梅木良則

2004.7.04 BATTLE HAZARD 01
第1試合 ジェネシスバウト ライト級グラップリングマッチ

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○梅木良則(1R 1:31、ヒールホールド)綱川“DOCTOR”慎一郎×

試合後インタビュー

: 試合の感想をお願いします。
■ 梅木良則:アッという間でしたね。はっきり言って、最後何でヒールホールドにいったのかも憶えてないぐらいですね。

: 足を取るのは作戦でした?
■ 梅木良則:いや、何にも考えてなかったですね。結局、綱川先生が何をする選手かっていうのがやっぱりわからないので、逆に変な対策を立てずに、臨機応変にいこうかなって対策でした。で、まぁその時点で取れそうだったのが足だったので、足にいったんじゃないかなと思います。

: 危ない場面はありました?
■ 梅木良則:ん~・・・『ヤバい』っていうところは自分では無かったですけど、逆にチャンスっていうところも1つも無かったので、ほんとに偶然・・・って言ったら何なんですけど、本当にパチッとハマった感じだと思いますね。ヒールホールドが。

: 選手としてリングに上がった感想は?
■ 梅木良則:・・・無いんですよね。ホントにアッという間に終わっちゃって、ホントに試合したのかもわかんないし。やっぱりリングの上に選手として上がるとちょっと異空間でしたね。とても信じられないです。今の段階では。

: セコンドの声は聞こえました?
■ 梅木良則:たぶん渋谷選手だと思うんですけど、『固い固い、リラックスしろ』っていう声と、あとは『とにかく取りにいけ!』っていう指示が出てたので。

: 冷静に闘えました?
■ 梅木良則:ん~・・・冷静・・・別にガッと怒ったりとか、『ヤバい!』って思ったことはないんですけど、本当に一定の間隔でボーッと闘ってましたね(笑)。

: 今後も機会があったら試合をしますか?
■ 梅木良則:やってみたいですけど、でも・・・自分から『また出場させて下さい』っていう感じではないですね(笑)。あの~、やっぱ怖いですよ。緊張感がありますね。だから、もしオファーがあって、相手選手が自分と同じような立場、上を目指している選手の方じゃない、今日の綱川選手だったら、ドクターをしながら選手としてもやっている方とか。あとはフロントのスタッフの方とかで、格闘技を練習している方とか。そういう自分と同じような立場の方だったら、こういう形でもしやらせてもらえるなら、お話をいただければ試合したい・・・・・・やると思います。

: 今日のそのスパッツは?
■ 梅木良則:近藤選手に借りました。近藤選手のものです。この間、シャノン・リッチ選手に勝った時に使っていたタイツです。あの~、僕の勝手な・・・考え過ぎかも知れないですけど、近藤選手に最初、『近藤君、今度これ貸してよ』って話をしたら、『ちょっと待って下さい。今ちょっと考えます』って言ってたんですね。で、『何を考えるのかな?』って思ってたら、この間シャノン・リッチ選手に勝って、控え室に『お疲れさま』って言いに行ったら、『コスチューム貸しますよ』ってすぐに貸してくれたんですね。だからそれを考えると、近藤選手はもしかしたら、試合にしっかり勝った後に、僕に貸そうとしてくれてたのかな、って自分では勝手に深く考え過ぎてます(笑)。もしかしたら近藤選手は終わった後にそのまま貸したってだけかも知れないですけど(笑)。わかんないですけどね。

: 今後、今日の試合が本業のレフェリーで生きてくるということはありそうですか?
■ 梅木良則:試合前はそういう意味合いも込めて試合をやろうと思ってたんですけど、はじまっちゃうと、やっぱりわかんないですね。でも、やっぱり自分がリングに上がりたいっていう欲求を、今回『ZST』さんに機会をいただいて、その欲求を自分自身が今満たしたっていうぐらいしか今はないですね。これが今後レフェリーに生きるとかは今のところ結局無かったかなって思ってますね(苦笑)。ただ、うちのP's LABの生徒達が試合に出る時とか、試合前の緊張感がわかったので、その辺は多少、今までより気を遣うようにはなれると思います。凄いですよね、みんな。同期の近藤選手、渋谷選手、伊藤選手なんかもっと大きな舞台で、それこそ死ぬかも知れないっていう試合をやってるわけじゃないですか。やっぱり『凄いな』っていうのを改めて思いました。

■ 近藤有己選手:梅木さんらしく勝ったなって感じですね。勝って良かったです。結構ああいう感じの選手なので、見た目は何か固いって言うか、すごい緊張しているようでも、結構きっちり極めにいくって言うか、ガンガン強さが溢れてる感じで。

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