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: いよいよ今度の日曜日(12/21)にディファ有明大会が近づいてきました。大石選手は第3試合(ウェルター級戦/5分2ラウンド)で飯田崇人選手(A-3)との対戦が決定していますが、そのVS飯田戦のお話をうかがう前に、先ずはパンクラスマットでの前回の試合、10/4グランキューブ大阪大会でのVS花井岳文(TWIST)戦を少し振り返っていただきたいと思います。試合自体はキャッチレスリングでの対戦で、途中、腕をとられかけながらも何とか切り抜けての判定0-0ドローという結果でしたが、今、振り返ってみて、あの一戦へのご自分の感想はいかがでしょうか? ■ 大石幸史:もう忘れてしまいましたね。忘れちゃいましたよ。正直。 : 忘れるのは結構早い方ですか?(笑) ■ 大石幸史:いや、そういうことじゃなくて(笑)。ホント忘れました。ただ、腕をとられかけて危なかったっていうことぐらいは憶えてますね。 : わかりました。では、今回のVS飯田戦に関してお話をお聞きします。飯田選手は今年7月・後楽園ホール大会で行われた「ネオブラッド・トーナメント〜ウェルター級〜」に出場していて、大石選手と同じパンクラスismのアライケンジ選手に一回戦で勝利しています。アライ選手との試合はご覧になりました? ■ 大石幸史:もちろんですよ。 : 関節技での一本勝ちでしたけど、その試合をご覧になっての飯田選手の印象はいかがですか? ■ 大石幸史:ん〜、まぁ、力強そうではあるなって感じですかね。 : 今回の飯田選手との対戦が、大石選手がパンクラス以前に所属してらっしゃったWKネットワークさん所属の選手との初対戦になりますが、そのへんでの心境の変化っていうのはありますか? ■ 大石幸史:ありません。 : 全く? ■ 大石幸史:全くないですね。 : では、大石選手にとって、7月の『DEMOLITION』以来、5ヶ月ぶりの総合ルールでの試合になりますけど、その点での緊張感っていうのはどうですか? 多少あります? ■ 大石幸史:そりゃありますよ。 : それはご自分的には良い緊張感ですか? ■ 大石幸史:ん〜、良いのか悪いのか自分ではわからないですけど、まぁ、久々かなっていうのがもちろん心のどこかにありますね。 : 7月からのこの5ヶ月間で、ご自分的にここが良くなった、こういうところを意識して練習してきたというのがあれば、お話しできる範囲で教えて下さい。 ■ 大石幸史:言えませんね。それは言えませんね。 : あります? ■ 大石幸史:ん・・・ありますよ。ありますって言うか、はじめたことがあるんですよ。それが僕の中で今一番大事なことなんですよね。だからホントにありますね、今。でも、まぁ、ないってことで(笑)。 : では、今回の試合ですが、飯田選手の側からみるとランキング1位の大石選手との対戦ということですごく大きなチャンスだと思いますが、逆に大石選手にとってこのVS飯田戦はどういう意味合いの試合になりますか? ■ 大石幸史:ん〜、会社に聞いてほしいですね。どういう意味があるんですか?と。そういう感じですか。 : ん〜、モチベーションは上がってますか? ■ 大石幸史:まぁ試合だし、別に僕は飯田選手のことをナメてもないし。その辺はいつもと何も変わらないですね。 : わかりました。では、少し話題を変えて。先月・30日(日)の両国国技館大会に関してお聞きします。両国大会ではいろいろなことがありました。大石選手が主戦場としているウェルター級のタイトルマッチ。船木顧問のリング上での発言。山宮恵一郎選手が郷野聡寛選手(パンクラスGRABAKA)のセコンドについたこと。大石選手と同じパンクラスismの近藤有己選手が、菊田早苗選手を破りライトヘビー級のベルトをまいたこと。主だったところでもこれだけいろいろな話題を提供した大会でしたが、この両国大会で大石選手の一番印象に残った出来事っていうのはどんなことでした? ■ 大石幸史:ん〜、まぁ、近藤さんが勝って良かったかなってことぐらいですね。前回(5/18横浜大会)ドローでしたし。別に僕には関係ないんですけど。ただ、観てる側としてはどうなのかなっていうのはありましたね。ん〜、細かく言っていくと、ウェルター級の試合(タイトルマッチ)に関して言えば、挑戦者は僕しかいないっていう。船木さんの発言に関して言えば、別に何とも思わないし。山宮さんのセコンドですか? まぁ、やりたいようにやればいいんじゃないですか。あと、近藤さんは勝って良かったと。ですかね。 : 10/4のグランキューブ大阪大会前にお話を聞いた時に、稲垣組の選手のことをとても良くおっしゃってました。両国大会でバレット・ヨシダ選手を破った前田吉朗選手(パンクラス稲垣組)の試合はいかがでした? ■ 大石幸史:良かったですよね。もちろん。僕がP'sLAB大阪の指導に行った時に、単純に練習とかを見てて、まぁ、元気があると。そう感じたので良いなとは言いましたけどね。 : わかりました。では、これで最後になりますけど、非常に苦手にしていらっしゃるのは重々承知していますが、大石選手を応援していらっしゃる皆さんへ試合前のメッセージをお願いします。試合に向けての意気込みのほどを。 ■ 大石幸史:ありません!・・・終わりです。 : では、ご自分の試合以外で・・・ ■ 大石幸史:またですか? : 今回この試合はお薦め!っていう試合はありますか? ■ 大石幸史:お薦めですか? お薦め試合か〜。難しいな〜。ん〜、まぁ、そりゃもう、皆さん個人的に観ていただければ宜しいかなと。今回は僕の試合があるんでね、そんなこと言ってられないですね。他の試合のどこがいいとか言ってられないですね(笑)。ん〜、何かね・・・。3つ目でしたっけ? 出番早いし。大変ですね。 : あの〜、すいません。追加でもう一つ質問です。これが本当に最後です。今回の試合がおそらく大石選手の2003年ファイナル試合になると思いますが、今年を振り返ってみていただいて、それを一言で表現するとしたらどんな言葉になりますか? ■ 大石幸史:ん〜・・・疲れた! 疲れたっていうのは、ただこう、1年間何となく疲れたっていうんじゃなくて・・・何か10周年っていうのに、こう、何か振り回されたなって。そんな感じがしますね。 ■ 復活!!おまけトーク。 : では、ちょっとユルユルな話題を。21日(日)、ディファ有明大会の3日後は、12月24日(水)ということでクリスマス・イブです。ご予定はどうなってらっしゃるのでしょうか?(笑)。 ■ 大石幸史:24日? ここ(P'sLAB横浜)にいますよ(笑)。 : パンクラスに入門してからずっとクリスマス・イブは道場ですか? ■ 大石幸史:道場、道場、道場ですよ。だいたいね、クリスマスっていうのは別にいいんじゃないですかね。そんなに頑張ってやらなくても。何かみんなアレじゃないですか。普段別に何もないから。だからクリスマスが19日だって言われたら、その19日にみんな盛り上がるんですよね。何なんだっちゅう話じゃないですか、結局。別にまぁ、そういうふうにみんなが盛り上がれる為にクリスマスっていう名前があるだけであって。クリスマスっていうのはちゃんとしたものがあるはずなんですけど、でも世の中のみんなが言ってるクリスマスっていうのは、何日でもいい、ただそこに名前を付けて自分たちの気分が盛り上がれる日をただ作ってるだけですから。別に何とも思わないですね。 : では、クリスマスということで盛り上がっている日本全国の男女の皆さまに一言。 ■ 大石幸史:それは難しいな(笑)。そんな特別じゃなくても普通で良いじゃないって。そんなね、何を頑張ってるんだと。男の人もそんな無理せず、プレゼントも買わなくて良いよと。そういうことを言いたいかな(笑)。別にそんなね、頑張んなくても良いんじゃないかなと思うんですけどね。疲れますしね、やっぱり。 ■ 大石幸史選手database |