第3試合 3分エキシビジョンマッチ
-近藤有己(3分00秒)菊田早苗-

3分で色々と技術を見せてもらいました。立ち技を主体として、どう攻めていこうか、どういう自分の間合で闘うかという、ごくごく自然流の近藤選手に対して、スピーディーにグラウンドでポジションを変えていきながら何を取りにいくかというところをきっちりと見せてくれた菊田選手のエキシビジョンマッチは、見る人が見れば充分見応えのあるものでした。

試合後、両選手に何を目的にこのエキシビジョンマッチに臨んだのかという事を尋ねたら、3分間という短い時間の中で、いかに止まらずに動き続けてられるか、という事を2人とも口にしました。そこで先程の話になるのですが、スピーディーに動きながら、バタバタした感じがしない、そしてお互いが自分の出す技をきちんと心得ている。そしていかにも掛け合いの様に、会話の様に2人が交互に自分の出せるものを出していく。その経験を積むのがマッシブ選手、佐藤光留選手が目指す方向ではないかなと、そんな感じがするお手本の様な3分間でした。