• PANCRASE -世界標準-

PANCRASE

総合格闘技パンクラス、新型コロナ飛沫・空気感染リスクの大幅低減実現化へ

総合格闘技パンクラスが選手、来場者の新型コロナウィルス飛沫・感染リスクの低減を図るため
株式会社エコ革 京都テクノロジー事業部(本社:東京都豊島区、研究所:京都府、以下当社)と

連携し、同社が開発した殺菌機能と放熱性を有したフェイスシールドシステムをパンクラス参戦する

選手、来場者、関係者着用に実用化を目指す為に技術協力を行う。実用化されれば、大会来場者に

無料で貸出し、新型コロナウィルスの飛沫・空気感染リスクを大幅に低減する事が可能となる。
また本システムの量産に向けたパートナー企業を募集しています。

本システムの開発背景

新型コロナウイルスが真夏にも猛威を振るっていますが、ウイルス感染予防のためにフェイスシールドを装着した時、顔の表面温度が上昇し汗を拭く回数が多くなり、手が顔に触れることで感染リスクが高まります。
フェイスシールドを装着することによる感染リスクの一層の低減には、ウイルスを体内に取り込まないよう、ウイルスをできる限り除去するなど呼吸気の安全性を十分に考慮する必要があると考えてきました。当社ではそのような状況の下、より安全性に優れた飛沫感染防止策を目指しています。

殺菌機能と放熱性を有したフェイスシールドシステムとは 特許出願中

本システムは、頭部、首、腕、腰などのフェイスシールド付近に装着した、超小型深紫外線殺菌装置から排出される毎分10L程度の殺菌済み空気をフェイスシールド内に供給し、フェイスシールド内をやや陽圧とすることで外部からの空気の侵入を防ぎ、深紫外線で殺菌済みの空気で満たし呼吸する構成としています。
さらに、フェイスシールド内に殺菌済み空気を供給することで気流が発生し、顔の表面の温度を下げる効果が期待できることから、真夏に屋外でフェイスシールドを装着する場合でも快適に、また熱中症になるリスクも減らすことが可能となります。

殺菌機能と放熱性を有したフェイスシールドシステム

フェイスシールド内に供給される殺菌済みの空気の流れにより、フェイスシールド内の圧力が高くなることで周辺の空気が侵入しにくくなります。
動画 フェイスシールド内の空気の流れと圧力分布

超小型殺菌装置の概要

深紫外線LEDまたは殺菌灯を光源とし、深紫外線を​殺菌室の表面で多重反射させて殺菌室内部の加算光量を上げるとともに、殺菌室内部に渦を発生させ空気の滞留​を長くすることで​殺菌室に吸入された空気に照射される積算受光量を増やすことで、大幅な小型化を可能としています。

2層フェイスシールドの構成

フェイスシールドを2層構造とし、表面側下方の長さを短くするとともに、シールド間およびフェイスシールド内にそれぞれ気流を発生させています。2層のシールド間はファンにより飛沫が吸引され、フェイスシールド内は殺菌済み空気が供給される構成とすることで、感染リスクをより低減させます。

2層フェイスシールドの構成および空気の流れ

パンクラス代表 酒井正和のコメント

「コロナの猛威に対してパンクラスは、飛沫・空気感染リスクをを最大限削減できるよう研究開発集団のエコ革京都テクノロジーと連携し、特許出願中の「殺菌機能と放熱性を有したフェイスシールドシステム」量産化実現に協力していきます。またこのシステムはコロナ最前線で懸命に対策を行なっている医療分野等で活躍していくと思います。」

株式会社エコ革 京都テクノロジー事業部について

Webサイト:https://www.ecokaku-tech.com
京都テクノロジー事業部は、産業用太陽光発電事業のプロフェッショナルとして数多くの再生可能エネルギー事業に携わる株式会社エコ革の一事業部として、2019年に京都を拠点に設立しました。
当社が保有する熱流体解析技術、機構設計技術を核として、クリーンエネルギーへの加速、ドローンの安全飛行の確保など、世界の環境変化や社会課題に対し、新たなる価値を創造することに努めている研究開発集団です。

本システムに関する質問は

社名:株式会社エコ革|京都テクノロジー事業部

電話:090-2283-7981 / 担当:中田・平田

メール: info@ecokaku-tech.com
Webサイト: https://www.ecokaku-tech.com