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: 見事なKOでした。 ■ 前田吉朗:葬りましたね。最後は僕のパンチが効いたんちゃいますよ。あいつは折れましたよ、心がね。最後に僕の方をちらっと見て、僕が行こうとしたら崩れましたからね。多分その前のパンチが目かなんかに当たって、それでもう無理やなと思ったかもしれませんけど。 : 心を折ったと。 ■ 前田吉朗:折りましたね、確実に。あいつの折れる瞬間が分かりましたもん。完全勝利です。最初からこうなるのは分かっていたんです。言っていたでしょ、どう考えても僕が勝つところしか見えないって。危ないところありました? : ちょっと打撃をもらっている部分がありましたが? ■ 前田吉朗:チャンスを与えたんです。志田が勝つためのチャンスを与えてやったんです。あえて受けました。 : 効いたパンチはありましたか? ■ 前田吉朗:パンチは効かないけど、ローがちょっと痛かったかなと。痛い言うても知れていますけどね、そのときに痛いなと思うだけで。 : 足を払われる場面がちょっとありましたが? ■ 前田吉朗:別に流したんですよ。その場で受けた方がダメージが残るんで。 : 2Rに少しぐらつかせる場面がありましたが? ■ 前田吉朗:当たってなかったですね。最初にグラウンドになったときは、拳が気になるところがあって、それで立ったところはありますね。試合しているとなりますけどね。 : 志田選手は2年前と比べてどうでしたか? ■ 前田吉朗:2年前より差が広がったんじゃないですか。結局グラつく場面とかも、判定でどっちが有効化と言ったら、全部僕でしょう。僕があんだけ大振りでやっても当たるっていうのは、そういうことですからね。僕は普段の半分も出てないですよ、パンチの技術は。 : 1Rに構えをスイッチしていたが? ■ 前田吉朗:驚きの攻撃だったでしょ。スイッチもしていったんで。相手が多分、志田が研究していても、その発想は嫌だろうと思ったんで。相手のペースを崩しましたね。 : 次の目標は? ■ 前田吉朗:メンジヴァーですか。とりあえずパンクラスはメンジヴァー、『DEEP』はベルト。そして武士道返り咲きですね。 : すぐにでも試合は出来ますか? ■ 前田吉朗:まあ、ちょっと休んで。1週間も寝たら十分治りますよ。しかもまるまる1週間遊びますからね。仕事も休んでいます。明日はどの街に消えようかな(笑)。 : 『DEEP』フェザー級トーナメントのターゲットは? ■ 前田吉朗:全員ですよ。全員さくっと倒しますよ。 : 特にマークする相手は? ■ 前田吉朗:全員フルマークです、僕も含めて。その中で優勝するのは俺やと。 : 今成(正和)選手が前田選手と戦いたいと宣言しているが? ■ 前田吉朗:勝手にしてくれって感じですね。関係ないというか、そうやって名前を挙げてくれれば幸いかなと。 : 志田選手とのライバル関係は? ■ 前田吉朗:ライバルちゃいますからね。きれいに3Rまで引っ張って倒して、メインらしい仕事ですよね(笑)。 : 志田選手は今後どうなると思いますか? ■ 前田吉朗:どうなるんですかね。別にやめるんだったらそれでいいと思うし、別に止める理由も無いですから。 : 前田選手を倒すために格闘技一本に絞ってきたが? ■ 前田吉朗:お疲れ様でしたって感じですね。でも志田もここで終わったわけじゃなくて、この先がまだあって、ひょっとしたら僕との3回目もあるかもしれないし。考えたら一々こんなところで止まっている必要はないですから。 : 3度目の対戦もありえると? ■ 前田吉朗:そういう時期が来るかもしれないですよね。 : 山本篤選手や砂辺光久選手も前田選手を狙っていますが? ■ 前田吉朗:たどり着いてください。志田選手も僕とやるのを2年ぐらい待ったわけですし、他の選手もそれなりに段階を踏んでもらわないといけないんじゃないかなと。 : パンクラスフェザー級NO.1の座は・・・。 ■ 前田吉朗:当然、僕じゃないですか。 : 『DEEP』でも? ■ 前田吉朗:NO.1になるっていうか、NO.1ですけどね。 : 最後は稲垣組の結束力も見せてくれましたね。 ■ 前田吉朗:最高でしたね。あとは武重さんが勝ってくれればね。帰ったら説教ですよ。『賢司、お前どうなっとるんじゃ』って(笑) : 稲垣組に挑戦状を送れと言っていましたが? ■ 前田吉朗:どっからでも来いって感じですね。全部片っ端から潰してやります。 ■ 前田吉朗選手database |