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   ■ 郷野聡寛：いやー、(自分の)パンクラスデビュー戦の時より弱かったな。口だけは成長したって感じですかね。 ： 試合前、拳を壊さないように気をつけるとおっしゃっていましたが・・・。 ■ 郷野聡寛：やっちゃいましたね。マイク持ってる時はまだ大丈夫だったんですけど、(グローブを)はずすときに痛くて。前のVS渋谷戦の時にやったところと同じで、ちょっと痛みがあるんで心配ですね。 ： どのへんで痛めましたか? ■ 郷野聡寛：たぶんフック出した時に親指巻き込んじゃったと思うんですよね。できるだけ拳を痛めない様にグラブの微調整をしてたんですけどね。 ： 試合中、痛いという意識はなかった? ■ 郷野聡寛：いや、ありました。最後ジャブ打つのがイヤになっちゃいました。痛くて。 ： 1Rに(パンチで)倒したときは? ■ 郷野聡寛：あれで終わりだと思ったんですけどね。だって、あれで終わりじゃなかったら、大阪で佐々木が倒れた時も終わりじゃないですからね。あれより絶対ダメージありましたからね。見た目で。だから、「あれ、終わったな」って思ったんですけどね。だから、佐々木がかわいそうですね。佐々木は負けてないですよ。今日のあれがあれで終わりじゃないんだったら。それは仲間としてすごい悔しいんで。ちょっと声を大にして言いたいですね、レフェリー陣に。 ： カストロ戦もあのスタイルで? ■ 郷野聡寛：いや、わかんないですね。指が治んなかったら、多少スタイル変えなきゃいけないですし。・・・もう、両国大会出る資格ないですよ、アイツに。大介は。あんだけ言ってこんなふうにオレにやられて。アイツ出る資格ないですよ。決定戦なんてフザけんなって。 ： あのスタイルは自分ではどのくらいつかんだと思いますか? ■ 郷野聡寛：今日の相手ではわかんないですね。あれがやっぱりカストロとか、海外のもっとプレッシャーがキツいような相手とやった時にどれだけできるかで。カストロ、リーチ長いですしね。今日みたいに前傾してたらヒザがきますし。ちょっと今日は、あのレベルの相手になら通用するところまで来たと、そういう感じですね。 ： 見てたのは右ストレートだけですか? ■ 郷野聡寛：いや、全部見てないですね。全部、勘でアタマ振ってました(笑)。 ： 実質5ヶ月ぐらい試合間隔が開いたわけですが、それで感覚が鈍ったということは? ■ 郷野聡寛：いえ、それはなかったですね。すごく落ち着いてできましたしね。 ： 残り1ヶ月、ケガの具合もあると思いますが、どういった練習をしていきますか? ■ 郷野聡寛：まずやっぱり、お金を惜しまないで、指の治療に当てたいですね。あとはタフな試合になると思うんで・・・。僕、スタミナ切れなければ絶対に負けないと思うんですよ。みんな一緒でしょうけど。やっぱりそこを重点的に1ヶ月やりたいですね。 ： 明日から練習ですか? ■ 郷野聡寛：どんな結果になっても連休中は休もうと思ってたので、月曜まで休みます。 ■ 郷野聡寛：あと、僕から言いたいのは、良い素質を持っていても、今日の向こうのセコンドのアドバイス聞いてても、ismにいたら強くなるのは限界があると思うんですよ。絶対に。だから、その中で、ホントに最近ismの選手の意識が変わってきたとか、今日の大介も意識が変わってきたのは見ててわかったんですけど、本当に強くなりたくて、VS世界のメンバーに仲間入りしたいんだったら、ウチ(GRABAKA)に移籍するべきだと思いますね。僕は、山宮恵一郎に引き抜き工作をしたいですね。彼は、ボクシングができてレスリングもできて、下になる確率が低いですから。あとはウチで、寝技の面とか、作戦とか、一緒に練習して高めていけば、僕らも彼が入ることによってレベルアップできると思うし、彼はもうホントにガラッと変わると思うんですよ。もう年もいってるし、ガンバリたいっていってたんで。僕は山宮恵一郎をこっち(GRABAKA)に来るように仕向けたいです。それでismの選手と闘うことになるかもしれないんですけど、僕も修斗辞める時に思ったんですけど、何か得ようと思ったら何か捨てるしかしょうがないんですよ。だから、ホントに覚悟があるんだったら、強くなりたいんだったら、ウチに来るべきだと思います。山宮恵一郎をですね、とりあえずそうですね、今日のギャラで、1万円のセンベイとかあるらしいですから、それを持って山宮邸に押しかけて、「将を射んとすればまずは馬から」じゃないですけど、山宮の親から攻めてみたいと思います(笑)。 まぁ、とにかくそれは冗談としても、山宮恵一郎はこちらに来てほしいというのは、僕の(希望です)。山宮選手とは2回やってるじゃないですか。頑張ってほしいっていう気持ちがすごいあるので。来てもらいたいです。周りが圧力かけるんじゃなく、本人が決めれるようにしてほしいですね。本人に断られたらそれまでなんですけど。
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