7月27日(日)後楽園ホール大会、NIGHT TIMEの第1試合で、禅道会の熊谷真尚選手との対戦が決定しました。今回、熊谷選手とは初対戦になりますが、先ずはそのVS熊谷戦のお話をお聞きする前に、前回の試合、6月7日・ディファ有明大会でのVS飯田崇人(A-3)戦を振り返っていただきたいと思います。試合結果は、判定の末3-0で小沢選手が完勝ということでしたが、今、あの試合を振り返っていただいていかがでしょうか?
小沢稔:以前、1度パンクラスゲートで対戦していて(2002年3月・後楽園ホール)、パンチの上手さとかわかっていたので、激しい試合にはなると思ってたんですけど、自分としては力を出せた試合だったと思います。ただ、極めるチャンスも何度かあったし、後半にはスタミナがなくなってしまったのを感じたので、それも含めてもっとスキのない試合をしないといけないなと思いました。

前回、そのVS飯田戦で小沢選手は念願のパンクラス初勝利を手にしました。27日(日)の後楽園ホール大会では、2連勝をかけてということになりますが、対戦相手の熊谷選手の試合はご覧になってますか?
小沢稔:大場(裕司)選手(P'sLAB東京所属/今年4月・後楽園ホール)との試合を観ました。印象としては、すごくバランスの良い、打撃も寝技もレベルの高い選手だと思います。

その試合をご覧になって、熊谷選手の穴は見えました?
小沢稔:そうですね・・・ん〜穴のない選手だと思います。

熊谷選手も、前回のそのVS大場戦でパンクラス初勝利を上げて、今回2連勝がかかった試合になるんですが、そのへんのことは意識したりしますか?
小沢稔:もちろん、勝ちたいというのが1番ですけど、私も熊谷選手もアライ(ケンジ)選手(パンクラスism)に負けているので、アライ選手への復讐(笑)を狙っている私としては、そのためにも、まずはこのVS熊谷戦で勝たないといけないと思ってますから、何としても勝ちたいです。

今回の試合で、小沢選手がご自分の中で掲げているテーマというものは何でしょうか?
小沢稔:自分の試合展開に持っていければ勝てると思いますので、組んで、投げて、最終的には極めて勝つことを目標にしています。

わかりました。では、小沢選手ご自身の試合から少し話題を変えて、同じ日に行われる『ネオブラッド・トーナメント』に関して少しお聞きしたいと思います。小沢選手が主戦場としているウェルター級のトーナメントも行われますが、今回、このウェルター級のトーナメントに出場する4選手をご覧になって、ズバリ、どの選手が優勝するだろうと思います?
小沢稔:正直誰が優勝してもおかしくはないと思いますけど、やっぱり主催する団体・パンクラスの選手で、そのプライドもありますし、それもかなり高いと思いますので、(優勝は)アライ選手かなと。でも、願望としては飯田(崇人)選手に優勝してほしいと思ってます(笑)。

優勝した選手との対戦意欲はいかがでしょうか?
小沢稔:もちろん、できるなら是非とも闘いたいです。

アライ選手が優勝して、その優勝したアライ選手と再び対戦して、そこで勝利するのが最高の復讐だと思いますが(笑)、そのへんに関してはいかがですか?
小沢稔:そうですね・・・そこで自分が勝てればですけどね(笑)。

小沢選手のそのリベンジ劇を楽しみにしている方々もたくさんいらっしゃると思います。では、最後に、そういう、小沢選手を応援していらっしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。
小沢稔:ハイ。とにかく、もちろん勝つことは大事ですけど、でも、観に来てくれた人の心に訴えかける、一生の記憶に残るようなプロらしい試合をしたいと思ってますので、是非会場に来て下さい。

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