体調はいかがですか?
フレジソン・パイシャオン:すごくリラックスした状態で、良い感じです。先ず、日本に来ることが夢だったので、来日出来たということで先ずは気分が良いです。今、日本は夏ですが、私はアマゾン出身で一年中夏なので、むしろ寒い時に日本に来るよりも良い状態です。

対戦相手の前田選手の印象は?
フレジソン・パイシャオン:前田選手は、パンクラスの冠を持っている人間なので、出来ればその冠を奪って自分の頭に載せたいですね。

前田選手は同門のアレッシャンドリ・ソッカ選手も倒しています。
フレジソン・パイシャオン:もちろんソッカは友だちですし同じ道場ですが、試合をすれば当然勝つ人間もいれば負ける人間もいます。ソッカはソッカですし、今回ここにいるのは自分なので、自分はそういうのを意識せずに、勝ちを彼の家族にプレゼントしたい。日本に来ることが夢で、その夢が叶ったので、今度は勝利をブラジルに持って帰ることが出来ればと思っています。

ソッカ選手からアドバイスは受けてきましたか?
フレジソン・パイシャオン:もちろんソッカからアドバイスをもらいました。前田選手は立ち技がすごく良くて、打撃が上手くて、ちょっとでも隙を見せたらヒザが飛んでくるので、気を付けるようにとのアドバイスをもらいました。

どんな試合になると思いますか?
フレジソン・パイシャオン:私自身のスタイルなのですが、試合前にこう闘うと決めて闘うということはこれまでしてこなかったので、試合の状況によって、それに合わせていければと思っています。

前田選手は『モンジバカは絶対に極まらない』と宣言していますが?
フレジソン・パイシャオン:この技は、柔術をやっている人なら当然知っている技で、試合がある時に多くのブラジル人が『あんな技極まらない』と言ってきましたが、そういう中で自分は極めてきました。何が起こるかはリングで見てみましょう。

逆に前田選手は打撃でKOすると言っています。
フレジソン・パイシャオン:口はしゃべるためにあるので、それで良いですけど、KOで自分が負けるか、自分が極めて勝つかは22日まで待ちましょう。

グレイシー・バッハ・コンバットチームで一緒に練習しているメンバーを教えて下さい。
フレジソン・パイシャオン:レナート・ババル選手などと練習しています。その他にも立ち技のエキスパートがいたり、寝技のエキスパートがいたり、レスリングの先生がいたり、すごく大きなチームです。私は柔術出身で、最初立ち技があまり出来ませんでしたが、まぁ、今でもまだまだのレベルですが、徐々に立ち技の方も良くなってきたので、コンバットチームのメンバーには感謝しています。初めての総合挑戦では、『ジャングルファイト2』で勝ったので、今回2勝目を挙げて、コンバットチームに持って返りたいと思います。

最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
フレジソン・パイシャオン:もしファンがいるのであれば、自分の試合を是非観て下さい。これからも何度も日本に戻って来たいと思ってますので、よろしくお願いします。

フレジソン・パイシャオン選手database




体調はいかがですか?
ニルソン・デ・カストロ:絶好調です。ここ2年間ぐらい、休みを1日もとらずに練習してきてるので、フィジカル的にも、テクニックの面からも十分な状態です。

韓国での試合がなくなって、今回再び試合が組まれることになりましたが、モチベーションは落ちなかったのでしょうか?
ニルソン・デ・カストロ:韓国で試合が行われる時でも十分な状態で用意していましたが、一度なくなったことによって、更に時間をかけてコンディション的にも、テクニックの面でも練習が出来たので、さらに良い状態で、モチベーションが落ちることはありませんでした。日本で闘うことがすごい気に入ってますし、観客の皆さんのレベルも高くて、日本に来ると自分の家に帰ってきたような気分になります。

対戦相手の渡辺選手の印象は?
ニルソン・デ・カストロ:パンクラスがわざわざ弱い相手を当てるとは思ってませんし、彼も十分なコンディションで臨んでくるでしょう。自分も一番良い状態で試合に臨むので、すごく良い試合になると思います。ありがたいと思っています。

渡辺選手の試合のビデオは見ましたか?
ニルソン・デ・カストロ:ケーブルTVの映像や、先生が持っているビデオを観て、当然渡辺選手のことも知っています。

試合の戦略はどのような感じですか?
ニルソン・デ・カストロ:やっぱり立った状態で闘うのが良いですね。ただ、何が起こるか先に知ることは出来ないので、その状況に応じて、立ち技になったら立ち技で、寝技になったら寝技で、その状況状況で闘えるように準備はしています。

どういう勝ち方をしたいですか?
ニルソン・デ・カストロ:出来れば、やはりシュート・ボクセ所属ですので、パンチかキックかヒザか、打撃で終わらせたいですね。

最近、郷野選手vsショーグン選手、近藤選手vsシウバ選手など、シュート・ボクセの選手とパンクラスの選手との試合が多いですが、そのことについて思うところはありますか?
ニルソン・デ・カストロ:プロなので、そういうところは別に意識しません。闘っていれば、自然とそういうこともあるでしょう。

今回、大阪での試合になりますが、大阪に関してはご存知ですか?
ニルソン・デ・カストロ:全然知らないです。でも、トレーナーが大阪に行ったことがあって、そこで良い結果が出ているので、自分も良い結果を残したいと思います。

最後にファンの皆さんに向けてのメッセージをお願いします。
ニルソン・デ・カストロ:すごくエキサイトな大会になると思いますので、全ての試合を見逃さずに声援を送って下さい。
セルジオ・クンヤトレーナー:試合はリングの中だけです。リングを出たら良い関係でいるためにも、ブラジルのシュート・ボクセの道場にいつでも遊びに来て下さい。

ニルソン・デ・カストロ選手database