: 勝利おめでとうございます。
■ クラウスレイ・グレイシー:ありがとうございます。またパンクラスに呼んでもらって、試合をしたいと思います。
: 試合の感想を。
■ クラウスレイ・グレイシー:最高の気分です。
: 國奥選手に関してはいかがですか。
■ クラウスレイ・グレイシー:凄くタフな選手で、スタンドは凄く上手いし、グラウンドにいってもディフェンスは堅いし、非常に素晴らしい選手だと思います。ただ、その選手との試合に向けて、練習は十分に積んで来たので全く問題はありませんでした。
: 総合の試合は初めてですよね。
■ クラウスレイ・グレイシー:プロの試合はこれが初めてです。自分をサポートしてくれる、ハウフ・グレイシー、スティファニー(奥さん)のサポートと教え、コーチ、全てが効をそうしたと思います。決して自分一人の力ではなく、周りの皆さんの力があったのは確かです。
: 今後パンクラスで闘いたい相手は?
■ クラウスレイ・グレイシー:チャンピオンです。タイトルマッチと言う事であれば、今日自分が試合をしたクラスのチャンピオンと闘って王座を獲得したいです。
: ウェルターでも闘いたいですか。
■ クラウスレイ・グレイシー:急な減量になるなら10ポンド、20ポンドは無理ですが、すぐに試合をするなら ミドルで、他のクラスで試合をするにしても、準備期間があれば大丈夫です。
: 最後にファンの皆さんにメッセージを。
■ クラウスレイ・グレイシー:今日、素晴らしい結果を出せたのはファンの方の応援があったからです。また近いうちにパンクラスで試合がしたいと思っているので、ご声援宜しくお願いします。これからも、ずっとパンクラスに呼ばれたら、その試合に向けての練習が十分積めますし、またリング上で自分のベストを見せたいと思います。アリガトウ。
まず、現在の体調はいかがですか?
■ 國奥麒樹真:今、コンディションは最高です。
: 8/31(日)両国国技館大会での対戦相手は、クラウスレイ・グレイシー選手(ハウフ・グレイシー柔術アカデミー)という、グレイシーの名を持つ選手ですが、グレイシーの名前は意識しますか?
■ 國奥麒樹真:いや、まったく。
: ビデオはご覧になりました?
■ 國奥麒樹真:いや、まったく。
: 見る予定もないと?
■ 國奥麒樹真:はい。
: 前回の試合(7/13 『DEEP』國奥麒樹真&門馬秀貴VS桜井“マッハ”速人&須田匡昇)はタッグマッチでした。初のタッグマッチだったと思いますがいかがでした?
■ 國奥麒樹真:面白かったです。
: またやってみたいですか?
■ 國奥麒樹真:どっちでもいいです。けど、やったことのないルールだったんで久々に緊張しましたね。
: タッグを組んだ門馬選手(A-3)の印象は?
■ 國奥麒樹真:門馬選手は良い人ですよ。人としても一人の競技者としても素晴らしい人だと思います。
: では、対戦した桜井選手は?
■ 國奥麒樹真:やっぱり上手いですね。
: 今年でパンクラスは丸10年になりますが、國奥選手の中で一番印象に残っていることって何でしょう?
■ 國奥麒樹真:う~ん・・・いろいろあって忘れましたね。今を必死に生きているって感じで、過去のことは忘れちゃいました。まぁ憶えてますけど(笑)
: 辛かったことって憶えてます?
■ 國奥麒樹真:憶えてますよ、それは。昔の道場でのことだったり、今の道場のことや東京の道場に移ったこととか、いろいろありましたからね。けど終わってしまえば全て良い思い出で、自分の心の中にしまっておくって感じですけど。
: あの・・・突然なんですけど、國奥選手は尊敬する人とかいらっしゃいますか?
■ 國奥麒樹真:いきなり言われても思い浮かばないですね(笑)。まぁ人として完璧な人っていうのはなかなかいないと思うので、選手としてリングの上では尊敬できても、それ以外の部分では尊敬できない部分があったり、またその逆で、リング上では尊敬できなくて私生活の方では素晴らしい人っていうこともあったりしますから。
: 國奥選手はどちらかというと完璧主義者に見えたりします。
■ 國奥麒樹真:そんなことないですよ、別に(笑)。適当ですよ。まぁ自由にやっていきたいとは思ってますよ。やりたいことやって、寝たい時に寝てって。そういうもんですよ。まあ本能というか動物的な感じを大切にして。そりゃあ、最低限のことはやらなきゃいけないですけど、生きる上ではこうしたいと思ったことをしたいと思うし、自分を曲げて生きていくのは嫌かなと。
: 選手としてではなくて、一個人としての人生プランというのは何かありますか?
■ 國奥麒樹真:もう僕も20代後半で、30代、40代ももうすぐ来ちゃうと思うので、その流れに遅れることなく生きていきたいですけどね。
: 具体的にあれをしたい、これをしたいっていうの何かありますか?
■ 國奥麒樹真:ありますよ。山でも登りたいなって感じで、で、その下山の途中に遭難しちゃう(笑)。あとヒマラヤに雪男を探しに行きたい(笑)。
: 今度の両国大会が終わってからの目標とかは見えています?
■ 國奥麒樹真:何も見えてないです。今、目の前にある試合を必死に闘って、で、勝つことだけです。
: パンクラスの代表であるということは意識しますか?
■ 國奥麒樹真:意識はしないですけど、あの両国大会のメンバーに選ばれたという事に関しては嬉しく思いますね。
: 國奥選手は新しく道場長にもなりましたが、ご自身の中での変化は何かありますか?
■ 國奥麒樹真:やらなきゃいけないことは変わらないです。周りのみんなも助けてくれますから、非常に心強く思ってます。心はひとつだと思いますね。
: では、最後に、8/31両国国技館大会での國奥選手の勝利を期待していらっしゃるファンの皆さんにメッセージをお願いします。
■ 國奥麒樹真:せっかくこういう記念の大会なんで、相手も普段なかなか闘うことの出来ない相手ですから、勝つことはもちろん、何とか会場を沸かせたいなと思います。
: 調子はどうですか?
■ クラウスレイ・グレイシー:絶好調だよ!
: パンクラス初参戦ですね。
■ クラウスレイ・グレイシー:前からパンクラスには興味を持ってたので、試合出場の夢が叶ってすごくうれしいよ!しかもいきなりビッグイベントに出れるんだから。
: 今は誰と練習してるんですか?
■ クラウスレイ・グレイシー:いとこのハウフ・グレイシー。
: 今回対戦する國奥麒樹真選手にはどんな印象を持ってますか?
■ クラウスレイ・グレイシー:クニオクはテクニックが素晴らしく、試合経験も豊富で、寝ても立ってもよしの万能タイプで、パンクラスの現王者だし、まちがいなく苦戦すると思う。
: その試合に向けて特別な練習をしてますか?
■ クラウスレイ・グレイシー:今まで数え切れないほどブラジリアン柔術の試合に出たけど、かつてない最高のトレーニングと集中力が維持できてるよ。試合結果は厳しいトレーニングの成果として出るものだから、このまま試合まで気を抜かないよう気をつけるよ。
: では、作戦は?
■ クラウスレイ・グレイシー:勝つ事!
: 最後にあなたの試合を楽しみに待つファンの皆さんへメッセージをお願いします。
■ クラウスレイ・グレイシー:この試合は総合へ初挑戦なので、自分でも期待と興奮がもうすでに高まってるんだ。きっとみんなも自分の試合に注目してるはずだから、がっかりさせないようベストを尽くすよ!