わかりました。それでは、2001年7月の『NEO BLOOD TOURNAMENT』でのプロデビューから、現在までの2年7ヶ月を全体的に振り返っていただくとするなら、プロ格闘家としてのこの2年7ヶ月をご自分ではどう思いますか?
三崎和雄:格闘家としてみたら、成績的にはちょっと不満ですよね。やっぱり頂点にいく選手は、挫折と言うか、躓いてはいけないかなっていうのが僕の中にあるので。一気に駆け上らなければならないって言う。そこまでいって、そこからまた苦労しなきゃいけないかなって思ってますね。だから今の自分はちょっと躓き過ぎてるかなって思います。躓き過ぎですね。でも人間的に考えると、挫折を味わったということで一つ大きくなれたと思いますし、成長したかなと思うので、そういう意味では良かったのかなって思いますね。この2年7ヶ月は。まぁ、良いところもあれば悪いところもありましたし。これからの2年7ヶ月はもっと光るものにしたいですね。

わかりました。では、三崎選手ご自身のお話から少し話題を変えて、三崎選手の弟分にあたる石川英司選手(パンクラスGRABAKA)の昨年の活躍に関して。現在、三崎選手と同じパンクラス・ミドル級のランキング6位に付けてますけど、石川選手の昨年の大躍進を三崎選手はどういう思いでご覧になってました?
三崎和雄:嬉しいですよね、やっぱり。もともとGRABAKAでミドル級の選手は自分一人だけで、ましてや英司は(ライトヘビー級で試合をしていた頃は)自分の位置を確立してなかったところがあったので、ミドル級は自分の存在をアピールできる場って言うか、あいつにはミドル級はあってるんじゃないかって思いますね。一緒に盛り上げていきたいと思いますし。もちろんかわいい後輩なんで嬉しいですよね。

そうですよね。公私ともにかわいい後輩ですもんね(笑)。わかりました。では、これで最後になります。三崎選手の今後の活躍に期待してらっしゃるファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
三崎和雄:いっつも最後、コレで挫かれるんですよね(苦笑)。そうですね〜。まぁ、相変わらず女の子のファンは僕には全然いないので(苦笑)・・・。男はもう、熱いのでちょっといいです(笑)。熱いので、そろそろ打ち止めで(笑)。はい。女の子のファンをそろそろ開放しようかなと。打ち止めと開放で(笑)。何だろな〜、佐々木有生とか見てて、やっぱりうらやましなとか思いますよね。会場で女の子が「佐々木さ〜ん」とか言って(笑)。うらやましいと言うか、ちょっとムカつくんですけどね(笑)。あいつだからやっぱり。まぁ、別にいいやって思ってるんですけど、でも内心やっぱりちょっと・・・僕にも来ないかなみたいな(苦笑)。まぁ、会場でたまには僕にも声をかけて下さいと(笑)。

以前にも同じようなことを聞いたような気がするんですけど(笑)。
三崎和雄:僕も言ったような気がするんですけどね(笑)。何度でも言いますよと(笑)。