9/30横浜文化体育館大会での復帰戦、VS窪田幸生戦(結果:判定3-0で三崎選手が勝利)を今振り返ってみていかがですか?
三崎和雄:そうでうすね〜、まぁ、毎度毎度のことなんですけど、「やっちまったな」みたいな。まぁ、心境的には負けたようなところがありますね。(試合前は)復帰戦だったから確実に一本をとりにいきたかったんですけど、実際試合では一本を全然とりにいかなかったんですよ。もう「殴り倒してやろう」っていうことばかりが先走って。ポジションも何も関係なく殴ったり、とにかく気持ちだけが先にいってしまったといいう感じで。試合前も試合中も菊田さんに「殴らなくていい」って言われてたんですけど、試合中は「はい。分かりました。」って応えて目をそらした瞬間に(窪田選手を)殴ってて(笑)。それくらい気持ちばかりが先に出て。だから本来の自分の持ってる技術とか、練習でやってきたものを全く出せなかったかなって。まぁ、反省点ですね。殴ってもそこから(関節を)とれてれば満足できたと思うんですけど、不十分なまま終わっちゃったんで、気持ち的には晴れ晴れとした勝ち方ではなかったですね。

10/29後楽園ホール大会では、元・修斗のランカーで、パンクラス初参戦の竹内出(SKアブソリュート)が、パンクラス初代ミドル級王者のネイサン・マーコート選手をいきなり破り、現王者の國奥選手への挑戦を表明しました。あの試合をご覧になっての感想や試合結果を受けての三崎選手のお気持ちなどを教えて下さい。
三崎和雄:ん〜、僕的には今後竹内さんと試合をすることがあっても、ネイサンよりは闘いやすいんじゃないかなと思うんですよ。タイプ的に。竹内さんのスタイルっていうのは、相手の上になってっていう、堅いんですよね。竹内さんの型っていう感じで。まぁ、それにネイサンもハマってしまったかなって。そうですね〜、僕にしてみれば竹内さんの方が(ネイサンより)闘いやすいかなって思いますね。(ミドル級の)チャンピオンになるまではどんな選手とも闘わないとそこまでいけないので、もう相手を選んではいられないんで、試合が決まれば闘います。僕の中間目標としてやっぱりパンクラスのチャンピオンというのがあるんで、それまでの過程として、まぁ、やらせてもらいます。

では、11/30(土)横浜文化体育館でのVS小島正也(和術慧舟會千葉支部)戦を控えた現在の心境はいかがですか?
三崎和雄:そうですね〜、今回(5分)2ラウンドなんで、まぁ思いっきりいこうかなって感じですね。

小島選手の試合や、試合映像をご覧になってらっしゃるようでしたら小島選手にどういう印象をお持ちか教えて下さい。また、どういうところに気をつけようと思ってらっしゃいますか?
三崎和雄:まぁ、打撃の選手だと思うので、一発もらったらそりゃ分からないんで、勝敗は。そのへんは堅く。守りは堅く、攻めはアグレッシブにっていうとこですかね(笑)。今回は寝技でいこうかなって思ってますけどね。まぁ、でもチャンスがあればもちろん打撃でもいきますけどね。

今回のVS小島戦に、三崎選手はどうのようなテーマを持って臨みますか?
三崎和雄:今の気持ち的にはおそらく寝技かなって思いますけど、実際試合がはじまったら結構僕は冷静さを保ってられない方なんで(笑)・・・。打撃でガーッていっちゃうかもしれないし、寝技でまた殴っちゃうかもしれないし。ん〜、でも確実に何らかできめたいですね。一本、KO。堅くいきたいですね、そのへんは。

では最後に、三崎選手の試合を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さんへのメッセージを。
三崎和雄:そうですね〜、僕のことを好きになっちゃうくらいの、愛してしまうくらいの試合をしようかなと(笑)。それくらい衝撃的な試合を(笑)。

三崎和雄選手database