まず、格闘技を始められたきっかけを教えて下さい。
港太郎:U.W.Fに影響を受けて、シューティングに入ったのがきっかけですね。そこで、打撃を中心に教えてもらって、打撃が好きになりました。高校を卒業してタイに半年ほどムエタイの修行に行きましたね。

タイで、試合はされたんですか?
港太郎:帰ってくる直前にイスラエル人とやりましたね、なぜか(笑)しかも、相手がデカイ奴でボコボコにされました(笑)その後日本に帰ってきてから、キックをずっとやってましたね。

そのキックを引退されて、総合への転身ですが。
港太郎:友達が総合の練習をやってて、ヒマだったんで遊びに行ったんですよ。その時は、試合に出るつもりとかはなかったんですけど。しばらくして、まだ総合に対応できてないまま、平さんとリングスでやることになって、その時は打撃でなんとかなると思ってたんですけど。

その後、パンクラス初参戦となった今年3月の伊藤選手との試合が総合2戦目になるわけですが。
港太郎:あれが始めての総合の試合みたいなもんですね。どんな感じかまだわかってなかったですから。試合後に、やっと総合の試合をしたなぁと感じました。打撃でもっと攻めたかったんですが、なかなか思い通りにはいかないですね。

やっぱり総合の打撃は今までとは違いますか?
港太郎:打ち方は一緒だと思いますけど、構えや間合い・タイミングが違ってきますね。元々自分はアップライトに構えてたというのもありますけど。

伊藤戦では、何度か足関節を凌いでましたが。
港太郎:ヤバイ場面もありましたけど、グランドでも相手の顔や手を蹴れるんで助かったというのもありましたね。

逆に関節を狙ってやろうというのは?
港太郎:やってる時に結構足いこうかなと思ったんですけど、怖くていけなかったですね(笑)

今年5月はプレミアムチャレンジで禅道会の熊谷選手と対戦されましたが。
港太郎:まだ、間合いとかもつかめてなかったですし、やっぱり寝すぎたのが反省点ですね。

10月後楽園大会で対戦する北岡悟選手の印象は?
港太郎:7月に門馬選手がヒザ蹴りで倒した試合は生で観ました。ああなればいいなぁと思ってますけど。北岡選手に関しては、寝技はもちろんパンチもうまいという印象があります。

ウェルター級は現在國奥選手がチャンピオンですが、ベルトへの興味は?
港太郎:いやいやいや、まずは一つ勝つことが先なんで。今は北岡戦のことしか考えてないですね。

今後の、格闘家としての目標をお聞かせください。
港太郎:一切ないです(笑)とりあえずは一勝することですね。その先とかは考えてないですね。一勝すれば引退してもいいです(笑)

最後に試合に向けての意気込み、ファンの方へのメッセージをお願いします。
港太郎:前回、打撃の選手らしい試合が出来なかったので、今回は打撃の選手らしい試合をします。

狙うはKO勝ちですか?
港太郎:それしかないですからね!!

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