●さっきの監督が車ですれちがったときに「あっ」と思ったっていうことですけど、そういうキャラクターがあるんですよね。前のコンビニのCFもすごいおかしかったし。
謙吾:ああ、はいはい。
●「この人使って何かできるんじゃないか」っていうふうに思える。
謙吾:そう言われるのはすごいうれしいことだから。その切り替えさえうまくできればいいと思いますけどね。
●で、そんな人間がリアルで格闘やってるわけだから、おもしろくないわけないんですよ。で、こんどの大会に臨む気持ちを。旗揚げ記念大会ですけど…ま、これは関係ないかな。
謙吾:別に記念大会とか思ってないから。
●でしょうね。いま言って失敗したと思った。
謙吾:うっふふふふふ。フツーの試合と思ってますから。
●この試合に臨む気持ちを。
謙吾:そうすね。前も三連勝できてたときにやられちゃってるんで、またやられるのかなと思ってますけど(笑い)。ま、どうなるのかぶっちゃけわかんないですね。勝つ気はマンマンであるんですけど。
●やっぱり「殴り勝つ」?
謙吾:うん、イメージでは(笑い)。イメージではノックアウトですよね。
●でもいつもそうなんですよね(笑い)。では、最後にファンへのメッセージを。
謙吾:そうすね。やっぱその日いちばん盛り上げてやりたいっていうのは、いつも思ってるから。やっぱハラハラもさせたいし。
●謙吾選手、いい具合にハラハラもさせてくれるんですよね(笑い)。
謙吾:ドキドキもさせたいし、で、よろこばれたいし。いちばんいいのは、もうスパーンとワンパン(チ)で勝つのが理想ですけどね。まあそういう展開…イメージ通りにはいかないっすからねえ(笑い)。
●あ、それがイメージなんだ。ワンパン。
謙吾:うん、ワンパンがイメージですよ。ずーっと思ってますけどね。「一撃必殺」がやっぱいちばんいい。そんなにラクなもんはないですからね。
●うん。今日はどうもありがとうございました。では、今後もスクリーンとマット、両方でのご活躍を期待して…
謙吾:いやあ、そっち(映画)はバイトですから。やっぱ本業ですよ。本業でしっかり勝ち上がっていかないと意味ないですからね。