今年7月の『新・格闘技の祭典 2005』の優勝おめでとうございます。感想はいかがですか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:ありがとうございます。過去に士道館の世界大会で2回優勝していますので、優勝経験は初めてではありませんが、この大会はワールド士道館ルールという1試合で空手、キック、総合の3種類で戦い、疲労とダメージが溜まってスタミナもロスしている最終ラウンドに総合ルールが組まれていて、最後に自分の持つあらゆる技術を出して戦いを制する過酷なシステムなので、優勝を決めた瞬間は本当にうれしかったです。そして、豪華な優勝賞金もついていましたので(笑)。

今年2月以来のパンクラス再出場ですがトレーニングは順調ですか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:はい。体調もまったく問題ありません。自分が過去に対戦した中で最強だと思う高橋義生選手との対戦が決まって、気合いを入れ直してトレーニングに励んでいます。

今回対戦する高橋義生選手との試合に向けて何か特別な対策は立てましたか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:高橋選手は自分よりも総合格闘技の試合キャリアが豊富で、相手を圧倒するくらいに全身から気迫をみなぎらせる試合っぶりなので、簡単には勝てない相手だと思います。高橋選手の過去の戦績から武器と弱点を分析したので、それをもとにトレーニングしています。気持ちの面では、自分は「士魂」の精神で戦います。

パンクラスで今後対戦してみたい選手はいますか?
ケステゥシャス・アルボーシャス:人生は何事も「挑戦」だと思います。自分は格闘家としての可能性を試してみたいので、対格差を問わない無差別級で強い選手と戦ってみたいです。対戦興味があるのは近藤有己選手です。

対戦相手の高橋義生選手へ一言お願いします。
ケステゥシャス・アルボーシャス:高橋選手はパンクラスの旗揚げから10年以上も主力選手として活躍するベテラン選手なので非常に尊敬しています。高橋選手と対戦できるのは本当に光栄です。全力でぶつかって勝ちます。押忍!


ファイティングカフェ「コロッセオ」にて。中央は大森店長。

ケステゥシャス・アルボーシャス選手database