日時:5月17日(土)14:00〜
場所:P'sLAB横浜

第1試合/フェザー級戦:砂辺光久 56.8kg 前田吉朗 63.1kg
第2試合/ウェルター級戦:長岡弘樹 74.8kg アライ ケンジ 72.7kg
第3試合/ウェルター級戦:大石幸史 73.9kg 花澤大介 74.9kg
第4試合/ライトヘビー級戦:渋谷修身 86.6kg エバンゲリスタ・サイボーグ 89.0kg
第5試合/ミドル級戦:三崎和雄 80.6kg 久松勇二 80.6kg
第6試合/ライトヘビー級戦:郷野聡寛 89.4kg フラービオ・モウラ 88.3kg
第7試合/ライトヘビー級戦:菊田早苗 89.8kg 近藤有己 86.5kg

菊田早苗選手
減量は今回キツかったですか?
菊田早苗:今回、減量は一切してないです。2月の中頃からず〜っと体調管理をしてきたんで、今までで一番楽ですね。体調はすごく良いです。
過去最高に近い?
菊田早苗:過去最高です。今回、自分との勝負っていうところが大きくて、自分が今まで調子悪かった時の試合っていうのを全部リストアップして。パンクラスに入団してから6、7試合あったんですけど。その時に調子が悪かった原因っていうのを徹底的にあらって。特に(エドワルド・)パンプロナ戦(2002年11月・横浜)でこれはまずいなって思って、やり始めました。あの試合がきっかけですね。
試合が終わったら何かやりたいことはありますか?
菊田早苗:今は、月曜日(5/19)のことも思いつかないくらい集中してます。明日の試合がある意味楽しみで、もうそこしか集中してないです。だから予定とかも何も。
2001年9月のVS美濃輪戦以来のタイトル戦ということになりますが?
菊田早苗:そうですね。でもタイトルは全然意識してないんで。今回は。勝つことの意味はわかってるんですけど。自分なりに。すごい大きいものがついてくることはわかってます。でもあまり気にしてないですね。
初防衛した後の野望とか何かありますか?
菊田早苗:いや、もう、今回はこの試合に“集中”することだけに懸けてきたんで。集中、集中で。ホントに集中で。
今回考えている勝利のパターンっていうのは?
菊田早苗:まぁ、4パターンぐらいですか。それくらいありますね。そのへんをやっぱり慎重に考えていかないと。リングに上がって、これまでの練習と違うことをやったら、それこそ話にならないんで。技術的なことはものすごい気をつけてきましたね。
早い時間での勝利を狙いますか?
菊田早苗:(近藤選手は)本当は、早い時間で負けている、関節技で負けている試合っていうのが結構あるんですよ。負ける時の、フィニッシュのやられ方が結構早い時に負けてるっていうデータがあるんで。まぁ、おそらくそれは長くなってくると打撃が有効に当たるってことだと思いますけど。だからできれば早く仕留めたいんですけどね。汗もかいてない時に。でも、僕もあれだけラッシュかけると、ホント試合時間が3ラウンドって長いんで、相手の得意なパターンにハマっていっちゃう可能性が高くなるんで、そのへんが難しいですね。まぁ、あえて狙うとかじゃなくて、ホントに流れの中でいければ、どこかで極めれるんじゃないかなと思ってますけどね。
今回の試合に向けて、集中、集中とおっしゃってましたが、ご自分をそうさせるだけの要因っていうのは何だったのでしょうか?
菊田早苗:それはもう、大事な試合だっていうのがわかってるんで。あと、ここ1年間の試合で悪いところがいっぱい出てたんで、それをとにかく自分の良い時に戻す、ちょうどそのタイミングとバッチリはまったんですね。だから、できればVSノゲイラ戦(2002年8月・東京ドーム)も、VSパンプロナ戦も、今回の試合のためにああいう試練があったと思いたいんで、真面目にやってきましたね。あと、もちろんこれだけ集中してやるっていうことは、負けるとすごい悔しい思いをするだろうなと。これは勝たないと、絶対勝たないといけない試合なんだっていう意味で、集中してるところもあります。

近藤有己選手
今回、試合に向けての調整は順調でした?
近藤有己:バッチリですね。ハイ。
今回、試合に向けて調整してきた中で、何か特別なことはありました?
近藤有己:普段通りです。ただ、ちょっと意識を高くして。基本的なことに気をつけてやってきました。
試合に向けての緊張感というのは、これまでの試合とは違いました?
近藤有己:ちょっと違いましたね。やっぱり。1週間前、2週間前と、結構いつもにはない緊張感がありましたね。不安と言うか。まぁ、そういうのがありましたけど。でも、もうここまでくると、すごい楽になってくると言うか。後は楽しむだけですね。
これまでにない緊張感と言うのはどういう要因からですか?
近藤有己:やっぱり今回の試合の注目度って言うか、お互い懸けてるものが大きいんだなって、無意識に感じますし。向こうはGRABAKAの、同じパンクラスという中でも、GRABAKAのスタイル、生き方っていうか、強くなり方っていうのがあったと思いますし、僕は僕でパンクラスで一からやってきたっていうのがあるんで。それこそ今回の闘いで、どっちが優れているのか、どっちが正しかったのかっていうのが試されようとしてるなっていうのがあると思うんですよ。まぁ、個人的には関係ないと思うんですけど、もう、ここまで来ると、そういうのも吹っ切れてしまう。もう、自分は自分だし、どっちが正しいか正しくないかもないっていう。でもまぁ、そういう目で見られてるのはもちろん感じますし。プレッシャーも感じてましたけど、もうないですね。ここまでくると。やっぱり原点に返って、自分はそういうのは関係ないと思って。ホントにいろんなことがまっさらに消えていくというか。もう純粋に力と力を出し切って、闘うことしか頭にないですね。
8月末と言われている10周年記念興行にチャンピオンとして出たいっていう気持ちはありますか?
近藤有己:それはないですね。今回の試合がまずは一番大事ですし。ホントにもう立場っていうのには興味がないって言うか。自分が例えば1番だろうが、エースだろうが、チャンピオンだろうが、そういうのは僕にとってはくだらないって言うか、あんまり目標にしてるところでもないんで。
結果としてベルトがついて来ると?
近藤有己:ハイ。もし、今回勝って、10周年の記念興行の時に、自分がチャンピオンとしてメインに出れるとすれば、期待を背負って自分の力を出し切りたいなとは思いますけど。
一昨日の調印式の時に、菊田選手から「全てを失ってもいい覚悟で闘う」という発言がありましたが、この言葉を聞いてどう思いました?
近藤有己:すごい光栄ですね。自分を認めてくれてるが故の発言だと思うんで。嬉しかったです。

三崎和雄選手
いよいよ明日になりましたが、現在の心境や体調などを教えて下さい。
三崎和雄:ん〜、心境は特にありません。体調はいつも通りです。ハイ。ん〜、まぁ、再戦って言うのは初めてなんですけど、今回、意味のある再戦だと思うんで、(前回と)同じ気持ちでリングに上がってはいけないなと。自分に課せられた仕事があるなっていうふうに思ってますんで、ただ単に再戦っていうものじゃなくて、深い意味があると思うんで。
では、明日、会場にいらっしゃる三崎選手ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
三崎和雄:今回は前回のような試合をしてはいけないと思ってるので、本来の自分の姿をリングで見せたいと思います。

大石幸史選手
いよいよ明日になりましたが、現在の心境や体調などを教えて下さい。
大石幸史:イエス!(笑) 別にいつもと変わりありません。
今日の晩ご飯は?
大石幸史:何食べようか考えてます。とりあえず炭水化物をいっぱい食べようと思います。
明日の朝ご飯は?
大石幸史:朝ご飯は、え〜とりあえずオレンジジュースを飲みます。
では、明日、会場にいらっしゃるお客さまへ、何か一言いただけますか?
大石幸史:え〜、え〜、アレですね。「オイッス」ってことですね(笑)。オイッス! もうこれ以上引っ張られても何にも出てきません(笑)。

アライケンジ選手
いよいよ明日になりましたが、現在の心境や体調などを教えて下さい。
アライケンジ:いや、普通ですね。いつも通りです。
今日の晩ご飯は何を食べますか?
アライケンジ:今日はパスタで、消化の良いものを食べます。
明日の朝ご飯は?
アライケンジ:明日の朝ご飯はバナナです。
では、明日、会場にいらっしゃるお客さまへ、何か一言いただけますか?
アライケンジ:僕は思いっきり楽しんで試合をしますので、皆さんも楽しんでいって下さい。

前田吉朗選手
明日に試合を控えた現在の心境はいかがでしょうか?
前田吉朗:早くやりたいですね。ハイ。で、砂辺選手の名前はP'sLABに入った時から聞いてたんで、試合できて嬉しいし。まぁ、自分が負けるとも思ってないんで。大阪でやってることも全然通用すると思うんで。きっちり勝ちたいですね。
では、明日、会場で前田選手に声援を送るファンの皆さんへのメッセージを。
前田吉朗:え〜まぁ、きっちり一本とって勝ちますんで、よろしくお願いします。