昨年10月の後楽園ホール大会、VSネイサン・マーコート(コロラド・スターズ)戦でパンクラスに初参戦。その後12月の次期挑戦者決定戦でクリス・ライトル選手(I.F.アカデミー)を破り、初参戦から僅か3戦目でミドル級王座への挑戦が決まった竹内選手ですが、今度のタイトルマッチに関しましては、現在発売中の『格闘技通信』(3/23号 No.321)誌や『ゴング格闘技』(4月号No.132)誌にインタビューが掲載されていますのでそちらをご覧いただくとして、このオフィシャルサイトのインタビューではちょっと変わった形でご質問させていただこうと思います。これから7つの単語、言葉を挙げますので、その言葉について竹内選手がどう考えているのかを教えて下さい。
竹内出:即答できなくてもいいですか?

構いません。では、早速ですが、1つ目の質問です。竹内選手にとって『練習』とは?
竹内出:『練習』・・・。まぁ、自分のレベルを上げるために日々やることだと思ってますけど。

辛いことですか? 楽しいことですか?
竹内出:ん〜、やっぱりやってる最中は辛かったりキツかったりすることもあると思うんですけど、さっき言ったようにレベルが上がってるのが分かるとか、新しいことを覚えるとか、そういうこと自体は多分楽しいと言うか・・・。身になってるという実感があれば・・・やりがいみたいなものがあるからみんなやってると思うんですけど。

では、2つ目です。『試合』について。
竹内出:『試合』はもう、今言った練習でやってきたことを全て出す場所だと思いますね。

『試合』は好きですか?
竹内出:好きですね。

嫌いになったことはないですか?
竹内出:試合を嫌いにはならないと思いますね(笑)。

では、3つ目で『格闘技』。
竹内出:『格闘技』・・・。難しいですね・・・。まぁ、僕は柔道も格闘技だと思いますし、柔道から考えると、もうずっと10年以上やってるんで、当たり前のものとしてやってきてますし。その〜、1対1で試合するっていうのを。

他の競技、例えば野球とかサッカーとか、格闘技以外に移ろうかなって考えたことはないですか?
竹内出:それはないですね。

竹内選手にとって『格闘技』の魅力って何でしょう?
竹内出:1対1で勝敗をつけるところだと思うんですけどね・・・。難しい質問ですね。

それでは4つ目の質問です。『タイトル』、または『ベルト』に対して、竹内選手はどういう思いを持ってますか?
竹内出:今はもう、ホント直前なんで、勝つためにって、今はホントそれだけを考えてるんですよ。だから獲った後のことは獲ってみないと分からないですね。

他の選手がベルトを巻いている姿、ベルト姿ってご覧になっててどうですか?
竹内出:まぁ、カッコいいとか、強い人の象徴みたいなのはあると思います。

憧れたりしますか?
竹内出:「自分が」っていうのはあんまり想像してないですね。まぁ、でも次勝たないとしょうがないんで、よく分かんないです(笑)。

分かりました(笑)。では、次です。『プロ』、『プロフェッショナル』について。
竹内出:ん〜、まぁ、お客さんを楽しませるとかっていうのもあると思うんですけど、楽しませるとかって言っても、これは格闘技なんで、どちらが強くて上手くてっていうのを見せればいいと思うんですよ。だから面白い試合っていうのは・・・まぁ、人それぞれ何を面白いって感じるかは分かんないですけど・・・。『プロ』っていうのは、アマチュアでやってる人たちよりレベルが高くなきゃいけないと僕は思ってますね。

それがプロフェッショナルだと。
竹内出:ハイ。

分かりました。では、6つ目です。所属している『SKアブソリュート』って竹内選手の中でどういう存在なんでしょうか?
竹内出:ん〜、まぁ、ここに所属になってから僕はまだ浅いんですけど、ホントに松本(天心)さんとかは10年も前からお世話になってる方で、その他の人たちもみんな知ってて・・・。ホント今は僕のためにすごいみんな頑張ってくれてるので、僕にとって良い環境って言うか、良い所属場所だと思ってます。

では、最後の質問です。『夢』について。竹内選手にとって『夢』って何でしょうか?
竹内出:ん〜、あんまり・・・。もしかしたら自分の中にはあるかも知れないですけど・・・すごい先の方の夢だとか。でも、ホント今は目の前のことを大事にしたいんですよ。一つ一つの試合っていうのを。だから先のことを考えても、目の前のことを順番にこなしていけなかったら先のこともないと思うので、目の前のことに集中してっていう。

『夢』という先の方にあるものよりかは、今、目の前にある試合が大事だと。
竹内出:そうですね。夢って要するにちょっと先のことっていう感じのことですよね。それはあんまり・・・。具体的にこうしようとかいうのはないと思いますね。

分かりました。質問は以上で終了です。それでは最後に、竹内選手を応援していらっしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。
竹内出:・・・・・・僕はホント勝つために一生懸命闘っているつもりなんで、そこを観て、応援してもらえたらと思います。

竹内出選手database