実に約5年ぶりのパンクラス参戦となりますが、現在の心境はいかがですか?
柳澤龍志:別に何も変わらないですね。普通に試合が決まったってだけで。

感慨とか懐かしさというのは全くないですか?
柳澤龍志:昔から知ってる人に会うと多少ありますけど、別に。闘いは闘いなんで。

今回の会場は東京ベイNKホールで、旗揚げ戦が行われた会場でもありますが、東京ベイNKホールに対する思い出とかはありますか?
柳澤龍志:バス・ルッテンに秒殺された(1993年9月21日・旗揚げ戦)思い出しかないですね。まぁ、あの時、俺が一番インパクトを残せたと思うので。負けたけど。だから今度は勝ってインパクトを残したいなと。そういうふうに思ってます。

旗揚げ戦では負けてしまいましたけど、その後のパンクラスを方向付けるような試合だったと思います。
柳澤龍志:そうですよね。だから・・・あの時、俺の試合っていうのはみんなの印象に残ったと思うので。だから今回は勝って、みんなの印象に残るような試合をしようと思います。

今回の対戦相手は、パンクラスMEGATONという新しいチームの野地竜太という選手ですが、野地選手の情報なり印象というのは何かありますか?
柳澤龍志:タフな選手だなって印象がありますよね。『K-1』の試合で、オーストラリアの選手か誰かと対戦した時に見たんですけど。結構パンチをもらってても倒れない。粘り強くてスタミナがあって、良い選手だなって思いました。

その野地選手に対して、今回柳澤選手はどのような闘い方で臨みますか?
柳澤龍志:闘いっていうのは、やっぱ一瞬一瞬気を抜けないものであって、それで真剣勝負の世界の中でやることは一緒なんですよね。誰が相手であろうが。全力の自分を出すってことだけなんで。だから別に相手が誰であろうと関係ないですね。一緒です。

どんな勝ち方を狙ってますか?
柳澤龍志:インパクトのある勝ち方をしたいですね。やっぱり。それしか考えてないです。

それは打撃でしょうか? 寝技でしょうか?
柳澤龍志:いや〜別に、何も。真っ白ですね。今のところ。だって、全然離れてたから。何にも思い浮かばない。今の状態じゃ。

旗揚げの頃からご覧になっているファンの皆さんもいらっしゃると思いますが、そういう方たちに見せたいものって何でしょうか?
柳澤龍志:そうですね〜、やっぱり旗揚げの頃に観に来てくれたファンの人たちが、また会場に来てくれたら、それが俺は一番嬉しいなって思いますね。10年以上経った今、最後のNKホールで、旗揚げ戦のその地にまた来るってファンの人たちがいれば。それが俺は一番嬉しいです。

では、そういう旗揚げ戦の頃から観に来てくれたファンの方たち、そして新しくファンになった方たちも含めて、皆さんに試合への意気込みやメッセージをお願いします。
柳澤龍志:ん〜、いや、何もないッスよ、ホントに。闘いを見せる。ただそれだけです。

わかりました。では最後に、野地選手に対してのメッセージをお願いします。
柳澤龍志:何がMEGATONだ。オイ、野地! ボッコボコにしてやるよ!!

柳澤龍志選手database