前回2月グランキューブ大阪でのパンクラスゲートで行われたvs松井戦では見事秒殺KOでしたが、その一戦を振り返っていただけますか。
藤原大地:殴ったら当たったって感じでしたね。一発、ワンツーを入れようとしたら、カウンターを合わされたんで、ガムシャラに打ったら、パンチが入りました。

試合前に「とりあえず一発思いっきり殴りますよ」って言ってましたが、そのとおりの展開だったんじゃないですか?
藤原大地:そうですね。狙い通りにいきましたね。

松井選手には、以前の対戦で負けてるんですよね。
藤原大地:JTCの時ですね。同じ相手に二度は絶対負けれないんで、プレッシャーはありましたね。結構緊張しないタイプだと見た目は思われるんですけど(笑)この試合は試合前から絶対に負けれないという気持ちがあったんで、結構緊張してましたね。

その見事なKO劇から今回パンクラス本戦初出場ですが、ゲートの時と気持ちの上で違う点はありますか。
藤原大地:プロっていうのが嬉しいですね。連れにも自慢できますし(笑)

自慢してるんですか(笑)
藤原大地:仲のいい奴何人かですけど、友達少ないですから(笑)後、親も喜んでくれてますし。プロデビューはもっと時間がかかるかなと思ってたんですけど、思ったより早くできて、10代でデビューできると思ってなかったですから。

今回より所属名が「パンクラス稲垣組」となりました。藤原選手がご自分が思ったり早くデビューできたのは稲垣さんの指導による部分もあると思いますが、稲垣組は藤原選手にとってどういった場所になりますか。
藤原大地:稲垣さんにきっちり教えてもらって、夜遅くまで練習をみていただいて、本当に感謝してますね。稲垣組のみんなとは練習もプライベートも含めて、いい仲間です。

稲垣組ではネオブラッド・トーナメントでも優勝した前田吉朗選手が先にデビューして大活躍してますが、前田選手はどういう存在ですか。
藤原大地:尊敬してます。スパーリングをやってても得る部分が多いですね。自分も吉朗さんに継ぐフェザー級のトップファイターになることを目標としてますから。

では、対戦相手の吉信選手の印象なんですが。
藤原大地:知りません(キッパリ)東京の志田さんと闘ったっていうぐらいしか。

対戦相手を研究したりとかは?
藤原大地:ないですね。どつくだけなんで。

どつくっていうファイトスタイルにはこだわりがあるみたいですね。
藤原大地:全ての動きに対応したいですけど、殴るのが好きなんで、どんなポジションからでも顔面を殴りたいですね。普通ではないファイトをしたいんですよ。殴るのが得意ですし、自分の売りだと思ってるんで、こだわりたいですね。

こだわりといえば、藤原選手はヘアースタイルにもかなりこだわってるように思うんですが。
藤原大地:そうですね。毎回試合の時は変えてますから、今回も楽しみにしてください。

自分で考えてるんですか。
藤原大地:行ってるのは「レックスフォーマ」というお店で。ナカゾノさんって方にやってもらってるんですけど、(ヘアースタイルは)自分で考えて、あとはナカゾノさんに相談しながらやってます。

では最後に当日会場にお越しになるファンの方へのメッセージをお願いします。
藤原大地:シバキ合いやったら誰にも負けへんので、まあドツくところをみてくれって感じですね。

藤原大地選手database