パンクラス
 
鈴木みのるプロレス大賞MVP受賞記者会見
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受賞を受けて、一言お願い致します。
鈴木みのる:嬉しくて嬉しくて、涙が止まりません・・・そんなわけねぇじゃん!

率直に、受賞を聞いていかがですか?
鈴木みのる:当然。それは、別に今年に限ったことじゃ無いし、去年も一昨年もずっと俺が一番おもしろいと思ってるし、でも、正直に言って、この賞を選ぶ人達が評価をしてくれたのは素直に嬉しいと思う気持ちと、今頃気づいたのかよ(と思う気持ち)と半々かな。

個人的に印象に残っている試合は?
鈴木みのる:それぞれ。ただ、一番嬉しかったのはあるよ。ビッグマウスで藤原さんと試合をして勝てたこと。個人的には凄く嬉しかった。「お前なんかには腕が折れてもギブアップしない!」って、ずっと言われて人から、俺の腕にちょんちょんってギブアップした時は無性に嬉しかった。まぁ、この賞が欲しくて一年間頑張ってきたわけじゃないし、目指してもいないし、目標にもしてない。こんなこと言っちゃっていいのかな?くれるから、貰う。それだけだよ。
俺がリングに上がって一番目指しているのは、敵に勝つこと。それが一番。それと同時に存在しているのが、来たお客が満足して帰ること。この二つだからね。その上にも下にも俺の中では賞というものは無い。その日の試合の目標の中でね。この試合でベストバウト賞を狙うとか、このタッグでベストタッグ賞を狙うとか無いんで。どっちにしろ、相手に勝たなきゃ全ては無いし、来たお客が「あ〜、面白かった」って帰んなきゃ、俺はそれでお金を貰う商売が出来ないしね。それを毎日、色んな場所でやっているだけ。

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丸藤選手との決戦投票になりましたが、そのことについては?
鈴木みのる:知らん。俺が決めたわけじゃないし。丸藤といえば、昨日(12/10)の試合は丸藤に勝って欲しかったね。丸藤が勝って、時代の流れが変わればいいなって思ったけどね。誰が誰に投票しようが、誰が誰の事を選ぼうが、俺は俺で自分がベストだと思ってるし、リングに上がったら、来たお客が「鈴木が一番面白かった」と思われる事が一番であって、別に選ばれることは、極論すれば、どうでもいいことなんで。

一部の選考員からは『品格』を問われるという意見もでましたが・・・
鈴木みのる:ザマーミロ!ハハハッ!

それは、本望ですか?
鈴木みのる:それは、その人達が考えるラインだから。だからといって、賞を取るために自分の事を変えて、相手に勝てなかったり、来たお客が「鈴木の試合面白いな」って思えなきゃ意味の無いことだから。俺の考える、俺の試合は俺の勝手だから。それで面白くなきゃあ、俺はどこにも呼ばれないだけなんで。

今年、1年間を振り返ると・・・
鈴木みのる:まだ、終わりじゃ無いんだよね。何試合もあるんだよ。休む暇無いんだよね。年末ギリギリまで試合があって、正月は2日からあるんで。

どうゆう一年でしたか?
鈴木みのる:プロレスやって面白かったよ。あと、去年は絶対的な数が少なかった地方に行く回数が全日本に帯同しながら回ることが出来たのが、自分の中で良かったなって。初めて俺の事を見るお客とか、初めてプロレスを見るお客の前でプロレスをやって面白かったって言って会場を去っていくのを見れたのは良かったなって思う。

2004年の授賞式は遅刻されてしまいましたが・・・
鈴木みのる:俺の都合じゃないもん。目黒通りの都合だもん。今年も目黒通りを使ったら分かんないよ。本当に、事故だったんだよ!俺、写真撮ったもん!誰も信じないけどな。

今回は時間厳守で行くと。
鈴木みのる:仕方ないじゃん事故だったんだから!でも、今年は皆様の期待に応えて遅刻していきたいと思います(笑)