ネイサン・ディアズ
海外での試合を経験した大石が、ホームリングでニックの実弟ネイサンを迎え撃つ。

2005.08.27 PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR メインイベント ウェルター級戦 5分3ラウンド

自ら希望し挑んだ初の国外戦となる6/4(土)の『U.F.C.53』で若き強豪ニック・ディアズ(シーザー・グレイシー・アカデミー)と対戦。先制の攻撃を仕掛けるも体格に勝るニックのリーチを活かした打撃の前に無念の敗北を喫した大石。一方、名門シーザー・グレイシー・アカデミーが自信と期待を込めて送る新鋭ネイサン・ディアズ。 海外での試合を経験した大石が、ホームリングでニックの実弟ネイサンを迎え撃つ。 兄ニックへのリベンジを狙う大石がネイサンを踏み台にするのか? それとも、ネイサンが兄弟で大石撃破となるのか? 譲れないプライドを持って挑む両者の、過酷なウェルター級戦!

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○大石幸史(3R 5分00秒、判定/3-0)ネイサン・ディアズ×

PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 2005.8.27後楽園ホール大会結果

試合前インタビュー

体調が良さそうに見えますが、減量などは問題なかったですか?
■ ネイサン・ディアズ:今日の公開練習で見せた練習は、シーザー・グレイシーアカデミーでやっているのと同じものです。体重に関しては、ウェルター級は私の体重の階級なので、特に減量で苦しむことはありませんでした。すべては順調です。

いつもお兄さん(ニック・ディアズ選手)と練習しているのですか?
■ ネイサン・ディアズ:兄弟ということもあるんですが、兄の試合があるときは、つきっきりでスパーリングパートナーをつとめてますし、今回、私の試合の際には、兄が私についてくれます。そういった信頼関係がありますので、練習する時間は非常に多いです。今回、試合が決まった際にも作戦面、体調管理などいろいろと教わった部分があります。

大石幸史選手に関して、ニック選手から教えてもらったことはありますか?
■ ネイサン・ディアズ:前回、兄が大石選手と戦ったときに(『U.F.C.53』)セコンドについていましたので、生で対戦相手の試合を観ることができました。そこで私が感じたことと兄が感じたことには若干差はありますが、その2つを融合させて自分なりにプランはできています。

大石選手はどのような選手であるとイメージしていますか?
■ ネイサン・ディアズ:パンクラスという団体のベテラン選手で、完全なレスラータイプで、テイクダウンが非常に得意な選手だという印象です。

格闘技を始めたきっかけは? お兄さんの影響はありますか?
■ ネイサン・ディアズ:私がハイスクールにいたころにすでに兄は格闘技を始めていました。その練習を見ていましたし、常にハードトレーニングを積んでいる姿も見ていました。それに影響されたのは事実です。兄がメジャー大会のUFCに出るようになって、そこで脚光を浴びている兄を見て、自分も何らかの助けができれば、そして自分も兄のように有名になりたいと思いました。

格闘技を始めたのはいつですか?
■ ネイサン・ディアズ:グレイシー柔術を3年半前から。その後、ボクシングとキックボクシングを練習するようになりました。

得意技は?
■ ネイサン・ディアズ:三角絞めが得意なんですが、足関節の技も練習しているので、今後必殺技になっていくでしょう。

大石戦は一本で決める?
■ ネイサン・ディアズ:練習に関してはやるべきことはやってきたので、あとは運が味方すればそういう結果になるでしょう。

大石選手は『U.F.C.53』でお兄さんのニック選手に負けており、『U.F.C.』再挑戦に向けて、弟のネイサン選手を倒したいという分かりやすい構図になっていますが、そういった相手をどう迎え撃ちますか?
■ ネイサン・ディアズ:「兄が勝ったが弟は負けた」ということにはしたくありませんので、勝つ自信はありますし、大石選手が上に行けないような展開を考えています。

ニック選手から見て、弟のネイサン選手はどういう選手ですか?
■ ニック・ディアズ:キャリアはまだ浅いですが、私と同じぐらいの身長で、体重はやや軽く、リーチが長いです。ファイトスタイルは私と同じような感じの選手で、将来性のある選手だと思っています。

大石選手と戦ったことのあるニック選手から弟にアドバイスはありますか?
■ ニック・ディアズ:実際試合をするのは彼ですから、アドバイスをしても活かされるかどうかは戦う本人しか分からない部分です。どんな試合であってもベストを尽くせとは、いつも言っています。

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