2月16日・グランキューブ大阪大会から4ヶ月を空けて、今度の日曜日(6/22)、梅田ステラホール大会でパンクラスismの佐藤光留選手と対戦する長谷川選手ですが、まずは前回の試合、グランキューブ大阪でのVS窪田幸生(パンクラスism)戦に関して伺います。試合自体は長谷川選手が得意とするところの腕関節、腕ひしぎ十字固めでの一本勝ちでした。本戦デビューを一本勝ちで終えられましたが、VS窪田戦をご自分で採点すると何点をお付けになりますか?
長谷川秀彦: ん〜まぁ、一本とれたので、なかなか(一本を)とられてない選手からとれたので、悪くはないと思いますけど。何点っていうのは難しいですね(笑)。何点ぐらいですかね?(笑)。まぁ、みんな一本とれてなかったっていうのがあって、そういう相手から一本とれたので、結構良い点だと思いますけど。

昨年10月(後楽園ホール)に『パンクラスゲート』にご出場されて、それから今年2月の本戦デビューということですが、ゲートと本戦で、ルールの違いですとか、会場の雰囲気の違いですとかを感じました?
長谷川秀彦: そうですね、やっぱり本戦の方がね、相手もランカーでしたし、注目度も高かったので。あと、ルールも制限の少ない方が結構やりやすかったし。

対戦相手の窪田選手の印象に関してはどうですか?
長谷川秀彦: やっぱり粘り強かったですね。すごい。身体の力もすごかったし。(一本を)とれるかなぁって途中心配だったところもあったんですけど。まぁ、結果的にとれたので良かったです。

わかりました。では、6/22(日)梅田ステラホール大会のお話になりますけど、その窪田選手の後輩、佐藤光留選手との初対戦になりますが、現在長谷川選手はミドル級のランキング6位で、佐藤選手はパンクラスでのキャリアはありますけど、ランク外ということで、長谷川選手に佐藤選手が挑む形になる試合ですけど、そのへんは意識したりしますか?
長谷川秀彦: いや、受けてたつとか、そういう気持ちは全くなくて、やっぱりまぁ、チャレンジするっていう感じなんで。また思い切ってチャレンジャーの気持ちで(関節を)とりにいきたいと思います。

佐藤選手の試合映像はご覧になりました?
長谷川秀彦: そうですね。『DEMOLITION』とか、あと他の試合をビデオでちょっと見たんですけど、やっぱり足関節が得意みたいで、結構積極的にとりにいってるみたいなんで。まぁ、僕もサンビストとして足の取り合いで負けるわけにはいかないんで。まぁ、足の取り合いに向こうが来るのなら、受けてたとうと思ってます。

私はてっきり長谷川選手の腕関節VS佐藤選手の足関節という構図を思い描いてたのですが、そうい う闘いにはなりそうにないですか?
長谷川秀彦: いや、まぁ、何かに拘ってっていうんじゃなくて、腕がとれる場面であれば腕を狙って、足がとれる場面では足を狙ってって感じでやりますね。まぁ、試合ではたまたま腕十字で一本勝ちすることが多いんですけど、足関節だと膝固めとか、腕十字と同じくらい得意なんで。ハイ。たまには他の技で勝っておかないと、「あいつは腕十字しかない」って言われるんで(笑)。もう言われてるとは思いますけど(笑)。ハイ。

サンビストの長谷川選手からご覧になって、パンクラスismの選手が使う足関節と、ご自分がお使いになる足関節には、やはり違いを感じますか?
長谷川秀彦: ん〜やっぱりサンボって、ヒールホールドとか足を捻る関節技が禁止なんで。やっぱりまずアキレスを狙ってっていう形になるんで、だからちょっと違うと思いますね。やっぱりヒールとかアンクルとかが主体になってるんで、ちょっと感じが違うと思いますけど。

そういう捻る関節、ヒールホールドですとか、アンクルホールドへの対処は問題ないですか?
長谷川秀彦: 全然問題ないです。

逆に得意にしてらっしゃいます?
長谷川秀彦: そうですね。アキレスがとれるんなら、ヒールはいつでもとれると。全然問題ないですね。

わかりました。では、今度のVS佐藤戦で長谷川選手がアピールしたい点、ここを見てほしいというのがありましたらお願いします。
長谷川秀彦: いつもそうなんですけど、関節技ですね。関節技をいかにして極めるかっていう。関節技を、一本を狙いにいく姿勢を見てもらえれば良いです。

では、ちょっと今回のVS佐藤戦から話題を変えて。今年ももう6月ということで、前半戦をもう少しで折り返すところまで来てしまいましたが、長谷川選手にとって今年の前半戦は思うような展開だったのでしょうか?
長谷川秀彦: え〜前半はパンクラス、DEMOLITIONで連勝したんですけど、ここのところちょっと『アブダビ・コンバット』で負けて、DEMOLITIONで負けてと、ちょっと、サンボでも優勝できなかったし・・・。今度の試合が前半戦最後ということなので、また勝って、前半戦を気持ち良く終わって。ハイ。今年の目標で10試合やるっていうのがあるので、それに向けて良い流れを作りたいなと思います。

後半戦は何を目指して? 何か目指すもので具体的なことってありますか?
長谷川秀彦: そうですね・・・サンボの世界大会に出場できないんで、やっぱりランキングを1つでも上げて、今年中かはわからないですけど、来年早々にもタイトルを狙える位置に付けときたいなと思ってます。

わかりました。では最後に話をまたVS佐藤戦に戻して。長谷川選手を応援していらっしゃる皆さんへメッセージをお願いします。
長谷川秀彦: え〜まぁ、いつも通りマニア好みの関節を狙う試合になると思いますけど、一本をとりにいく姿勢だけは崩さないんで応援して下さい。

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