鈴木みのる:今、自分の家には目立つところすべてにライガーのポスターがあります。どんな時も気を抜かないように、そのことしか頭にないんで。

そういうような気持ちで試合に臨まれるのは久々ですか?
鈴木みのる:久々だと思いますね。(どのくらい久々かは)覚えてないですね。思い出す時間は無駄ですね。自分たちがやってきた過去としてはあるんですけど、考えてること自体が、気がそがれちゃうみたいな。

ライガー選手の存在感というは感じましたか?
鈴木みのる:見てないんで分かんないですね。このへんにいたというのはわかりますけど。(顔をあわせるのは)試合でいいんじゃないですかね。必要以上に気持ちが高ぶりすぎちゃうのも、過去の経験上、記者会見でバァーッと盛り上がって、試合当日とか試合中に途切れちゃうこととかあるんで、すべてのピークを試合の時間にあわせたいなというのがあるんで、自分で抑えよう抑えようという気持ちでいっぱいでしたけどね。

ライガー選手がマスクをつけることに関しては何かありますか?
鈴木みのる:マスクつけてライガーですから。コミッショナーのほうから報告を受けたのは、審判部とかと協議した結果、試合に有利なものではないということで。サポーターをしてる選手もいますからね。

久々のメインですがいかがですか?
鈴木みのる:いろんな意味で違いますね。初めてメインに出た時とも違いますし、パンクラスになって初めてメインに立った時とも違いますし、逆に欠場・出場を繰り返してた時のメインイベントとも違いますし。感覚でいうと、「任せろ」って感じですね。誰に言ってるのか分かんないですけど。

ライガー選手は「前へ前へ」という試合をすると言ってたんですが、鈴木選手の作戦は?
鈴木みのる:じゃあ、「後ろへ後ろへ」ですかね(笑)。いや、別に「前へ前へ」って当たり前のことなんで、それでどうこうというのはないですね。一番の理想は、あの人の口から「参った」と言わせたいですね。極端に言うと「参りました」と言わせたいですね。