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: 11/30(土)横浜文化体育館大会で、約1年半ぶりの佐々木有生選手(パンクラスGRABAKA)との対戦が決まりましたが、その試合を目前に控えた現在の心境はいかがですか? ■ 美濃輪育久:あとは心の問題です。心の修行です。今までは体の修行だったんで。体力とか力とか。 : これから試合までの間に心の修行、鍛錬を試合に向けてやっていくということですね。 ■ 美濃輪育久:そうですね。心と人。僕の中に3つあって、力と人と心。この3つが揃った時にはもう完璧だと思うんです。その3つの、今までは力の部分と人の部分。 : その2つはもう揃ったと。 ■ 美濃輪育久:人の部分がもうちょっとですね。それと心。 : 試合当日までにそのもうちょっとの人の部分と、心の部分を満たせばもう完璧と。 ■ 美濃輪育久:完璧ですね。でも心はやっぱりギリギリまで(修行を)やるんですね。決まらないっていうか。決めるのは最後というか。 : では、最近の佐々木選手の発言をいろいろなメディアでご覧になっていらっしゃると思いますが、それに関してはどのような感想、印象をお持ちですか? ■ 美濃輪育久:そうですね・・・、上から見下ろすよりも、下から見上げて這い上がった方が楽しいですね。 : それは上から見下ろしてるのが佐々木選手であり、その佐々木選手を下から見上げてそこに這い上がって行こうとしているのが美濃輪選手ととらえていいんですよね。 ■ 美濃輪育久:そうですね。僕はいつもそんなもんですよ。毎回。僕はいつも這い上がりです。 : 今回の佐々木選手との試合が美濃輪選手としてはおそらく今年最後の試合になると思いますが、今年を振り返っていただくと今年一年はどうでした? ■ 美濃輪育久:え〜、とりあえず今度の試合で今年完結みたいな。僕の今年の話が。だからキッチリ勝って、その今年一年の流れを締め括りたい。で、最終的にはそのビデオを3月、5月、9月と連続で見てっていう感じで。 : ハッピーエンドで終わるわけですね? ■ 美濃輪育久:そうですね。そういう流れにしたいです。 : 美濃輪選手にとって今回のVS佐々木戦はどういう意義・意味・テーマを持った試合になるんでしょうか? ■ 美濃輪育久:今の状況で本当はどっちが強いのか? 前回(の対戦では)僕が勝ってますけど、その後の流れを見ると「やっぱり佐々木選手の方が強いんじゃないの?」みたいな声が多いと思うんです。そういう中でもう一度確認し合おうみたいな。周りの人達はそんな感じがします。僕個人としても確認したいものがありますね。 : それは佐々木選手をものさしとして考えて確認したいものなのか、それとも完全に美濃輪選手の内面的なものなのでしょうか? ■ 美濃輪育久:ん〜、両方ですね。 : それを言葉にすると? ■ 美濃輪育久:ん〜、難しいですね。・・・それは多分「強さ」でしょう。(VS佐々木戦は)確認でもありステップでもありますね。 : 分かりました。では話を少し変えて、今度の横浜大会でご自分の試合以外で注目している試合はありますか? ■ 美濃輪育久:やっぱり鈴木さんとライガーさんの試合ですね。いや、全部気になりますね。そういう意味で全員敵ですね。その中で一番良い試合をします。ムッチャクチャな試合を。 : 気になるのは全試合だと。 ■ 美濃輪育久:そうですね。第1試合から全部。その中で僕は最後から2番目の試合ですけど、お客さんが他の試合の記憶を忘れ去ってしまうほどの試合をしたいですね。 : それでは最後に、美濃輪選手の試合を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんにメッセージを。 ■ 美濃輪育久:え〜、勝利。以上! ■ 美濃輪育久選手database |