update:09.22
PANCRASE 2005 SPIRAL TOUR 10.02 横浜文化体育館大会
今大会出場、河野真幸選手公開練習




■ 日 時 :9月22日(木)16:00〜
■ 場 所 :P'sLAB東京
■ 参加選手:河野真幸選手(フリー)



対戦相手の印象は? 試合はご覧になりましたか?
河野真幸:パンクラスに出た時の桜木戦のビデオを頂いたのと、前回の『D.O.G』の試合を観ました。

どんな印象がありますか?
河野真幸:どんな印象? 強そうですね。軍術マスターですか? 僕の知らないあれなんで。基本的に僕よりは強そうなので。また挑戦するだけなので。

打撃が強いというイメージがあるが、その辺は?
河野真幸:そうですね。だから、相手に殴られる前に、まずジャンピング・ハイをバカーンと当てて、フラフラフラってなったらローを決めて。で、最後はストレッチプラムで。

ギブアップを奪うと。
河野真幸:ギブアップですね、基本的には。まあでも、前回出さなかったドラゴン・スクリューとシャイニング・ウィザードもありますんで、引き出しには。それが出るかも知れないですし、今回用にデンジャラスKの技を、川田(利明)さんの技も総合用に練習したんで。まあ、引き出しが増えているんで。どれが出て、どうなるかは分からないです。また何も出さないで終わる可能性もありますし。こればっかりは分からないですけど。

大会前まであと10日だが、この短い期間でオファーを受ですが。
河野真幸:まあ、この10月2日に試合をしませんかというか、そっちのオファーに関しては前々から頂いていたんで、特に相手が直前に決まったっていうだけなので。僕の技術では何ヶ月前から相手のデータをもらおうと、直前にもらおうとですね、対応しきれないのでですね、僕は、自分の持っているものを100%当日、リングの上で出すことしか今はもう出来る余裕がないので。だからもう、別に直前に相手が決まろうと、前々から決まってようと全然、大丈夫なので。大丈夫って言うか、急にこんな外国人の人なんで、恐怖とかもありますけど、でもまあ、当日僕が自分のものしか出せないんで。さすがに、いっぱい引き出し開けてもカラッポばっかりなんでですね(笑)、ある引き出しを開けるしかもう手がないもんで。全然、大丈夫です。やります。

前の試合の後からもずっと総合の練習も続けていたのか?
河野真幸:そうですね。基本的にはもう総合の練習は続けています。

練習環境は変わっていない?
河野真幸:そうですね。変わってないですね。もう変わらず、全日本の合同練習に出稽古に行かしてもらったり、高阪(剛)さんとこ行ったり、ムエタイに行ったりって変わらない生活ですね。

特に重点的に鍛えたというところはありますか?
河野真幸:特に重点的に鍛えたところ? うーん…、どうですかね? 重点的にやっていること?まあ、何て言うんでしょう。自分のスタイル確立のための作業なのでですね、自分が得意なことを、やりたいことを思いっきり出来るようにやっています。

ストレッチプラムを仕込んできたと。
河野真幸:そうですね。だから、出たら出たで大騒ぎなんで。当日、川田さんは後楽園で試合みたいなので。で、師匠(※武藤敬司)も代々木でやっていますんで(笑)。なので、ある意味そっちとも戦わないと僕はいけないんで。いかに紙面を取るかっていう。僕の試合の写真をよりデカく、そういう戦いはしていきたいなと思うので(笑)。

話題で負けないと。
河野真幸:話題でも、試合内容でも負けないように。そういうとこで戦いたいですね、今回は。武藤さんにしろ、川田さんにしろ。

今回、川田さんの技を使った理由は?
河野真幸:理由ですか? まあ、順番に(笑)。

順番なのですか(笑)?
河野真幸:順番っていうか、武藤さんやったんで、『よし、次は!』ってなったら、やっぱり僕の中では、僕がいた全日本ではもう武藤さん、川田さんっていうのがいたので。で、実際やってみるとですね、川田さんの技もなかなか今日みたいに使えるネタが多かったんで。で、試合もそういう川田さんのスタイルなんで。

“デンジャラスK”を襲名と。
河野真幸:うーん、まあ、宮本(和志)さんが襲名に失敗したんで(笑)。偶然、だから河野の“K”で。

“デンジャラス河野”だと。
河野真幸:はい。試合もデンジャラスな感じで。まあ、これでまた負けたら、僕も襲名失敗ということになってしまうんで(笑)、何としても勝ってですね、胸張って川田選手の2代目ということで。勝手に息子が生まれましたという感じですね(笑)。勝手に2代目という。まあ、それもありじゃないかなと(笑)。

佐藤光留選手が対戦要求をしていましたが、あれは?
河野真幸:週プロとゴングで読みました。

要求されたことに関しては?
河野真幸:名前が挙がったことに関しては凄い嬉しいですね。やっぱり、戦いたいって言ってもらえるんで。ただ、プロレスラー同士で試合しましょうみたいなこと言われたんですけど、まあ、プロレスラー同士で試合をするんであれば、全日本(プロレス)は辞めてないので。僕は。もうプロレスラーいっぱいいたんで。そこで戦っていたので。別に、やっぱ何て言うんですかね、その全日本プロレス、大好きなプロレス休んで、活動を止めてまで今この総合をやろうと決めているんで。その、何で言うんですかね、プロレスラー同士とか、そういうのよりはやっぱり僕はこういう、何て言うんですかね、格闘家とか、そういうやったことない、やれない人とかといっぱいやっていきたいんですよね。キックボクサーとか、アマレスの選手とか。で、最初はお相撲さんやっつけたんで。で、今回は軍隊、軍術なんで。また未知の戦いが、今まで戦ったことのない人なんで。やっぱり、そういう方に僕は惹かれたっていうのもありますね。あとまあ、ヘビー級でやっていく以上、何て言うんですかね、外国人選手ともこの先、避けられないので、自分の方からの希望も外国人選手とやりたいと。

前回の試合で打撃がほとんど見られなかったので、今回は打撃をみたいなと思うのですが。
河野真幸:ああ、そういう風に言われると絶対に出したくないですよね(笑)。すぐ組み付いてやろうっていう気になりますけどね(笑)。そうですね。でも、前回はやく自分のペースでポンポンって出来たんで、そのイメージは忘れず、自分の考えているイメージ通りの戦いを出せたらなと思っています。で、上手くいかなくても、その時すぐ対応出来て、立て直せるように自分はやっていきたいので。でも、今回のあれは多分、試合開始の早々のジャンピング・ハイにかかっていると思うんでですね。ただ、その落ちた後の対応だけを今、一生懸命考えています。それで、倒せなかった時にはドサッと落ちているので(笑)、そこだけを今、考えて。

今回はその“デンジャラスK”以外に何かテーマは自分の中にあるか?
河野真幸:テーマ? 別に、特に。河野真幸を出すだけなんで。まあ、前回は武藤敬司。今回はデンジャラスKと。2大看板を頑張って(笑)、あれしようかなと。僕が前にいた団体では、あの2人が象徴だったんで。そんな感じでいきたいなと。

今回の対戦が決まってから、その2人と連絡は?
河野真幸:これが2日前に決定ということなんでですね。この人が試合終わってから返事がっていうことだったので。まだ連絡してないので。皆さんがこう記事をデッカクしてくれると、多分、武藤さんとか川田さんがパッと見て(笑)。『あれ、河野』って(笑)。

本番までにストレッチプラムを伝授してもらうとか。
河野真幸:そうですね。川田さんにはいちおう連絡は取りたいなとは思っています。もしかしたら、もしかするかもって感じですね。いちおう師匠には明日、後楽園(全日本プロレスの興行)に行こうかなと。『決まりました』みたいな。だだ明日、川田さんが試合無いんで。川田さんはまた別でちょっと。“モンスターK”になってしまったんで怖いんですけど。そっちになってしまったんで。ヒールになってしまったんで、ちょっとあれですけど(笑)。川田利明さんには会いに行きたいですね。もし勝ったらハッスルしたいなと。ああ、ハッスル駄目なんだ、もうモンスターか。そこが難しいとこですね(笑)