update:2005.01.07
1月8日(土)『プロレスリング・ノア』日本武道館大会【小橋建太vs鈴木みのる】GHCヘビー級選手権試合調印式
■ GHCヘビー級選手権試合 | ||||
小橋建太 [王 者] |
鈴木みのる [挑戦者] |
『プロレスリング・ノア〜GREAT VOYAGE'05〜』
・日時:2005年1月8日(土) 18:00試合開始
・場所:日本武道館
■ PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE
・日時:2005年1月8日(土) 18:00試合開始
・場所:日本武道館
■ PRO-WRESTLING NOAH OFFICIAL SITE
■ 【小橋建太vs鈴木みのる】GHCヘビー級選手権試合調印式
■ 日 時:1月6日(木)PM3:00〜
■ 場 所:プロレスリング・ノア事務所
■ 出席者:
小橋建太:GHCヘビー級王者
鈴木みのる:挑戦者
ジョー樋口:タイトル管理委員長
■ 日 時:1月6日(木)PM3:00〜
■ 場 所:プロレスリング・ノア事務所
■ 出席者:
小橋建太:GHCヘビー級王者
鈴木みのる:挑戦者
ジョー樋口:タイトル管理委員長
: いよいよ明後日(1/8)になりました。今の心境から聞かせてください。
■ 鈴木みのる:今の心境・・・そうっスね・・・まぁ、今日も目黒通りが混んでたんで。あの〜、皆さんをお待たせしちゃいましたけど。適当に頑張ります。はい。
: 目黒通りが混んだいたということは、渋滞で(の遅刻)ということで解釈はよろしいかと思いますが・・・。え〜、横浜大会、昨年の12月になりますけど、マイクアピールがありました。色んなフレーズがありましたけど、「欲しいのはお前の右腕だ」と。その辺のあたり、もう1度、その真意と言いますか、お気持ちを聞かせていただけますか?
■ 鈴木みのる:何? 試合する前に真意言うの? そんな馬鹿いないでしょう。
: 改めて、タイトルマッチに向けてという心境はどうでしょうか?
■ 鈴木みのる:タイトルマッチに向けて? ん〜、タイトルマッチは与えられた舞台であって、俺が狙ってんのは小橋の首一つ。それだけですから。これはまぁ、たまたまそういう場が与えられたというだけだと思ってますけど。
: プロレス界においては、小橋建太選手、鈴木みのる選手のお二人は、言わば同世代という風に我々も見ておりますけど、改めて、小橋建太選手に対しては、これまでを含めてどういった想いでご覧になってました?
■ 鈴木みのる:まぁ、今となっては・・・当日、明後日ですか。え〜、ブッ飛ばす相手としか感想はないですけど。はい。
: では、チャンピオンの小橋建太選手。いよいよ明後日になりました。13度目の防衛戦です。そのタイトルマッチに向けてのお気持ちを聞かせて下さい。
■ 小橋建太:まぁ、そうですね。先ず、今日ですね、もう・・・あまりにも遅れ過ぎて・・・言葉にならないですね。
: タイトルマッチを前にして、先ず、待たされてしまったという立場になってしまったようなんですけど?
■ 小橋建太:まぁ、自分だけじゃなくてね、周りの人に迷惑をかける。ホントに、あの〜“世界一性格が悪い”と言われてるだけはある。とは思いますけど。まぁ、余りにもちょっと無礼過ぎる。
: 試合に向けてのこれまでの感情プラス、今日何かアルファーが加わってしまったのかなという風に見てるんですが、そのあたりはどうなんでしょうか?
■ 小橋建太:それは当日、見てもらうしかないですね。
: 先ほどの鈴木選手に対する質問と同じ質問ですが、鈴木みのる選手は、プロレス界においては同世代、同年代にあたる選手だと思うんですが、これまでを含めて、鈴木みのるという選手に対しては、どういう想いを抱いてますか?
■ 小橋建太:まぁ、これまでどう思うかっていうよりも、とにかく、もう当日、その憎たらしい顔をブッ飛ばすだけですよ。
: 横浜では、「右腕を狙う」という発言もありましたが、それに関しては、小橋さんはどういった形で返していきますか?
■ 小橋建太:いや、その右腕でブッ飛ばします。
: 今、小橋選手のコメントがありましたが、改めて決戦を前にして、ファンの皆さんへのメッセージを含めて一言ずついただきたいと思います。
■ 鈴木みのる:え〜、まぁその、剛腕ですか? え〜、当たれば凄そうなんで、当たんないように頑張ります。それから、まぁ、これを紙面とかを通じて、この試合を楽しみにしている人には申し訳ないですけど、“絶対王者”と言われてふんぞり返っている小橋建太は、その日で終わることになると思いますので、涙を拭くハンカチぐらい用意して会場に来て下さい。
: 最後にチャンピオンの小橋建太選手。
■ 小橋建太:もう、とにかく1月8日。まぁ、涙をね、拭くハンカチを用意しとけと言ってましたけども。まぁ、鈴木みのるをね、これをブッ飛ばして、喜びの涙でハンカチを用意して欲しいと思いますね。
■ 鈴木みのる:当たればね。
■ 鈴木みのる:今の心境・・・そうっスね・・・まぁ、今日も目黒通りが混んでたんで。あの〜、皆さんをお待たせしちゃいましたけど。適当に頑張ります。はい。
: 目黒通りが混んだいたということは、渋滞で(の遅刻)ということで解釈はよろしいかと思いますが・・・。え〜、横浜大会、昨年の12月になりますけど、マイクアピールがありました。色んなフレーズがありましたけど、「欲しいのはお前の右腕だ」と。その辺のあたり、もう1度、その真意と言いますか、お気持ちを聞かせていただけますか?
■ 鈴木みのる:何? 試合する前に真意言うの? そんな馬鹿いないでしょう。
: 改めて、タイトルマッチに向けてという心境はどうでしょうか?
■ 鈴木みのる:タイトルマッチに向けて? ん〜、タイトルマッチは与えられた舞台であって、俺が狙ってんのは小橋の首一つ。それだけですから。これはまぁ、たまたまそういう場が与えられたというだけだと思ってますけど。
: プロレス界においては、小橋建太選手、鈴木みのる選手のお二人は、言わば同世代という風に我々も見ておりますけど、改めて、小橋建太選手に対しては、これまでを含めてどういった想いでご覧になってました?
■ 鈴木みのる:まぁ、今となっては・・・当日、明後日ですか。え〜、ブッ飛ばす相手としか感想はないですけど。はい。
: では、チャンピオンの小橋建太選手。いよいよ明後日になりました。13度目の防衛戦です。そのタイトルマッチに向けてのお気持ちを聞かせて下さい。
■ 小橋建太:まぁ、そうですね。先ず、今日ですね、もう・・・あまりにも遅れ過ぎて・・・言葉にならないですね。
: タイトルマッチを前にして、先ず、待たされてしまったという立場になってしまったようなんですけど?
■ 小橋建太:まぁ、自分だけじゃなくてね、周りの人に迷惑をかける。ホントに、あの〜“世界一性格が悪い”と言われてるだけはある。とは思いますけど。まぁ、余りにもちょっと無礼過ぎる。
: 試合に向けてのこれまでの感情プラス、今日何かアルファーが加わってしまったのかなという風に見てるんですが、そのあたりはどうなんでしょうか?
■ 小橋建太:それは当日、見てもらうしかないですね。
: 先ほどの鈴木選手に対する質問と同じ質問ですが、鈴木みのる選手は、プロレス界においては同世代、同年代にあたる選手だと思うんですが、これまでを含めて、鈴木みのるという選手に対しては、どういう想いを抱いてますか?
■ 小橋建太:まぁ、これまでどう思うかっていうよりも、とにかく、もう当日、その憎たらしい顔をブッ飛ばすだけですよ。
: 横浜では、「右腕を狙う」という発言もありましたが、それに関しては、小橋さんはどういった形で返していきますか?
■ 小橋建太:いや、その右腕でブッ飛ばします。
: 今、小橋選手のコメントがありましたが、改めて決戦を前にして、ファンの皆さんへのメッセージを含めて一言ずついただきたいと思います。
■ 鈴木みのる:え〜、まぁその、剛腕ですか? え〜、当たれば凄そうなんで、当たんないように頑張ります。それから、まぁ、これを紙面とかを通じて、この試合を楽しみにしている人には申し訳ないですけど、“絶対王者”と言われてふんぞり返っている小橋建太は、その日で終わることになると思いますので、涙を拭くハンカチぐらい用意して会場に来て下さい。
: 最後にチャンピオンの小橋建太選手。
■ 小橋建太:もう、とにかく1月8日。まぁ、涙をね、拭くハンカチを用意しとけと言ってましたけども。まぁ、鈴木みのるをね、これをブッ飛ばして、喜びの涙でハンカチを用意して欲しいと思いますね。
■ 鈴木みのる:当たればね。
: 横浜からここ(有明)まで、目黒通りを通ることはないと思いますが?
■ 鈴木みのる:ん? 通らねぇな、そう言われてみりゃ(苦笑)。
: 調印式をやるというのは頭にありました?
■ 鈴木みのる:知ってるよ。3時からでしょう。
: そうです。鈴木選手の時計が30分遅くなっている?
■ 鈴木みのる:今、時計何分?(※と言って、記者団の時計を覗き込む)
: 3:45ぐらいですが。
■ 鈴木みのる:あ、ピッタリ。合ってるよ。何で?(笑)。
: 『プロレス大賞』授賞式の時もそうでしたが、小橋選手は時間に厳しくて、今日も調印式の場で口をついて出るという形になりました。
■ 鈴木みのる:凄いな。30何年も生きてきて、一度も遅刻したこと無い男のセリフみたいだね、それじゃね。まぁ、別に良いじゃん。終ったんだから。というか、何度も言っているように、試合はもう始まってんだからさ。写真を一緒に撮る余裕も無いぐらい、追い詰められてんじゃないの?
: お二人が握手をしている写真をお願いしたら、小橋選手が「いいよ」と拒否したような感じが見えましたが。
■ 鈴木みのる:(この試合)もらったな、こりゃ。
: 『プロレス大賞』授賞式以来の顔合わせだと思いますけど。
■ 鈴木みのる:あの時も顔なんか合わせてねぇんじゃねぇの?
: 同じ会場にいたと思いますが。
■ 鈴木みのる:わかんねぇよ、そんな。何百人もいたんだもん。
: 何か小橋選手から感じましたか?
■ 鈴木みのる:うん? (小橋選手が)ドキドキしてんのがわかったよ。
: 小橋選手が?
■ 鈴木みのる:ドキドキ、イライラしてんのが良〜く分かるね。まぁ、あとは右腕をもらうだけだからさ。
: 高山善廣選手が去年4月に小橋選手に負けていますが、高山選手から何か小橋対策は何か聞いていますか?
■ 鈴木みのる:いや。当日、何か放送席にいるらしいよ。
: では、高山選手の前で小橋選手の右腕を捕ると。
■ 鈴木みのる:それもあんま関係ねぇな。高山も、あ〜、ここにいる皆さんも、俺にとっては、会場で俺のすることの目撃者の一人でしかない訳だから。で、高山が負けてるって言ってるけど、それは高山と小橋の話でしょう。それは、高山と小橋がやった結果であって。まぁ、ある程度の、何て言うんだろ、目安にはなるけどね。俺と高山は違うし。スタイルから何から違うからね。まぁ、高山に逆に『楽しんで見ててくれ』っていう感じかな」
: GHCのタイトルマッチは、四天王プロレスの受けて受けてというものの延長でという・・・
■ 鈴木みのる:じゃぁ、俺の技、全部受けてくれよ。1個ずつ関節、破壊していってやるから(笑)。そんなのマスコミの皆さんが作ったもんでしょう。マスコミの皆さんが作った建て前でしょう。別に受けて受けてって、受けたくて受けてる訳じゃないんじゃないの?みんなよく言うけどさ。『受けて受けて。全てを受けて、その上で返す』なんて言ってるけどさ。俺、見たことあるよ。こうやって(両腕で顔をブロックする仕草をして)避けてんのとかさ。投げられそうになって、こうやって踏ん張ったりとかさ。見たことあるぜ。嘘じゃん。それが、あくまで人よりちょっと体が強いとか、そういうところの表現の仕方の違いなだけであって。じゃないのかな? 俺には俺のやり方があるし。正面からぶつかることだけが、ん〜、闘いなのかっていう気もするしね。
: 試合当日は時間通りに来れそうですか?
■ 鈴木みのる:・・・一応。行くよ。ちなみに、試合に遅れたことはないからさ。試合にはないよ。まぁ、どこまでホントか、俺、自分で喋っててよくわかってねぇけどな(苦笑)。だから、何度も言ってるじゃない。『俺の持ってるもの全てを使って、小橋建太と闘う』って。全てと言ったら全て。タイトルマッチだからどうこうっていうのは、ホントにさっきも言った通りに与えられた舞台であって。あのベルトが欲しくて、『ノア』にこうやって来たんじゃない。今日だって、あのベルトが欲しくて、この会見に来た訳じゃない。俺が狙ってんのは、強いと言われてる、“絶対王者”ってみんなから言われてる、その小橋建太と闘いたい。そして、アイツをやっける。それが今の俺の目的だから。言ってみりゃ、(GHCのタイトルは)オマケであって。わかんないよ。当日、俺に獲られんのが嫌で、チョコレートの上にこう紙貼ってあるだけのヤツかも知れねぇじゃん。ぺロぺロと(剥いたら)、『オオッ! チョコだよ』って。どっちがオマケなんだっていうね。
: 秋山選手が言ってましたが、一説にはあのベルトに小橋選手は自分の名前を書いて、もう自分のものだと。それほど執着が強いかも知れないそうです。
■ 鈴木みのる:ホント? 獲りあげたら最高に楽しいじゃない(笑)。
: お風呂入るにも、ご飯食べるにも、ずっとベルトと一緒だという話もありますが?
■ 鈴木みのる:じゃ、『GHC』じゃねぇじゃん。何? グローバル、何?
: グローバル・オーナード・クラウン。
■ 鈴木みのる:どんな意味?
: 世界規模の崇高なる王者ということらしいです。
■ 鈴木みのる:王者、王者。ん? 崇高なる、『C』。『K』にすりゃいいじゃん。『GHK』に。そしたら、崇高なる小橋建太になるでしょう。で、自分のものにすれば良いじゃない。で良いんじゃないの? 別にそれでも良いし。名前がどうこうって、歴史がどうこうっていうのは、ん〜、それはそれを持っている団体が大事にすれば良いことであって。俺にとっちゃ、そんなに大事なことじゃない。それを管理する人達が大事にしてけばいい歴史であって。まぁ、俺は・・・ん・・・まぁ、闘える。凄く新鮮な気持ちで闘えるというのが非常にありがたいと言うか、嬉しいと言うか。こういう話してると、みんなすぐ『新技があるんですか?』とかさ、『開発したのか?』とか。『合宿をして来たんですか?』だとかさ。よくそんなのあるけど。ねぇ(笑)。特訓、『東スポ』が得意なね(笑)。カニに乳首を挟ませる特訓とかあるんだろ?あれは特訓じゃねぇの?
: あれはアクシデントです(苦笑)。
■ 鈴木みのる:あ、そうなの(笑)。何か色々見たことあるぞ、『東スポ』で。汗かきながら、サウナの中でダンベルとかさ。ある訳ねぇよ、そんなの。何を目的としてるんだって。多分、特訓をしたことねぇから、そういう風にしか絵を作れねぇんじゃねぇのか?本気で山に入ってみろっつうんだよ。何が起こるかわかるから。入ったこと無いヤツに限って、そういうことやるからさ。何か、そういうのもムカつくんだよね。本当はプロレスを馬鹿にしてんの、俺じゃなくてあっちだったりして。まぁ、どの新聞も“世界一性格の悪い”鈴木みのるって、みんな書き始めたじゃねぇかよ(笑)。まぁ、ありがたいんだけど。何の勲章を持ってなくても、もうそれ自体が勲章になっちゃってるからね。俺の中では“世界一素直な性格”って思ってんだけどな。まぁ、良いとは言ってねぇけど。みんな、心の中に悪魔とか持ってるくせにさ。吐き出さねぇでいるじゃん。こそこそこそこそ陰口を俺は言わないだけじゃん。本人に直接言うだけの話で。本人の耳に届くように、『俺が言いました』と責任持って言ってるだけだからさ。別に俺は自分のこと、性格悪いだなんて言ってないけどね。あとは、ちょっと寒いんで、「風邪などひかぬように頑張りたまえ」というのが、小橋建太への警告かな。あと、「あのベルトと一緒に右腕も磨いておけ」って。ラリアットを使う最後の日になるから。星飛雄馬みたいにさ、最後にお父さんに担がれて帰っていく。ここのお父さん・・・ジョー樋口さんかな? まぁでも、ファンの中でも、100%小橋建太を応援しに客が集まってるとは思ってないんで。それは、『ノア』の中にも俺はいると思ってるし。『ノア』の中で、『ノア』というこの会社というか、この団体の中で、小橋建太のチャンピオン像が面白くねぇと思ってる奴もいるだろうしね。まぁ、別に応援して欲しいとは思わないけど。そういう人にはね、頑張って、まぁ、多少なりとも面白くはしようかな〜なんて思っちゃったりして。
: そういう人達と連携して、これからも継続して反小橋をやっていきます?
■ 鈴木みのる:何も考えてないけど、そんなの。全ては、小橋建太。ん〜、小橋と闘ってからだな。まぁ、新年早々、面白いことが起きて良いんじゃないの。ねぇ?
■ 取材協力:格闘魂