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: いよいよ当日まで1週間をきった12/21(日)ディファ有明大会ですが、今大会の第6試合で、パンクラスGRABAKAの石川英司選手(ランキング9位)との初対戦(ミドル級戦/5分3ラウンド)が決定している長谷川選手。そこでVS石川戦のお話をうかがいたいと思いますが、その前に先ずは前回の試合、幻となった10/4グランキューブ大阪大会でのVSネイサン・マーコート(コロラド・スターズ/当時ミドル級王者)戦に関して少しお聞きしたいと思います。当時チャンピオンとの対戦ということで、非常にBIGなチャンスだったと思いますが、ケガにより無念の欠場ということになってしまいました。その決断をした時の心境というのはいかがでした? ■ 長谷川秀彦:いや、もう、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 : 非常に悔しい思いをしたのではと思いますが、そういう経験をなさって、その中から学んだこと、得たことっていうのは何かありますか? ■ 長谷川秀彦:まぁ、いっぱいありますけど、今のところは内緒ってことで。 : チョットでも言えない感じで? ■ 長谷川秀彦:いやぁ(苦笑)、まぁ。 : それは試合に対する考え方とかですか? ■ 長谷川秀彦:そうですね。考え方とかは基本的には変わってないんですけど・・・。いろいろ勉強になりましたからね。 : 言えない、いろいろなことが?(笑) ■ 長谷川秀彦:いえいえ(苦笑)。まぁ、今のところは内緒ということで(笑)。 : わかりました(笑)。では今度のVS石川戦が、パンクラスのリングでは3戦目(※「パンクラスゲート」の1試合は除く)になりますけど、パンクラスという団体に対して何か思うところはありますか? ■ 長谷川秀彦:まぁ、お客さんもいっぱいいるし、会場も広いし。気持ち良いですね。リングに上がると。 : ありがとうございます。では、VS石川英司戦に関してお聞きします。先ずは対戦相手の石川選手の印象を教えて下さい。 ■ 長谷川秀彦:ん〜、そうですね、しつこそうですね。非常に。タックルとかもしつこそうだし、ポジションとられても戻すのがしつこそうだし。でもまぁ、自分も結構しつこいので。 : しつこさの対決っていうのも・・・ ■ 長谷川秀彦:はい。玄人好みの試合になるんじゃないかなと思いますけど(笑)。 : 10/31後楽園ホール大会での、竹内(出)選手との試合はご覧になってました? ■ 長谷川秀彦:はい、観てました。 : あの試合での印象はいかがですか? ■ 長谷川秀彦:まぁ、竹内 出相手にひかないところもあったので、非常に気持ちの強い選手だなって思いましたね。 : 自分だったらこうするだろうなとかって、自分に置き換えてご覧になったりはしませんでした? ■ 長谷川秀彦:もちろん、そういうことは考えてましたけどね。 : 石川選手の穴が見えたとかっていうのはありました? ■ 長谷川秀彦:いや〜、まぁ、相手の穴を見つけてそこを攻めるタイプでもないので。 : 今回がGRABAKAの選手とは初対戦になりますけど、VS GRABAKAということで、これまでの試合とは違った心境、意識とかってあります? ■ 長谷川秀彦:いや〜、別にGRABAKAだからとかっていうことは特には考えないですけどね。 : 郷野(聡寛)選手とか、佐藤(光芳)選手がこちら(新宿スポーツ会館)で練習してらっしゃるじゃないですか。そういうところで今回闘い辛いなっていうことはないですか? ■ 長谷川秀彦:郷野さんや光芳さんと試合するわけじゃないんで(笑)。特に気にはならないですね。はい。 : 以前、石川選手と練習をしたことってあります? 出稽古先とかで。 ■ 長谷川秀彦:多分、ないですね。ないです。 : 今回のVS石川戦ですが、パンクラスでの試合ということでは、今年6月(梅田ステラホール)のVS佐藤光留(パンクラスism)戦以来、半年振りの試合で、東京では初試合(※「パンクラスゲート」の1試合は除く)ということになりますけど、そういうことで心境の変化は何かありますか? ■ 長谷川秀彦:大阪だと親戚とかが観に来るんですけど、東京の友達とかは、まだパンクラスでの僕の試合を観たことがないと思うので。まぁ、声援があった方が燃えると思いますので楽しみです。試合が。 : では、ケガからの復帰戦ということではいかがですか? ■ 長谷川秀彦:あの〜、復帰戦っておっしゃったんですが、実は僕、11月のはじめにサンボの世界選手権に行って、帰ってきた3日後にサンボの団体戦にも出ているので、まぁ、復帰戦って感じじゃないですよね。 : ちなみにサンボの世界選手権っていうのはどちらだったんですか? ■ 長谷川秀彦:ロシアです。日本代表で行ってきました。 : 帰ってきて3日後の団体戦というのは? ■ 長谷川秀彦:都道府県別の団体戦ですね。そこでは優勝しました。 : 勉強不足で大変失礼しました。では、復帰戦ということではないと考えて、今回の試合での長谷川選手の中のテーマって何でしょう? ■ 長谷川秀彦:ん〜、まぁ、テーマはやっぱりいつもそうなんですけど、関節技ですね。今までの中で一番関節技を取り難い選手だと思いますけど、そこはしつこさで何とか上回って一本取りたいと思います。 : それは(腕)十字を取りにいくっていう感じで?(笑)。 ■ 長谷川秀彦:え〜、僕、十字十字って言われるんですけど(苦笑)、腕十字っていうTシャツも作ったんですけど(笑)、実は足関節も、腕がらみとかもいろいろできるので、そのへんをそろそろ(笑)。 : 腕十字に拘らずに関節を極めにいくっていう。 ■ 長谷川秀彦:特に拘ってるつもりもないんですけど・・・。まぁ、試合では何故か十字が多いんですよね。 : そういう印象があります。 ■ 長谷川秀彦:そ〜、みたいですね(笑)。最初から十字だけを狙ってるってわけじゃないですけどね。 : わかりました。では、これで最後です。12/21(日)、長谷川選手の勝利する姿を期待していらっしゃるファンの皆さん、また、応援していらっしゃる皆さんへのメッセージをお願いします。 ■ 長谷川秀彦:え〜、多分、この試合で今年最後になると思いますけど、僕、皆さんが知らないところで柔道に出たり、サンボに出たりしてて、今年14試合目なので(笑)、最後、良い形で締め括りたいと思います。やっぱり関節技で一本取って勝ちたいと思いますので、そのへんを期待してて下さい。 ■ 復活!!おまけトーク。 : では、ちょっとくだけた話題を。21日(日)、ディファ有明大会の3日後は、12月24日(水)ということでクリスマス・イブです。長谷川選手はこの「クリスマス」という、ある種イベント的な要素に「ノる」のか「ノラない」のか? ■ 長谷川秀彦:あ〜、まぁ、どうですかね。去年も家で歌番組とかを見てたんでね。今年はちょっとね、まぁ、あんまり顔とか殴られて、街に出れないようにされるの嫌なんですけど(笑)。まぁ、特にこれといった想い出はないですけど、今年は何か楽しいことをしたいですね(笑)。 : 盛り上がるとか、イベント気分に便乗するっていうのはないですか? ■ 長谷川秀彦:その〜、盛り上がりきれなかった時が寂しいので。はい(笑)。 : あの〜、クリスマスとか、バレンタイン・デーとかっていう、イベント的なことはあまり意識しない方ですか? ■ 長谷川秀彦:そうですね〜。これ、載るんですか? : 載せますよ(笑)。お人柄を皆さんにわかっていただきたいということで。 ■ 長谷川秀彦:ん〜、今のところあんまり縁がなかったので。これまでは。まぁ、来年ぐらいはもうちょっとファンが増えてるといいなって感じですかね。 : この時期、街はラブラブな人たちが多くなってくるじゃないですか。そういうのを見てても「ケッ!」って感じですか? ■ 長谷川秀彦:あ〜、舌打ちしてるタイプですね(笑)。 : 意外な一面が(笑)。クリスマスとかの浮かれた雰囲気なんかを利用しようとかって思いません? ■ 長谷川秀彦:浮かれたいんですけどね(笑)。なかなかそうもさせてはくれないので(笑)。石川選手にきれいに勝ったら浮かれたいと思います(笑)。 ■ 長谷川秀彦選手からのお知らせ。 ■ 長谷川秀彦:埼玉の東武東上線の「鶴瀬」という駅の前に、SKアブソリュートの支部の『柔制館』というのをつくりました。僕が代表ということで仕切ってやってます。試合ではこれまであまりお見せすることのなかった打撃も基礎から練習して。関節技に関してはいろいろ引き出しがあるので、そういうのを覚えたい方は是非遊びに来てほしいと思います。 : 『柔制館』の一番の売りは? ■ 長谷川秀彦:初心者の方からプロを目指す方まで、極めが強くなりますということで。楽しく練習できます。 ■ 柔制館詳しい情報 ■ 長谷川秀彦選手database |