まず、前回のパンクラス参戦となった昨年8月の冨宅選手との試合を振り返っていただきたいのですが。
芹澤健市:やってるときは思わなかったですけど、試合が終わった後に改めて冨宅選手のキャリアや名前を感じましたね。もともとパンクラスが好きだったので、冨宅選手のような雑誌やテレビで観てた人とできて、ほんとにプロになったっていうのを感じましたね。

冨宅選手は芹澤選手の印象をうまい選手だったと言ってました。
芹澤健市:そう言っていただけると嬉しいですね。いろいろお話をしてみたいですね、前回はあまりできなかったので。

その冨宅選手との試合後のインタビューで、年齢がひとつ下とおしゃられてましたが、プロフィールでは4つ下となってますが
芹澤健市:すいません、年齢をごまかしてました(笑)

えっ、じゃ1972年生まれっていうのは?
芹澤健市:ウソです(笑)本当は1969年生まれの33歳です。

サバ読んでたんですか(笑)
芹澤健市:ええ、けっこう自分はイケイケのスタイルでやってるんで、あんまり年くってるのもどうかなと(笑)それで少し若くみせとこうかと。

それは載せちゃっていいんですか?
芹澤健市:うーん・・・、いいですよ。でも他にもウソついてるだろうって思われちゃいますかね(笑)

他にはないんですか?というか1969年生まれっていうのは、もうウソじゃないですよね。
芹澤健市:ないです、ないです(笑)。他にはないですね。

わかりました。では「芹沢健一」から「芹澤健市」に名前を変えられたのは、どういった心境の変化ですか。
芹澤健市:去年うちの試合で初めて負けて(昨年9月のDEMOLITION)、ケガをしてっていうのがあって、気持ちを切り替えるっていう意味で。字画とかを見てもらって、これにしました。今回は復帰戦というのと、名前を変えて一発目の試合ですね。

では、いつも以上に気合の入り方が違うと?
芹澤健市:そういうのはないですね、この年になると(笑)もうベテランですから、普通ですね(笑)

そうですね、ベテランですもんね(笑)では、対戦相手のローラン・ファーブル選手の印象は?
芹澤健市:ないですね、印象は。観たことがないんで。ただ、初の外国人っていうのは、ありますけど。外国人なんで体力がすごいっていうのと、何をするか判らないっていうイメージはありますね。まあ、あまり対戦相手のビデオを観たりしないですし、どっち構えかと打撃系か寝技系かっていうのを確めたりはしますけど。

では、現在芹澤選手はウェルター級のランキング3位ですが、気になる選手はいらっしゃいますか?
芹澤健市:今はランキングの上にいる選手とやりたいですね。國奥選手、伊藤選手、大石選手ですか、僕も含めて年寄りが多いですね(笑)他には北岡君も勢いを感じますし、アライ君も若くて活きがいいですし、下からの突き上げられる前に上とやりたいですね。今はやりたくないですけどアライ君には興味がありますね、感情剥き出しのところが。ただやっぱり國奥選手、伊藤選手は憧れだったんで、テレビや雑誌で昔から観てたんで。そういう選手とやってみたいっていうのはありますね。

大石選手は元RJW/CENtrAL所属でしたが、対戦するとしてやりづらさはありますか?
芹澤健市:別にないですね。試合は試合なんで。

では、今年の目標、展望をお聞かせいただけますか?
芹澤健市:王座挑戦ですね!そのためにもランキングの上二人とはやらないといけないですね。

最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
芹澤健市:今パンクラスは外の選手が多いじゃないですか、上がってる選手が。一番最初はWKネットワークだったと思うんですけど、レベル、人間の魅力が低くなってると思うんですよ。観ててアマチュアの試合をやってるなと感じますね。僕は補給要員やかませ犬にはなるつもりはないんで、パンクラスのリングで一番だと言われる選手になりたいんで。パンクラスのトップと絡んだ時に、勝ち負けは抜きにして面白い試合が出来るのは俺だけだと思ってますから。俺をみろ!っていうことですね。

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