アメリカの総合格闘技大会 "Ring of Fury" のプロモーター、トム・ ハファー氏とくつろぐロッケル

念願のパンクラス初参戦が決まりました。パンクラスに興味を持ったきっかけは何ですか?
キース・ロッケル:5年ほど前から自分の活動範囲をもっと拡げて世界中で試合をしたいという気持ちは持ってて、ちょうどその頃の練習仲間にパンクラス参戦経験者のヘイガー・チンやマット・リーがいて、彼らがパンクラスの事を色々と話してくれて、出場選手の顔ぶれや興行形態や実力レベルにものすごく惹かれたんだ。自分の戦う場所はまさにここだと思ったくらいさ。自分がようやくパンクラスの目に留まるまではアメリカ国内でU.F.C.やフックン・シュートなどで試合をしてきたけど、一番出たかったバンクラスマットに上がれる夢が遂に叶うんだから最高の気分だよ!もちろんマネージャーのフィリス・リーにも感謝してるよ。

試合に向けてのトレーニングは順調ですか?
キース・ロッケル:順調だよ。至って健康だし、今回の契約体重なら減量を気にする必要がないし、心身ともに安定してるので試合でいい結果が出せると信じてるよ。以前185ポンド(約84kg)未満で試合した時は長時間の空腹状態や面倒くさいカロリー計算でストレスが溜まって心身のバランスが崩れて、不本意な試合内容になった苦い経験はもうしたくないし。

ハードトレーニングの後のオフタイムはどのようにリラックスしてますか?
キース・ロッケル:好きなアル・パチーノやロバート・デニーロが出ている映画を観たり、好物のパスタがおいしいレストランでゆっくり食事したり、時間があれば自分のハーレー・ダビッドソンで妻と二人で遠出したり・・・。

対戦する菊田早苗選手はパンクラスではライトヘビー級の前王者で、2001年にはアブダビ・コンバットの88kg未満級で優勝するなど幅広く活躍する実力者です。特別な対策は練っていますか?
キース・ロッケル:どんな試合でも誰が相手でも、普段トレーニングしてきたものすべてを相手にぶつけるのが一番だと思ってるから、今回もやってる事は特に変わってないよ。キクタの試合を見ると自分がやる動きによく似てる所が幾つかあるので、似通ったファイトスタイル同士で高レベルのテクニック合戦になると思う。

最後に菊田選手へ一言お願いします。
キース・ロッケル:気の利いたコメントは言えないけど・・・。お互いプロの格闘家だから、 本番までには万全に仕上げて、リング上で最高の試合を見せなければならない事は承知しているはずだ。メインイベントだからファンを落胆させないよう全力を尽くそうぜ!


4才の愛息イアン君と愛妻ダナさんと一緒の"ファミリーマン"ロッケル


右が12才の愛娘ペイジちゃん


キース・ロッケル選手database