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  • update:3.26
  • パンクラス
  • パンクラス15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録発売

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このたび株式会社エンターブレインより書籍『パンクラス15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録』が発売されます。
 第二次UWFの崩壊、その後の船木誠勝と鈴木みのるらの藤原組離脱……。プロレス界におけるこの流れから、著者である尾崎允実は「パンクラス」の旗揚げに団体の社長として関わることになりました。“秒殺"という言葉が生まれた1993年9月21日(東京ベイNKホール)での衝撃の旗揚げ興行は、まさに「完全なるリアルファイト」のプロレス団体が誕生した瞬間でした。
本書籍はパンクラスの社長を引き受けるに至った経緯から、これまで知られることのなかった15年間の舞台裏における数々のエピソードなどを尾崎自身が回顧。
 総合格闘技団体のパイオニアとしての暗中模索の日々、事件や事故、大きなケガ、そして選手の離脱、背信行為、契約に関わる法廷闘争など。さらにはヒクソン戦で敗れて引退した船木、プロレス復帰をはたした鈴木、両選手を間近に見てきた著者であるからこその対比なども盛り込まれています。社長として「長すぎた……」と実感する15年の日々とはどのようなものだったのか……。
 パンクラス、そして総合格闘技の歴史を知る上で欠かせない一冊となっております。

現在PANCRASE storeにて販売中!

  • タイトル:パンクラス15年の真実 総合格闘技の舞台裏回顧録
  • 価格:1,680円(税込)
  • 体裁:判型=B6変型 総頁=260頁
  • 発行:株式会社エンターブレイン
PANCRASE store パソコン・携帯共通
本書のおもな内容
プロレスとの関わり、そしてUWF崩壊
古舘アナとの運命的な出会い、UWFとのビックビジネス、第二次UWFの3派分裂、そして……。
パンクラス旗揚げまでの日々
船木、鈴木、冨宅の情熱に負け、社長を受託。そしてパンクラス設立へ。
“秒殺"の格闘技誕生!衝撃の旗揚げ大会
前代未門の旗揚げ大会全5試合13分05秒。秒殺KOやチョークでの失神、全試合完全リアルファイト。
ハイブリッドレスリングの真髄
プロレス? 総合格闘技?「二兎を追わなければパンクラスではない」
パンクラスは「UWF」継承団体ではない
破壊と創造。パンクラスはUWFを破壊して、プロレス界に総合格闘技を創造した!
UFCの出現と外国人選手の発掘
初期UFCとの交流。外国人選手招聘の苦悩。契約、移籍など整備されていなかった格闘技界の秩序。
誤解から生じた他団体とのトラブル
「田村潔司引き抜き疑惑」「リングス代表・前田日明氏を相手どった訴訟問題」の真実。
幻に終わった修斗との対抗戦
修斗との交流戦が行なわれていたならば、統一コミッションが誕生していたかもしれない。
『コロシアム2000』で受けた一戦の重み
エースが死ねば団体もろとも、船木敗北による膨大なダメージから赤字会社への転落。
団体の“新たなベクトル“全方位外交
PRIDEをはじめとする新興勢力の勃興による生き残りをかけた積極的交流。
船木の退団と鈴木のプロレス復帰
静の船木、動の鈴木。パンクラスを創った二人に訪れた大きな転換期。
“人生の修行“をした社長業の15年
プロモーター業も社長業も常に孤独。どんなときにも結論を迫られた15年間。
今後のパンクラスが進むべき道とは…
パンクラスはジム扱いになってもいい! 乱立するMMA大会の統括組織を設立すべきである!
選手たちへのメッセージと我が心のベストバウト
冨宅飛駈、高橋義生、柳澤龍志、稲垣克臣、國奥麒樹真、山田学、伊藤崇文、KEI山宮、長谷川悟史、近藤有己、菊田早苗、須藤元気、郷野聡寛、三崎和雄、美濃輪育久、謙吾、渡辺大介、北岡悟、大石幸史、佐藤光留、アライケンジ、金井一朗、前田吉朗、川村亮、鳥生将大、玉海力剛、WINDY智美、坂口征夫、志田幹、各選手へのメッセージと15年間のベストバウト。