interview
photo

第3試合 パンクラスアテナ 52kg以下契約戦 3分3ラウンド
WINDY智美
(パンクラスism)
WINDY智美 vs 富松恵美 富松恵美×
(パラエストラ松戸)
2R 3:00、TKO/棄権
■ WINDY智美(51.7kg) セコンド:志田幹
■ 富松恵美(50.1kg) セコンド:
レフェリー:梅木良則
勝利おめでとうございます。
WINDY智美:ありがとうございます。

率直な今の感想から。
WINDY智美:嬉しいです。率直じゃなく嬉しい。

今回久しぶりに、復帰戦という意味合いもありましたが。
WINDY智美:そうですね。久しぶりっていうより復帰戦ですね。怪我からの。

この間というのは色々怪我をしたり…。
WINDY智美:長かったですね。ちょうど一年ですね。コスタリカから。一月の末に出て行ったので一年ですね。

どんな思いで過ごされていましたか?
WINDY智美:皆には面白かったって言っていますけど、まあ、今思えば辛かったんだろうなって思うんですけど、辛いって思ったら辛くなりますからね。辛くないと思いながらやってきましたけど、やっとここまで来たんで、まぁ辛かったんだろうなって言えますね。はい。

見事今日は勝利を収めて。今日の試合に関しては?
WINDY智美:1Rは本当に久しぶりで、ちょっと怖いのと嬉しいのと色々な感情が混ざった感じでしたね。迷ったりとか。で、インターバルで戻って、大丈夫だって2RでいつものWINDY智美に戻れた気がしましたね。ハイ。

相手の情報っていうのは?
WINDY智美:情報は柔術系。寝技ですね。でも、そのタイプと当たることが多いので、これといった対策というのはなかったですね。

2R終了後に棄権ということで、どの辺の攻撃が手応えがありましたか?
WINDY智美:首相撲からのヒザ蹴りがだいぶ当たっていたと思うので、少し効いていたっていうのはあるんですけど、やっぱり寝たときですね。あのときにだいぶ効いていたんじゃないかなって。顔も効いている表情だったので、3Rはいけるかなって思っていたところでストップだったんで。

苦しいときが続いたと思うんですけど、その間今日復帰戦を迎えるまで、何か練習なり環境面なりで変えたところっていうのはありましたか?
WINDY智美:全然格闘技には関係なくなるかもしれないんですけど、格闘技以外の仲間が増えましたね。そういう意味で力をもらったりとか。介護の仕事を始めたりっていうのもあったんで。その介護っていうのも、今接している老人の方とかから力をもらったりとか、あとそういう仲間の人とか。今まで格闘技だけできたので、それもよかったんですけど、違う部分で目を向けられるようになったんで、そういうところから力をもらえるようになった気がしました。あと、入院生活も長かったんでね。自分よりもっと大変な人たちも見てきたんで、そういう人たちが頑張っている姿を見ると自分も頑張んなきゃいけないし、自分がそういう人に力を与えられたらいいなと思ったりとかして、頑張ることもできましたね。入院生活は全部含めて四ヶ月でしたからね。去年は本当に一年の半分近くを入院してきたことになりますから。生活がガラリと変わりました。

練習を再開したのは?
WINDY智美:7月ですね。6月に一度退院したんですけど、やっぱりずっと点滴が続いていて、また体を壊して再入院を二回繰り返していたんで。だから練習始めて病気になって入院しての繰り返しで。本当に練習を始められたのは冬ぐらいですね。10月くらい。

最後に、今日の勝利を応援してくれた人たちに。
WINDY智美:本当にありきたりな言葉ですけど、皆さん応援ありがとうございました。自分の力だけじゃなくって、皆さんの力も本当にもらってここまで来れたと思います。その恩返しもあるし、これからもっと今日以上にもっと怖いWINDY智美を見せたいと思います。本当にありがとうございました。