では、今年ももう半分を過ぎて、残り半年というところまで来たんですけど、この残り半年をどうお過ごしになるかというところで、先ずは格闘家としてのお話を。
佐藤光芳:今度(7/27・日)の後楽園ホールで対戦するジョン・ローバー(チーム・マシーン)って、名前は聞いたことがあるんですけど、あんまりわかんないんですよ。それで、まぁ、いつも通りに頑張ろうって感じだったんですけど、さっき梅木さんと「ジョン・ローバーと今度試合するんだよ」っていう話をしてたら、(梅木さんが)「ジョン・ローバーはスゴイ」と。アンクルホールドが極まってもギブアップしないと。それで折れちゃいましたと。何でそんな強い人とやらせるんですかね?

・・・(笑)。以前、高橋選手と試合をして(1999年6月)、ヤバくなった時にお尻の穴に指を入れたことがありましたけどね。
佐藤光芳:へぇ〜・・・。

顔が恐いですよね。
佐藤光芳:あぁ、それは菊田さんが言ってました。普通、打撃がスゴイとか、寝技がどうだとか言ってくれればいいのに、「顔が恐くてねぇ〜」みたいな(笑)。それぐらいしか聞いてないですよ。で、梅木さんが「あいつはサミングする、サミングする」って。

あんまりスポーツとして捉えてないかも知れないですね。
佐藤光芳:何でそんなこと言うんですか!(笑)。

でも、危なくなったら平気でお尻に指を入れちゃう人ですよ。
佐藤光芳:あぁ、僕は別に、結構大丈夫です(笑)。そんな、人よりはイヤじゃないです(笑)。ねぇ、梅木さん、ねぇ、梅木さん(笑)。
梅木繁之:いや〜、僕は・・・(笑)。

そういうことを平気でやれちゃうんですよね。
佐藤光芳:あ〜っ、そういう意味で恐いですよね。何か、やっぱりスポーツとして・・・一応、競技じゃないですか。そこを何か喧嘩みたいな感じでやられてしまうと恐いですよね。いざとなったらルールなんて関係ないみたいな感じで来るかも知れないし。まぁ、でも決まったし、僕も一応、プロレスファン歴20年ぐらいですからね。今はプロレスラーの端くれとして・・・。まぁ、ビビッてちゃぁ、話にならないですから。向こうが僕のお尻に指を入れるのが先か、僕のアックスボンバーが先か? まぁ、そんな感じですね。でもまぁ、例えば(ヒカルド・)アルメイダとか、(エバンゲリスタ・)サイボーグとか、(ニルソン・デ・)カストロとか、そういう強い選手がパンクラスのリングに上がって来てるじゃないですか。あの選手たちに比べればランク的には落ちるんじゃないですか?

ん〜・・・おそらく最近は試合もしてないかも知れないですね。
佐藤光芳:だから、弱くはないだろうけど、強いんだろうけど、この選手に負けてたら、僕も一応上を目指してますからね。もう、ここで負けてるわけにはいかないんで。ちゃんと梅木式アンクルホールドで。確かに柳澤(龍志)選手のアンクルホールドでは折れてもギブアップしなかったかも知れないけど、梅木式アンクルホールドを僕は伝授されましたからね。

では、今決まっているのはその1試合だけだと思いますけど、今後、パンクラスのリングに関わらず、こういうことをやっていきたいっていうのはありますか? MISSION立ち上げようかなとか(笑)。
佐藤光芳:それは当たり前じゃないですか(笑)。僕は、今、MISSIONっていうのができましたけど、その前から気持ちはMISSIONですからね(笑)。だからまぁ、僕がGRABAKAという、ホント格闘技一色のところに入っちゃったから、まぁアレですけど。僕は柔軟ですから。だから、WJだろうと、WJだろうと、WJだろうと(笑)。

かなりお気に入りですね(笑)
佐藤光芳:いや、でも、かなり長州さんが恐そうなんで(笑)。まぁ、でもプロレスは全然好きですから。だから例えば、菊田さんから「プロレスの試合の話があるんだけど」って言われたら、全然前向きに考えたいですし。

では、プライベートの方は?
佐藤光芳:そうですね・・・僕、24、25(歳)と、スゴイついてないんですよ。大ケガするし、財布は落とすし。何か免許も、スピード違反をはじめ6点マイナスで、講習にも行かなきゃいけなくて。そう思ってたら(バイクの)タイヤがパンクして、200kgぐらいのバイクを引っ張ってっていうのがあって。何かホントについてないんですよ。だからちょっとプライベートはおとなしくしてますかね。まぁ、梅木さんが10月まではちょっと活動できないんで。だから僕もその間はプライベートは充電期間です(笑)。