだ。俺のせいじゃない(笑)。
: でも間に合って良かった。
■ 高山善廣:別にどうでも良いよ。間に合わなかったら、間に合わないで。
■ 鈴木みのる:途中で諦めてたもん。始まってるし、まぁ良いかって(笑)。
■ 高山善廣:らしくて良いかなって(笑)。
: 来年、2005年はどんな年にしたいですか?
■ 鈴木みのる:もっと面白くしたいなと。俺が俺のために。
: 鈴木選手が面白いということは、他の選手には?
■ 鈴木みのる:みんなにとっては悪夢なんだよ(笑)。
: 鈴木選手と闘う選手にとっては悪夢?
■ 鈴木みのる:ファンにとってもね。
: ファンの支持は高まっていると思いますが。
■ 鈴木みのる:いや、良いものは良いとちゃんと判断してくれただけだから。それで良いんじゃない。
: 来年も楽しませて下さい。
■ 鈴木みのる:来年はどこで遊ぶ?
■ 高山善廣:来年はとりあえず、健介ファミリーのハワイ旅行で遊びます(笑)。
■ 鈴木みのる:連れてってもらおうよ。あそこの経費で連れてってもらうか(笑)。3人分の賞金を合わせれば、俺らの旅費ぐらい出るでしょう。ハワイに行ってる間は、健介ファミリーになるから。ハワイの間だけ。
■ 高山善廣:『パパ、ママ』って呼ぶから(笑)
■ 鈴木みのる:俺は(中嶋)勝彦のことを『お兄ちゃん』って呼ぶから(笑)
: 中嶋選手より下で良いんですか? 健之介君や誠之介君は?
■ 鈴木みのる:別に下でも良いよ。でも殴るよ(笑)。
■ 高山善廣:若って呼びながらね(笑)。
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