|
: 8月31日(日)パンクラス・両国国技館大会でのVS渋谷修身(パンクラスism)戦がいよいよ近づいてきました。一番最初にこの話をお聞きになった時、どのようなお気持ちでしたか? ■ 矢野通:そうですね・・・今回のような試合をいつかやることになるかな?っていうのはずっと前から思ってたので、まぁ別に驚いたわけでもないですし。準備期間が短いっていうのはありますけど、それも関係ないって思ってるので。練習はそれなりにしてるわけですから。パンクラスの10周年興行じゃないですか。そういうのに出させてもらえるのは光栄っていう気持ちもありますし、逆に僕らは敵としてリングに上がるわけですから、10周年興行でおめでたいかも知れないですけど、そのおめでたい雰囲気を消すぐらいの試合をしてやろうっていう気持ちもあります。 : 試合のルールに対しての不安だとか、そういうのはないですか? ■ 矢野通:やっぱり未経験だから不安がないっていうのは嘘かも知れないですけど、もう試合まで1週間をきっても全然自分の中では落ち着いてますし。まぁ、不安がないっていうことはないとは思いますけど、それほど怖くはないですね。恐怖心はないです。 : 対戦相手の渋谷選手にはどのような印象をお持ちですか? ■ 矢野通:そうですね・・・(渋谷選手は)一番パンクラスの中で試合をしてるんですよね? やっぱりキャリアも僕より全然ありますし、試合を観ても何でもできる選手っていうのは観ればわかりますし。まぁ、穴がないってことですから、そういう怖さはあると思います。向こう、まぁ皆さんそうだと思いますけど、僕に対する知識の方が少ないと思いますから。レスリングやってるぐらいの知識しか向こう(渋谷選手)はないと思うので。(試合)ビデオを観ても参考にならないだろうし。ルールが違いますから。だからそういう意味では、オールラウンドプレーヤーで難しい選手っていうのはわかるんですけど、僕の方が有利じゃないかって僕は思ってます。 : そういう渋谷選手との試合のプラン、具体的にはどういう展開を考えていらっしゃいますか? ■ 矢野通:僕もやっぱり短いなりにいろいろなことを想定して練習してきてますから。本当は、ホンネを言えば初めてなので早く終わらせたいっていうのはあるんですけど、試合してみて、もしかしたらその空間が僕にとって楽しいものだったら、長くやってしまうことも有り得ますけど。今考えている作戦、作戦っていうものを練れるほどやったこともないのでアレなんですけど(笑)、プランとしては早く終わらせたいですね。 : 何か具体的な技とかお話ししていただけますか? ■ 矢野通:技・・・? まぁ、本当はプロレスラーだから投げてKOできたら一番良いかも知れないですけど。でもそういう片鱗は見せたいですね。具体的な技っていうのは、まぁいろいろ練習している中で考えて出るものでもないので、具体的なっていうのはないですけど、自分が今練習でやってることが出れば、一緒に練習してくれている人に恩返しじゃないですけど、練習してあげて良かったなって思ってもらえるし。そうですね・・・投げ技を一発ぐらいはキメたいですね。 : わかりました。では最後に、矢野選手を応援していらっしゃるファンの皆さん、また新日本プロレスのファンの皆さんへ試合に向けた意気込みをお願いします。 ■ 矢野通:まぁ、僕のことを知らない人ばっかりだと思うんですよ(笑)。ハッキリ言って。新日本の若手が出てきたぐらいに思ってると思うんですけど、新日本の若手として印象に残る試合をやります。それで必ず勝ちます。 ■ 矢野通選手database |