第6試合 ライトヘビー級/5分3ラウンド
○菊田早苗(3R 5分00秒、判定/3-0)エドワルド・パンプロナ×

パンプロナ選手は、やはり(グレイシー)柔術の選手という事で、守りが堅いという事、そのセオリーを知っているので、その枠から出ないとなると、守りというのは堅いなというのがまずありましたね。今回の菊田選手の場合は、KOで負けた影響(VSアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ戦)がどのように試合の形に出るのかなと思いましたが、立ち合いからのスタンドという中でも(それが)出るのかなと懸念していたのですが、どうやら元気そうで、克服もしてるんじゃないかなと思いました。やはり菊田選手はGRABAKAのリーダーですから、その強い心はちょっとした弱い過去もすぐに立ち直らせ再生してきました。それは心労も多いし、たいへんだと思いますが、その分の味は甘いという、一つの証明ではないかなという試合でした。守りの堅いパンプロナ選手に対して、終始イニシアチブを取り、菊田選手、流石がだなと思います。この次はさっぱりと、確実な一本勝ちを期待したいですね。