『パンクラスMEGATON-TOKIN』発足、三浦広光選手入団会見
■ 日 時:7月15日(木)17:00〜
■ 場 所:P'sLAB東京
■ 出席者:
坂本靖(パンクラス 常務取締役)
市野川昌也(パンクラスMEGATON 宣伝部長)
三浦広光(パンクラスMEGATON-TOKIN)

坂本常務:新しくパンクラスMEGATONから派生致しました、100kg未満のチームが『パンクラスMEGATON-TOKIN』です。将棋の「歩」がひっくり返って『と金』になるという。パンクラスMEGATONから大金星を挙げてもらうべく立ち上げた100kg未満のチーム、その第1号選手が三浦広光選手です。三浦選手は今年6月に行われた『第30回 全日本サンボ選手権』90kg未満級で優勝しており、柔道も16年というキャリアを持っておりまして、組み技では100kg以上のMEGATONのメンバーとやっても何の遜色も無くやっておりますので、非常に期待しております。

市野川宣伝部長:MEGATONの宣伝部長をさせていただいている市野川と申します。パンクラスMEGATONは100kg以上が絶対条件ですが、練習で結構みんな集まるようになってきたんですけど、おかげさまでどうも人気があるらしくて、100kg未満の選手も結構混ざって練習するようになってきました。そういう選手が何人もいて、何回か中量級のチームを作ることも考えたのですが、MEGATONの方が忙しくてなかなかそういう機会が無かったんですけど、どうしてもこの三浦選手はデビューさせたいなというのがありまして、MEGATONはどちらかというと大味でパワーで持っていく選手が多い中で、チーム名にもあるように、歩が成って、小さい者が大きい者を倒せるというような感じで、技術の詰まったチームにしていきたいと思って厳選致しました。

三浦広光:まずは、今回デビューさせていただけることに本当に感謝します。ありがとうございます。急に決まったのでちょっとビックリしたんですけど、自分としても楽しみなので頑張ろうと思っています。





三浦選手の柔道での実績を教えて下さい。
三浦広光:学生の頃、-81kg級で全国大会ベスト8です。
坂本常務:高校まで九州の福岡にいたそうです。大東文化大学の柔道部出身で、今年の3月に卒業しています。

卒業してからはどのような生活を送っていました?
三浦広光:ここでずっと練習させてもらってました。

卒業前に「MEGATONに入らないか?」という話があったのでしょうか?
三浦広光:はい。
坂本常務:一緒に練習している中で非常に良い技術を持っているので、選手としてのプロデビューを考えていたのですが、なにしろMEGATONが100kg以上ということで立ち上げてましたから、それを変更するということはチームのコンセプト上出来なくて。そこで100kg未満級のチームを作ろうという話はあったんですが、一番良いタイミングを待っていたところ、今回、石川英司選手(パンクラスGRABAKA)が残念ながらケガをしてしまって、【パンクラスvsチーム・グレイシー 3vs3】ということで昼の部はパンクラスとしても考えてましたので、ism、GRABAKA、稲垣組、そういった中から選手を出場させたいなと思っていました。そこでMEGATONの中にそういえばいるじゃないか、ということで、『TOKIN』というチーム、この名前が決定したのも3日前で、案はいろいろあったのですが、その中で最終的に『TOKIN』という名前に決まりました。

他に『TOKIN』の選手は何人ぐらいいるのでしょうか?
市野川宣伝部長:一応発表できるメンバーはまだ1人なんですが、3〜4人予定しています。その後も内容を見て良い選手がいればどんどん補充していきたいと思います。
坂本常務:結構売り込みがあったりだとか、宣伝部長を通じていろいろ・・・。今、現役で闘っている選手とかもいますし、アマチュアながらいろいろ成績を残している選手もいるんですが、『TOKIN』としてはMEGATON以上にふるいをかけて、精鋭チームを目指してやっていきたいので、じっくり練習、話をする中で決めていきたいなと思っています。

三浦選手は総合の練習をどの程度やってきたのでしょうか?
三浦広光:総合の練習は、2ヶ月ぐらい前からですね。それ以前はたまにやってたぐらいで。

『コンバットレスリング』にも出場経験があるようですが、その時の成績は?
三浦広光:1度優勝して、次に出た時は負けました。

デビュー戦でいきなり外国人選手(ジョー・ダース選手)と対戦することになりますが?
三浦広光:本当に楽しみです。

いきなり強い相手で「勘弁してくれ」という気持ちはなかったですか?
三浦広光:それは大丈夫でした。
坂本常務:去年の【ジョー・ダースvs三崎和雄】戦のビデオを見てもらって、どうかと聞いたのですが、「問題ない」ということで。組み技を本人は得意にしていますし、ダース選手もヘンゾ・グレイシー柔術アカデミーの選手ですから、手の合う試合になるんじゃないかと思います。その中でどうやって打撃を出していくかがポイントになると思います。

大東文化大学と言えば謙吾選手の後輩にあたりますが、話しをしたことは?
三浦広光:入れ替わりなので全然知らないです(笑)。
坂本常務:謙吾選手の何か逸話は残ってないですか?
三浦広光:すごい筋トレやってたとは聞きました(笑)。

三浦広光選手database