■ 第8試合 (5分2R) ライトヘビー級トーナメント準決勝 ×渋谷修身(延長R 5分00秒、判定)藤井克久○ 1回戦の両者の動きを見ていたままの試合結果だった様な気がします。序盤ハイキックで主導権を握っていった渋谷選手なんですが、どうもいつもよりスピ−ドが無く、タックルの入る距離が遠かった点、そして藤井選手の腰が重かった事でがぶられて、藤井選手が有利に展開する流れでの2Rフルタイムでした。両者相手に決定力を許さなかったという点でのドロ−でした。 後半の延長戦は終始前に出て勝ちに行った藤井選手の圧勝だったと言っていいと思います。ただ私が流石だなと思ったのは試合後治療をしていた時に渋谷選手の口から新しい事を学びたい、というところに今回はヘビ−のベルトは獲れなかったけれども行く行くは自分のスキルアップをしてタイトルを狙って行くんだと今迄の経験を一つの結果へ何としても結ぶんだと言う所でいよいよ無口な渋谷から有言実行の渋谷に変りつつあるという所に来年の春、彼は何かしでかすような気が、この日9月30日に予感しました。ファンの皆さん半年待ってあげて下さい。 藤井選手は決勝、高橋選手になりますが、どちらが自分らしさを見せるか、だと思います。藤井選手はフリ−でそういう事は関係無く、さっさとタイトルを保持してヘビ−級に名をしらしめて欲しいなと思います。 >>>　N E X T