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: いよいよデビュー戦です。今の心境をお聞かせください。 ■ 武重賢司:やっと来たなっていう感じですね。 : 大阪道場に入門されて1年半ですが、その1年半を振り返っていかがですか。 ■ 武重賢司:(パンクラス)ゲートとかいろいろ出てて、結果が出せなくて・・・凄い悩んで、「僕はプロとしてやっていけるのかなー」って、考えながらきましたね。「プロとしてやっていけないんじゃないかな」って。 : そういう悩みがあって今回のデビューが決定したわけですが、デビュー戦の話を聞いた時はどうでしたか。 ■ 武重賢司:やっぱり嬉しかったですね。 : そのデビュー戦の相手は、前回2月グランキューブ大阪大会のパンクラスゲートの再戦となります。 ■ 武重賢司:あの試合はやってて面白かったですね。終わった後は引き分けなんで、悔しいはずなんですけど、ある意味納得できる部分はありましたね。力は出し切れたと思いますんで。 : 前回の対戦は、お互いに意地を張り合ってた部分もあったと思うんですが。 ■ 武重賢司:そうですね。結構向こうもグラウンドで上になってパンチを打ってきて、「来いよ」と挑発してきたんで、僕も熱くなっちゃいましたね。2Rから向こうは(積極的に)来なくなって、守りに入ってたんで、「もっと来いよ」って感じになりました。 : 今回も意地の張り合いになりそうですか。 ■ 武重賢司:向こうが逃げなければ、なると思います。僕は真っ向勝負で行くんで。 : 過去2回ゲートに出場されてて、今回は本戦への出場となりますが、その部分で違った意識はありますか。 ■ 武重賢司:特にはないですね。今までと一緒ですね。試合ではまだお客さんを意識する余裕もないと思うんですけど、今回は完全決着で行きたいですね。ボコボコにします! : デビュー後の目標はありますか。 ■ 武重賢司:ライト級もチャンピオンを決める時が来ると思うんで、その時は絶対に獲りたいなって思います。 : 今度の試合でここをアピールしたいという点はありますか。 ■ 武重賢司:技がどうのこうのじゃなくて、気持ちですね。絶対に負けたくないんで、その気持ちですね。 : 今大会では、稲垣選手が引退しますが。武重選手は入門してからずっと稲垣選手の元でやってこられて、この試合をどう受けとめられてますか。 ■ 武重賢司:うーん、稲垣さんとずっと一緒にいますから、話をしてたりして今年引退されるっていう気はしてたんで、特に驚きはなかったですけど、とうとう来ちゃったっていう想いですね。 : 武重選手にとって稲垣選手はどういった存在ですか。 ■ 武重賢司:最初は真面目な人だなという印象がありましたね。この1年半で少しずつ変わってきましたけど(笑)入ってからずっと練習を面倒みていただいて、アドバイスをしていただいたんで、やっぱり師匠ですね。 : 稲垣選手のこの部分を受け継ぎたいと思う点はありますか。 ■ 武重賢司:練習の時の集中力ですね。やると決めたら集中してやる所が凄いですね。練習に対する姿勢・気持ちをもっと見習って受け継いでいきたいです。 : 大会当日稲垣選手の引退試合をどういった気持ちでご覧になりますか。 ■ 武重賢司:最後なんで、やっぱり入場から退場まで全て眼に焼き付けたいですね。複雑な心境で当日は試合を観ると思いますけど、稲垣さんには悔いの残らないような試合をしてもらいたいですね。 : では、最後に当日会場にお越しになるファンの方へメッセージをお願いします。 ■ 武重賢司:そうですね、メッセージはないんですけど。僕に限らず(前田)吉朗や藤本といった大阪の選手がいっぱい出るんで、大阪道場・P'sLAB大阪の存在をアピールしたいですね。 |