試合に向けての意気込みをお願いします。
ヒース・シムズ:私の調整方法は相手によって変わることは無いので、組まれた試合で自分のベストパフォーマンスを出せるように心掛けています。練習方法はスタンディング、グラウンド、レスリング、欠かさず入れているものは今回も同様で、特に変わったことはありません。

対戦相手の北岡選手の試合はチェックしましたか?
ヒース・シムズ:ビデオで観たことはないんですが、前回、7月25日の後楽園ホール大会で、チームの対抗戦があって、その時に北岡選手とカート・ペリグリーノ選手の試合を生で観る機会がありました。その時に感じたのは、非常にサブミッションのテクニックが素晴らしい選手であるということと、残念ながらペリグリーノ選手はギロチンチョークで負けてしまいましたが、自分は間違ってもあんな体勢になることはないでしょう。ただ、関節技のテクニックがあるのは認めます。過去の試合のビデオがあれば観たいですね。

ギロチンチョークがかからないという、自信の根拠は?
ヒース・シムズ:ギロチンチョークはいきなりかかるわけではなく、その前のステップとして、かける体勢にもっていくことから始めると思いますが、その時点で、私はそんな体勢になることはありません。万が一その体勢になりかけたとしても、私のパンチでそうはさせないでしょう。

國奥選手がウェルター級のタイトルを返上しましたが、タイトルに対しての意気込みを聞かせて下さい。
ヒース・シムズ:王座が返上されたことはもちろん知っています。空位ということは、チャンピオンが誰もいないはずなので、必ず自分が王座を手に入れたいという気持ちはあります。非常に王座に関しては興味があります。

タイトルマッチを行うとすれば、相手は誰が相応しいでしょうか?
ヒース・シムズ:順当に行けば、ランキング1位の大石選手でしょう。過去に一度試合して、引き分けていますが、1位の大石選手と2位の自分が王座を賭けて闘うのが順当ではないでしょうか。ただ、金曜日に北岡選手を良い試合で倒さないと、そのチャンスは巡って来ませんが。

「良い試合」とはどのような試合を指すのでしょうか?
ヒース・シムズ:先ほど、北岡選手の印象を述べましたが、非常にサブミッションが得意ということで、それに対抗するにはやはり打撃であると思っているので、パンチを多用して、彼に得意なポジションを取らせないようにしたいですね。VS伊藤戦のように殴り勝ちたいです。それが自分のベストな勝ち方なので。

パンチにはかなりの自信を持っていますか?
ヒース・シムズ:パンチの力だけじゃなくて、自分にとって有利な体勢でのパンチにも自信があります。そういったところを試合では観て欲しいですね。

レスリング出身ということで、スープレックスなどの技も見たいのですが・・・。
ヒース・シムズ:チャンスがあれば狙います。

最後にファンの皆さんに向けてのメッセージをお願いします。
ヒース・シムズ:相手が誰であろうと、完璧にやっつけます。

ヒース・シムズ選手database




急遽決まった試合ですが、オファーをもらったのはいつですか?
バック・メリディス:オファーを受けたのが9月14日、それからいろいろと確認して、出場が確定したのが9月17日です。

急に決まった試合で、コンディションなどの不安はありませんか?
バック・メリディス:オファーから一週間足らずということで、正直100%ではありませんが、短いなりにやるべきことはやって来たので、あとは試合で自分のやれることを出すしかないと思っています。

総合の戦績が1戦1勝で、打撃での勝利だったということですが?
バック・メリディス:先ず、その試合では、相手も打撃を多用してきて、相手が打撃を出した瞬間バックに回ることが出来ました。そこから出せる打撃は背後からの顔面パンチかわき腹へのパンチということになります。上手く組み合わせているうちに、相手がダメージを負ってタップしました。

得意な技は何でしょうか?
バック・メリディス:バックグラウンドがレスリングですので、まずはテイクダウン、それからグラウンドでのマウントパンチ、チョークと言ったところです。

対戦相手の佐々木選手のことはご存知でしたか?
バック・メリディス:名前は知っています。まだ映像は見ていませんが。カウンターが上手く、非常にバランスが良くて、オールラウンダーだと聞いています。

今回、一緒に来日したヒース・シムズ選手は、佐々木選手と以前対戦していますが、シムズ選手から何かアドバイスは?
バック・メリディス:今、私が話した情報は全てヒースから聞いた彼の印象で、それが私の唯一の佐々木選手に対する予備知識です。

日本で試合するのは初めてですが、日本の格闘技に興味はありますか?
バック・メリディス:先ず、日本で試合が出来るのは非常に光栄です。その理由としては、日本で試合をしている選手は経験豊富で、高い技術を持っているということで、楽しみにしています。

メリディス選手を紹介したダン・ヘンダーソン選手は、日本で非常に人気があります。
バック・メリディス:偉大な格闘家で、偉大な先生であり、非常に尊敬しています。

日本のファンに認められるような試合を期待しています。
バック・メリディス:先ずは金曜日のVS佐々木戦で良い結果を残して、そこからまたチャンスを掴んでいけば、ダン・ヘンダーソン先生のようなルートを辿っていけるのではないかと思います。

最後に意気込みをお願いします。
バック・メリディス:フルタイム闘ったとしても、私の勝利は揺るぎません。

バック・メリディス選手database