GRABAKA移籍後第2戦となった5月・後楽園ホール大会で、進化中の姿を垣間見せた山宮。一方、昨年2月のグランキューブ大阪大会で、パンクラス初参戦ながら郷野聡寛と引き分けたチェール・シェノン。ランディー・クートゥアー、ダン・ヘンダーソンら、レスリングの強豪ひしめくチーム・クエストの実力者を相手に、山宮は更なる進化を見せ付け勝利することができるか? それともシェノンが山宮を踏み台にして、パンクラス強豪外国人リストに名を連ねるのか? 実力者同士がせめぎ合う、ヒートアップ必至の中堅戦!
: 現在までの調整具合
■ チェール・シェノン:トレーニングはしてないよ。
: 最近の出場試合
■ チェール・シェノン:今年4月にカリフォルニア州で「レイジ・オン・ザ・リバー」の4人トーナメントに出場して優勝したよ。
: チーム対抗戦出場への意気込み
■ チェール・シェノン:最初俺一人で3人と試合するトーナメントかと思ったんだけど、仲間二人との対抗戦だとわかって安心してゴルフしに行ったよ。
: 勝利への秘策
■ チェール・シェノン:別にない。
: 対戦相手へ一言
■ チェール・シェノン:また日本で試合ができるからうれしいよ。おまえをKOしてビールをおごってやるぜ!
: 対戦相手の印象を教えて下さい?
■ チェール・シェノン:パンクラスでの試合は今回で2戦目となりますが、山宮選手は自分よりもずっとキャリアが長く、それだけ長い間パンクラスで試合をしてきたということに、羨ましさとジェラシーを感じています。自分ももっとパンクラスで試合をしていきたいので、試合のキャリアと実績で山宮選手を追い越すぐらいになりたいです。
:パンクラスファンにアピールしたい点はどのような事ですか?
■ チェール・シェノン:今回はアウェーの試合なので、山宮選手の応援が圧倒的に多いと思いますが、番狂わせというか、「アメリカにこんな強いヤツがいるんだ」ということを見せたいので、そういう意味でお客さんの期待を裏切りたいし、山宮選手にも「こんな強い選手と闘っている」ということを実感させたいと思います。
: チェール・シェノン選手は、抱え上げてからヒザに落とすという動きをしましたが、試合でもそれは使いますか?
■ チェール・シェノン:アメリカでの試合では、一旦ヒザの上に落としてから、また持ち上げてリングやケージの外に投げ出してしまうこともありますけど、ただ日本とアメリカでは状況が違うので、日本では紳士的にリング内で持ち上げて、ヒザの上に落とすところ止まりでしょうか(笑)。