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■ 日 時 :9月23日(金・祝)13:00〜 ■ 場 所 :A-SQUARE ■ 参加選手:高阪剛選手(チーム・アライアンス) : 今、追い込みという感じですか? ■ 高阪剛:今日で最後ですね。 : 疲労はピークに達して、後は落とすだけ? ■ 高阪剛:そうですね。明日もう1回上げて、そんであとはもう落としていくだけなんで。昨日、今日ぐらいがちょっとヤバかったですけどね(笑)。 : 相手が決まるのに時間がかかったが、今回に向けてどんな準備を今日までしてきましたか? ■ 高阪剛:自分いつも相手が決まっていても決まってなくても変わらないんで。自分のやれる、試合で出せる部分というのを、出せるために準備をするっていう。要は自分の試合をするために練習をするわけだから。その辺は全然、相手決まってなくても関係ないですから。 : カイル選手のビデオは観ましたか? ■ 高阪剛:自分1回解説しているはずなんですよ、確か(笑)。確かね(笑)。はっきり覚えてないんですけど。何か全部の試合がすぐ終わっているんで、確か『U.FC.』のは。まあ、右左っていうのは分かったし。身長、体重も分かったんで。 : 噂では右の強烈なパンチを持っている選手らしいが、自分の試合をやるだけと。 ■ 高阪剛:そうですね。まあ、当たんなきゃいいだけなんで。まあ、どんだけ強いのかちょっと分かんないですけど。今までやってきた奴に比べたら問題ないですね。 : 特別な意識はないと。 ■ 高阪剛:相手がというよりもコンディション。その辺をどうやって持っていくかっていうところなんで。自分がやらなきゃいけないのは。 : 今までと比べてコンディションがどの辺で違っているというのはありますか? ■ 高阪剛:いや、違ってはいないですよ。いつも良い状態に持っていくし、そういう状態に持っていくのが自分の仕事だし。ただ、パンクラスのリングっていうのは、自分チャンピオンですから。だから、それらしい試合をしないと、っていう部分の後ろを押された部分っていうのは凄くありますね。 : そういった部分で練習に熱が入ったという部分はありますか? ■ 高阪剛:そうですね。まあ、今回だけじゃないですけど、去年の11月にタイトル取ってからは、もうそれだけで気持ちの置く場所っていうのが全然変わったし。じゃないと、ベルト持っている意味ないと思いますからね。 : 単純に王座を防衛するというだけでなく、そういう気構えとか試合内容で示すというのあると。 ■ 高阪剛:まあ、自分らは別に芸能人とかそんなんじゃないから、頻繁にテレビ出るわけじゃないから、やっぱリングの上で全部見せないと駄目ですからね。そういう部分は大事にしないといけないだろうし。 : 相手の選手は所属がミルコ選手のところだが、その辺は意識しますか? ■ 高阪剛:いや、意識っていうより、まあどっちにしろ自分、ミルコとか、まあヒョードルもそうだけど、試合やりたいとは思っているんで。何かこう、どっちの意味でもいいから、試合やりたいって思わせるような、思わせるっていうか何て言うのかな? 『ああ、あいつはちょっとやりたくないな。でも、やんなきゃいけないかな』とか何か色んなことを考えさせるようなね。 : 大晦日とかは意識するか? ■ 高阪剛:うーん、まあそうですね。大晦日もそうだけど、来年やるんですよね、(PRIDEの)ヘビー級のGPって? 違いましたっけ? : 予定みたいですね。 ■ 高阪剛:予定なんですか? ああ、本当ですか。まあまあ…、ちょっと、そういうデッカイ、デッカイって言うか、何かもう1個何か山が欲しいなっていうのは凄いありますね、欲として。 : 自分のモチベーションを高める材料として? ■ 高阪剛:それも含めて、はい。 : ベルトを持って殴り込むと。 ■ 高阪剛:そうですね。まあ、あるんだったらですけどね。ちょっと自分もその辺よく知らないんで。 : 1個1個段階を踏んで、ヒョードル戦やミルコ戦に向けて勝ちを稼いでいきたいという感じですか? ■ 高阪剛:現実問題、自分、今年の4月(PRIDE武士道〜其の六〜)にヒョードルに負けていますから。何かやっぱり負けたまんまで『もう1回やらしてくれ』っていうのはあまりにも虫が良すぎると思うんで。だから、周りからって言うよりも、本人同士で試合をやらざるをえないっていう状態に持っていけたらいいなと思っているんで。 : ヒョードル選手とやって、ミルコとやりたいと。 ■ 高阪剛:そうですね。 : 一緒に練習してきた人を倒して、結果でアピールすると。 ■ 高阪剛:うーん、まあ、どの程度のもんなのかっていうのは自分もよく知らないですからね(笑)。だって、そんな昔から一緒にやっていたわけじゃないですから。まあでも多分、自分は意識しなくても、向こうが意識するようなことになれば。まあ、どっちにしろ、そんな何かゴチャゴチャ色んなこと考えていても、試合ってうまくいかないんで。だから、自分は目の前の相手を叩き潰すだけを考えてやりますんで。後からくっついてくると思うんで。 |