|
■ 尾崎社長:本日はお集まりいただきましてありがとうございます。11月30日(日)両国国技館大会の対戦カードですが、本日の時点で5試合決定致しました。その中でも、ミドル級タイトルマッチ、ネイサン・マーコートVSヒカルド・アルメイダ。この一戦に関しましては、本日両選手ともおりませんので、私の方からご説明させていただきたいと思います。ネイサン・マーコート選手は、今回、2度目の防衛戦になります。今年の3月(ディファ有明)、竹内(出)選手を破って初防衛を果たし、今回が2度目の防衛戦となります。ヒカルド・アルメイダ選手はウチのリングでは負け無しの現在ミドル級4位(ライトヘビー級2位)。このカードは、特に私どもパンクラスのファンにすごく注目を浴びているカードであります。 今回、3大タイトルマッチということでタイトルマッチは3つありますが、その他のカードで注目を集めるであろうカードということで、まず、郷野選手VSカストロ選手。皆さんご存知の通り、8月31日・両国大会で、カストロ選手の急所攻撃、ローブローがあり、その後郷野選手も再戦を望んでおりまして、この再戦が決まった次第であります。 次にフェザー級で、ここにおります前田吉朗選手VSバレット・ヨシダ選手の対戦が決まりました。バレット・ヨシダ選手は私どものリングには初参戦でありますけど、皆さんご存知の通り、実績・実力ともに高い評価を受けている選手です。『アブダビ・コンバット』でも、2001年・2003年準優勝という素晴らしい実績を残している選手であります。一方の前田選手ですが、デビュー以来、現在6戦6勝ということで、私どもパンクラスの記録では、過去、近藤有己選手のデビュー以来7戦7勝という記録がございますが、その記録に並ぶかどうかがこの試合で決まります。パンクラスではウェイト制にして以来、軽い階級の選手というのが、どんどん活躍する場も増えてまいりました。皆さん、是非ご期待いただきたいと思います。 ■ 前田吉朗:デビューしてから最大の相手だと思っています。すごいチャンスを与えられたと思っているので、そのチャンスを活かしていきたいと思います。 ■ 郷野聡寛:10月31日(後楽園ホール)に1試合決まっていまして(VS渡辺大介)。それもクリアしないうちにこういう発表すると、だいたいできなくなるもんなんで、たぶんカストロ戦は無くなると思います(笑)。 : 郷野選手に質問です。前回(8/31両国)は29秒で終わってしまったんですが、その中で掴めたものはありますか? ■ 郷野聡寛:まぁ、その29秒の中で、はじめはもっとプレッシャーを出して、力にまかせてガーッとくるんじゃないかと思ってたんですけど、こっちも返すぞってところを見せたらなかなか来なくなったんで、遠い間合いからチンコ蹴ってくるぐらいしかできなかったんで、まぁ、全然恐怖感は消えましたね。コンディション作りさえ失敗しなければ。今回は、僕のサイズに合ったファールカップを作ってもらってですね(笑)、契約事項にもですね、1回反則したら10万とか20万とかもらえるように入れてもらって。そんなことを前回の対戦で掴みましたね(笑)。 : 前田選手、バレット選手に関しては研究していますか? ■ 前田吉朗:まだそういった研究はしてないんですけど、これからしようかしまいか悩んでいるところですね。 : バレット選手に対する印象はいかがですか? ■ 前田吉朗:経歴を見る限りでは、寝技がとんでもないレベルだなと。 |