石川英司(パンクラスGRABAKA)の負傷欠場により、パンクラスMEGATONより派生したパンクラス第6のチーム、『パンクラスMEGATON-TOKIN』より三浦広光がパンクラス・デビュー!対するは、昨年1月の後楽園ホール大会でGRABAKAの三崎和雄と闘った、ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミーのジョー・ダース。総合ルール初戦となったvs三崎戦から1年半を経て、この間ヘンゾの下で培ってきた実力を改めて証明することができるのか? 柔道16年のキャリアと『全日本サンボ選手権』90kg級優勝の実績を引っ提げデビュー戦に臨む三浦が、グレイシーの刺客=ジョー・ダースを相手に、パンクラス初戦でいきなり金星を奪い取るのか? 期待の高まる先鋒戦!
:パンクラス第6の新しいチーム=『パンクラスMEGATON-TOKIN』の発足となり、突然のデビュー戦決定となりましたが、先ずは三浦選手のこれまでの格闘技遍歴についてうかがいたいと思います。格闘技を始めたのはいつ頃からですか?
■ 三浦広光:小学生の時に柔道を習いに町道場に行き始めました。
:柔道を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
■ 三浦広光:ちょっと憶えていないんですよ。
:それから柔道一筋ですか?
■ 三浦広光:はい。小学校から大学までずっとやってました。
:柔道以外の格闘技は?
■ 三浦広光:これと言って言えるほどのものはないですね。
:第30回『全日本サンボ選手権』90kg級で優勝してますけど、サンボはやってなかったんですか?
■ 三浦広光:ちょっと習ったぐらいで。まぁ、柔道とあまり変わらないので。
:関節技は柔道仕込みというわけですね。
■ 三浦広光:そうですね。
:柔道時代に何かエピソードがあれば教えて下さい。
■ 三浦広光:大学4年生の時に団体戦でベスト16に入ったことですかね。
:主将だったんですか?
■ 三浦広光:はい、そうです。
:総合を始めようと思ったきっかけは?
■ 三浦広光:大学時代からやってみたいと思ってたんです。
:MEGATONとはどういうきっかけで?
■ 三浦広光:自分の先輩が高森選手と知り合いで、その先輩がMEGATONに紹介してくれたんです。
:MEGATONで練習を始めたのはいつ頃からですか?
■ 三浦広光:2ヶ月ぐらい前からです。
:パンクラスについてはどんな印象をお持ちでした?
■ 三浦広光:船木誠勝さんのイメージと、「ハイブリッド肉体改造法」ですね。
:初めて観たパンクラスの試合は?
■ 三浦広光:高森選手の試合です。それまでは観たことなかったです。
:MEGATONと一緒に練習するようになって、総合の練習はどうですか?
■ 三浦広光:きついですけど、面白いです。
:同じMEGATONの野地竜太選手とはスパーリングをしました?
■ 三浦広光:はい。野地選手は手加減してくれてると思うんですけど、それでも蹴りが凄いです。
:今回の対戦相手のジョー・ダース選手(ヘンゾ・グレイシー柔術アカデミー)の印象はいかがですか?
■ 三浦広光:寝技のしつこそうな選手ですね。
:グレイシー柔術の選手と闘うということに対して思うことは?
■ 三浦広光:やっぱり嬉しいですね。初めはびっくりしたんですけど、今回チャンスなので。どうやって勝とうかなと考えてます。
:では、最後に、三浦選手を応援していらっしゃる方や試合を観に来てくれる皆さんへメッセージをお願いします。
■ 三浦広光:頑張りますので、よろしくお願いします。
:現在の体調はいかがですか?
■ ジョー・ダース:完璧です。
:三浦広光選手の情報は何か聞いていますか?
■ ジョー・ダース:ほとんど情報は分からないです。サンボと柔道を経験しているということしか知りません。
:試合に向けてどのようなトレーニングを積んで来ましたか?
■ ジョー・ダース:基本的にトレーニングは、キックボクシング、柔術、レスリング、この3つは欠かしていません。当初の石川英司選手から三浦選手に変わったことで、特別トレーニングの内容が変わったということもありません。
:どんな試合になると思いますか?
■ ジョー・ダース:どんな展開になっても、スタンド、グラウンド共に必ず私が有利な体勢になるので、すべての面で私が上回ると信じています。ぜひ日曜日の試合にご期待下さい。
:前回のvs三崎和雄戦から、闘い方とかで何か変えた部分はありますか?
■ ジョー・ダース:前回のvs三崎戦に残念ながら負けてしまった時に学んだことは、先ほどキックボクシング、柔術、レスリングの練習を欠かさずやっていると言いましたけど、いざそれを試合に活かせるかということになると、作戦とか駆け引き、闘い方とか、そういうものによって勝敗が分かれることもあるので、メンタルな部分で考えてということです。自分の心の中で変化が見られると思います。