2002.09.12 P's LAB東京 ウェルター級タイトルマッチ調印式 ： 両選手に質問です。タイトルマッチが決まった現在の心境を教えて下さい。 ■ 長岡弘樹：この間自分が出場した(初代ウェルター級王者決定)トーナメントで、優勝したチャンピオンと闘わせてもらえるということで、まぁ、2階級制覇をしているチャンピオンなので、今度、自分がどれだけの試合ができるのか？と今から楽しみにしています。調整具合は、もう順調にいってますので、あとは心の部分、メンタルの面をしっかり試合当日にもっていければ良い試合ができると思っています。 ■ 國奥麒樹真：ミドル級のタイトルマッチより先に、ウェルター級の初防衛戦が決まったということで驚いてたんですけど・・・。自分としてはミドル級のタイトルマッチの方が先じゃないかと思ってたので。試合前の心境としてはいつもと変わらないです。 ： 長岡選手にとっては初の大舞台での試合になると思いますが、そういうことに関してはいかがですか？ ■ 長岡弘樹：(タイトルマッチの)話をもらった時はうれしかったんですけど、正直驚いて・・・。時期も、この前のトーナメントが終わってからそんなに経ってないので全然頭になかったです。まぁ、大舞台っていうことで、メインとかそういう意味で少しプレッシャーがないこともないんですけど、自分は挑戦者なので、もう思いっきりやるだけです。特に大きなプレッシャーはないです。國奥選手と、強いチャンピオンと闘えるということが自分にとってはうれしいので、自分がそういう選手を相手にどういう試合ができるのか？という自分への期待っていうか、そっちの方が大きいですから。大舞台だからプレッシャーが大きいとか、そういうことはないです。 ： 大きな会場でのメインイベントということで、國奥選手はいかがですか？ ■ 國奥麒樹真：メインイベントとか、大きな会場でとか、そういうことは初めてじゃないので、その辺に関しては自分は何も感じてないです。自分が全部を背負って試合をするということでもないと思うので。1つ1つの試合をみんなで頑張って、トータルで良い興行になれば良いと思ってます。 ： 長岡選手に質問ですが、國奥選手にはどういう印象をお持ちですか？ ■ 長岡弘樹：そうですね・・・、普段チャンピオンは口数が少なくて・・・、でも内に秘めたる闘志はすごい大きな選手だと思うので、まず気持ちで負けないこと、勝ちたいという気持ちを高めて、とにかく自分から挑戦者らしく攻めたいと思います。 ： 國奥選手に質問ですが、対戦相手の長岡選手はキャリアもまだ浅いと思いますので、勝ち方も問われてくると思いますが？ ■ 國奥麒樹真：自分の中では、負けられないし、勝ちたいし、勝たなきゃダメだし、というようなことが要求されてくると思います。自分で勝手に頭の中でそういうふうに考えて毎日を過ごしてますけど。勝ち方とかその辺のことはまだ分からないです。試合が始まってみないと。 ： 國奥選手に質問です。先ほど、ミドル級のタイトルマッチの方が先じゃないかと考えていたとおっしゃってましたが、今回ウェルター級のタイトルマッチということで、調整具合はいかがですか？　また、7月にベルトを獲ってそんなに時間が空くこともなくタイトルマッチを迎えることになりますが、試合に向けてのモチベーションというところではいかがですか？ ■ 國奥麒樹真：前の試合から2ヶ月ぐらいは空いてますので、2ヶ月経って、次に闘えるだけの精神力とスタミナはばっちり自分の中にあると思いますので、その辺は全然大丈夫だと思います。