第3試合 ウェルター級戦(5分2R)
×北岡悟(2R 5分00秒、判定)大石幸史○

今回7試合組まれた中で一番動きの無い若手の試合でした。判定の試合でも見所があるのですが、これは3年前のパンクラスを彷彿させる様な内容でした。一生懸命やってくれてるとは思いますが、厳しい言い方をすると、どちらも半ば強引でも良いから、自分の決定力というものをアピールしないといけません。勝ちにいくのではなく、負けない試合をしてました。勝ちに行く試合をしていないところが動きが無い要因です。特に北岡選手は頭の中で、この時代に及んで打撃は打撃、組み技は組み技と、勝手に句読点を置く様な闘い方をしているから、そこを改める事が北岡らしさに繋がります。大石選手は体調があまり良くなかったところがあったんですが、そういう中で積極的に仕掛けて行くという所では、大石選手のやろうとしている所があったとは思うんですが北岡選手は守りが強いですから、その中で上手く封じられて来た、というところでの判定でした。大石選手は体調を調えつつ自分らしさをもう少し出してこれると良いのではないかと思います。更なる発展を願った第3試合でした。

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