： まずは、2月4日の後楽園ホール大会での、vs滝田J太郎戦(1ラウンド2分15秒、アンクルホールドでギブアップ勝ち)を振り返っていただけますか？
■ 矢野卓見：えぇっ(笑)どうだったっけなぁ…ヘヘヘ。あれ、あぁ、前回はねぇ、スタンド勝負しよう と思ったような気がするんだけど・・・

： 試合前のコメントではKOを狙うとおっしゃってました。
■ 矢野卓見：気づいたら寝技に(笑)

： アンクルホールドでの見事な一本勝ちでした。
■ 矢野卓見：まぁ、しょうがないよね。

： 寝技で一本を狙ったわけでなく？
■ 矢野卓見：狙ったわけではないね。

： 現在の体調はいかがですか？
■ 矢野卓見：あ〜、どうだろう・・・普通かなぁ。

： 普通と言うと？
■ 矢野卓見：あんま良くも無いけど、そんな悪くもない。

： ケガも無く？
■ 矢野卓見：ここ一週間は細かいケガが・・・ちょっと。やっぱり、あんまり一生懸命やんのは良くねぇな(笑)ちょっとペースを落として。

： 今度の対戦相手のNUKINPO!選手(パンクラスP'sLAB東京)についてうかがいますが、どんな印象をお持ちですか？
■ 矢野卓見：ん〜、まぁ何というか、皆にイジられてる、イジられっ子キャラ(笑)

： イジらっれ子キャラですか(笑)。選手としての印象は？
■ 矢野卓見：選手としたら・・・何と言うんすかねぇ、まぁ粘り強いというか。

： 先ほどのお話にもありましたが、前回は打撃でKOを狙うというような発言がありましたけど、今回は？
■ 矢野卓見：どうなんだろう。前回はそういうテンションだったんですけど、やっぱり無理だっていう現実を突きつけられた(笑)。まぁまぁ、普通に、普通にやります。

： 以前、大阪でのvs武重賢司戦(2003年10月4日/グランキューブ大阪)では、バックブローでKO勝利(1R2分19秒)を挙げています。
■ 矢野卓見：あれは、打撃というよりは、何て言うかな・・・あれの場合はもう、本当にタイミングというか・・・。

： 流れ的に出したという感じですか？
■ 矢野卓見：うん。あれはもう、神の啓示(笑)

： 神の啓示？(笑)
■ 矢野卓見：ここで、一発回れと。

： その通りに動いたわけですね？
■ 矢野卓見：ハイ。まぁ、何か相手が、ガァーって来そうな感じだったから、それに合わしてって感じで。まぁ、あれは打撃というよりホントに、タイミングを合わしたっていうだけ。

： パンクラスでは負け無しの4連勝中です。
■ 矢野卓見：5年くらいかけてるような気がする(笑)

： パンクラスではこれまで1年に1試合というペースでしたが、今回は初の年内2戦目になりますね。
■ 矢野卓見：ねぇ。それは、どうなんだろう。1年に1回くらいが一番良いペースなんだけどな。

： しかも全て一本かKOという成績ですが、それは意識しますか？
■ 矢野卓見：いや、たまたまなんじゃないですか。

： 自分の中で狙っているわけではない？
■ 矢野卓見：まぁ、KOなんかね、狙ってないしね。へへへ。

： 今度の試合は、ある格闘技雑誌で「裏のメイン」だと言われて期待されていますが。それについては？
■ 矢野卓見：裏のメインと言われるわりにはえらい早い時間(試合順)だな(笑)。2試合で終わっちゃう よ。やけに短い興行だなぁ(笑)。

： それだけ格闘技ファンからは注目されていますが。
■ 矢野卓見：まぁ、NUKINPO!も地味に評価されてるから、まぁ玄人好みの試合になるんすかね。わか んないけど。

： 今回の対戦カードは、昨年12月に一度は決まりながらもNUKINPO!選手のケガで流れてしまったカードですが、再マッチメイクについてはいかがですか？
■ 矢野卓見：どうなんだろ？ それはまぁ、運命ですかね(笑)

： 話は変わりますが、5月の日曜日にはP'sLAB東京で「ヤノタクラス」がありますが、どのような事 を教えようというのは既に決まっていますか？
■ 矢野卓見：あまり、考えてないというか・・・。まぁ、来た人のやりたいことをやろうかなと。

： 参加者の希望に沿ってという感じですか？
■ 矢野卓見：うん。まぁ、来た人が何を望んでいるかだね。面白い技を憶えて帰りたいのか、それとも単純に試合とかやるのに使える技を教えてもらいたいのか？ その辺はどういう人達が来るのかわからないから。えっ、誰も来ないって感じ？(笑)。

： いやいや、結構申し込みきてますよ。
■ 矢野卓見：結構って微妙だなぁ。

： 参加者としたら希望している事を教えてもらえるわけですから嬉しいですね。
■ 矢野卓見：まぁね。みんなが打撃がやりたいって言ったら・・・へへへ。

： 「ヤノタクラス」で打撃講習ですか？(笑)。
■ 矢野卓見：ワン・ツーから(笑)

： 最後に、今度の試合に向けてファンの皆さんに一言お願いします。
■ 矢野卓見：そうですね。お客さんが少ないと淋しいので、何とか警備員の目を潜り抜けて会場に入って下さい(笑)。

■ 矢野卓見選手database