|
: 内藤選手はパンクラス初参戦となりますが、まず格闘技をはじめられたきっかけを教えていただけますか。 ■ 内藤征弥:昔から体が大きかったのと自衛隊にいた時にウエイトをやってたんですけど、それだけじゃ物足りなくなって「そうだ、格闘技やろう」と思ったのがきっかけですね。それで一番近かった「A-3」に通いはじめました。その時は小路さんがいらっしゃって、当時22歳だったんですけど、「今からでも大丈夫ですか」って聞いたら、「全然問題ないよ」って言っていただいて。でも最初は苦労しましたね。自分より体の小さい人に十字固めとか極められて(笑)でも続けてやってこれたのは環境が良かったからですね。当時は小路さん、今は門馬さんが上にいらっしゃって、全く押し付けとかないですから。強くなりたい奴は強くなるための練習ができて、そうでなくても全然いいですし、自由にやらせてもらえる環境が良かったんだと思います。 : プロデビューが2002年5月の「ORG」での小澤強戦(禅道会)となるわけですが、その試合で一本勝ちをしてからデビュー4連勝なんですね。 ■ 内藤征弥:そうですね。でも運が8割です(笑)で、5戦目に「SUPER BRAWL」でイーゲン井上選手と対戦して負けちゃったんですけど。その試合で鼻と心をヘシ折られましたね(笑)壁にぶちあたっちゃいました。やっぱり「PRIDE」とかにも出てる選手ですし、それまで対戦した選手とは違いましたね。で、この間の「DEMOLITION」で栗原選手に勝って、一安心しているところです(笑)まあ栗原選手との試合も運が良かったんですけど(笑) : 元々格闘技には興味はあったのですか。 ■ 内藤征弥:いえ、全然みてなくて、なのでパンクラスも最初は全く知らなかったですね。「A-3」に入ってまわりから馬鹿にされるんで徐々にわかってきた感じです。でもアマチュアでの最初の試合が実は「アマチュア・パンクラス」なんですよ。で、その時の相手がトニー・ネルソン(P'sLAB東京)で、なんでデビュー戦でいきなり外人と試合なんだよって(笑) : では、今回ディファ有明大会で対戦しますハー・スン・ジン選手ですが、ハー選手は10月の後楽園ホール大会では、僅か18秒で高森啓吾選手をKOで倒してます。その試合はご覧になられましたか。 ■ 内藤征弥:はい、ビデオでみました。骨格がデカイし、パワーも凄いなっていう印象がありますね。まあ試合が短かったので、いまいちどんな選手かわからない部分はありますけど、打撃の選手なんでそこは気をつけたいですね。 : 内藤選手は寝技の選手という印象があるのですが。 ■ 内藤征弥:そうですね。まあ「A-3」に入るまでに格闘技経験はなくて、砲丸投げをやってたんですよ。地味でしょ(笑)で、「A-3」に入って、まあ周りの環境だと思うんですけど、寝技の方にのめり込みましたね。ただそれだけじゃいずれまた壁にぶちあたると思うんで、打撃ももっと磨いていきたいなって思ってます。 : 現在闘ってみたい相手はいらっしゃいますか。 ■ 内藤征弥:全然ないです。希望も・・・ないですね、全く。 : では、今後の目標をお聞かせいただけますか。 ■ 内藤征弥:一試合一試合大切にして、組まれた試合は確実に勝っていきたいですね。特に相手にこだわりはないです。試合に出ると友達が観にきてくれるんで、負けられないっていうのがありますね。試合後は友達が待っててくれるんで、一人一人と握手して「ありがとう」っていうんですけど、やっぱり勝つと負けるとでは大きく違いますから。 : では、最後に当日そのお友達も含めて内藤選手の試合をご覧になる皆様へメッセージをお願いします。 ■ 内藤征弥:まだ僕はそんなに名前が売れている訳でもないんで、試合でアピールして名前を売りたいですね。そしていろんな人に応援をしてもらいたいんで、皆さん応援してください。 |