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■日時 :9月30日(金)15:00〜 ■場所 :P'sLAB横浜 ■出席者: ・ケステゥシャス・アルボーシャス選手(ラトビア士道館) ・アスラン・デゼボエフ選手(マルプロジム) ・ポアイ菅沼選手(TWIST) ・カーロス・コンディット選手(ファイターズ・イン・トレーニング) ・マイク・カイル(チーム・クロコップ) : 現在の体調は? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:グッドコンディションです。 : ヘビー級に上げたわけだが、体調の管理はどのようにしていますか? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:私は体重を5kg増やしても減らしても平気です。 : 高橋選手の試合のビデオは観ていますか? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:ビデオでも観ましたし、実際の試合も生で観ています。 : 高橋選手の弱点は分かっている? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:分かっているよ。 : 言える範囲で…。 ■ ケスティシャス・アルボーシャス:それは言えないよ(笑)。 : 第1試合ということだが、意気込みは? KOしてやる!とか。 ■ ケスティシャス・アルボーシャス:まず試合に勝つことが一番の目標ですが、どうやって勝つかまでは考えていません。 : 前チャンピオンの高橋選手に勝てば、空位のヘビー級挑戦も見えてくるが? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:今のところはなんとも言えません。まず、これからの試合に勝ってから、その話をしましょう。 : フィニッシュは打撃か寝技か? ■ ケスティシャス・アルボーシャス:どっちとも言えないけど、できれば打撃で勝ちたいね。 : 先日D.O.G.で試合をしたばかりで間隔が短いが、体調は大丈夫ですか? ■ アスラン・デゼボエフ:大丈夫ですよ。 : 河野選手のビデオは観ましたか? ■ アスラン・デゼボエフ:そんなの別に観なくていいよ。 : 楽に倒せる相手だから? ■ アスラン・デゼボエフ:そうとは思わないけど、ビデオを観ても結局戦い方は変わらないので。 : 河野選手がプロレスラーということは知っていますか? ■ アスラン・デゼボエフ:それは聞いています。 : それが試合に影響すると思っていますか? ■ アスラン・デゼボエフ:自分なりのプランを考えているが、それ以上は言えないな。 : 河野選手への怒りが爆発寸前だと聞いているが…。 ■ アスラン・デゼボエフ:私は彼の写真にかみつくようなことはしないよ。奴の行動がおかしいんだ。 : 品性が下劣だと。 ■ アスラン・デゼボエフ:写真を食べたいんだったら、私の写真を束であげてもいいんだけどな。 : KOしたら、その写真を河野選手の口にねじこむぐらいは考えているのでは? ■ アスラン・デゼボエフ:倒した後は私も楽しみに思っていますよ。 : 制裁してやる? ■ アスラン・デゼボエフ:ただ、どちらが勝つかは実戦でしか分かりません。実戦では、弱いものが強いものに勝ったり、小さいものが大きいものに勝ったりすることもあります。そういうことも頭に置いておかなければいけない。 : 突然の参戦だが、コンディションは? ■ ポアイ菅沼:グッドコンディションだよ。 : 佐藤選手の印象は? ■ ポアイ菅沼:経験が豊富でタフな選手だと聞いています。 : ビデオでは観ましたか? ■ ポアイ菅沼:ちょっとだけね。 : レスリングでの実績もあって、ここまで総合5戦全勝だが、ここに来て大きな舞台に出てきた理由は? ■ ポアイ菅沼:もっと強い人と戦いたくなったので、大きな舞台に来ました。 : 佐藤選手に勝って、再びパンクラスのリングに上がったり、他のイベントに出たいと考えているか? ■ ポアイ菅沼:もっと強くなって、もっと強い相手と戦うのが目標です。ただ強くなりたいと思っています。闘うのはどこでもいい。 : スープレックスは得意なのですか? ■ ポアイ菅沼:はい。 : 今回の試合でも見せる? ■ ポアイ菅沼:機会があればね。 : とてもハンサムガイで“ザ・ロック”に似ているように見えるが、そう言われることはないか? ■ ポアイ菅沼:ときどき(笑)。 : ロックのような素敵な勝利ができるといいですね。 ■ ポアイ菅沼:そうなることを祈ってるよ。 : 北岡選手の印象は? ■ カーロス・コンディット:北岡選手の過去の映像を観たんですが、トータル的に非常に強い選手だと感じました。 : 北岡戦に向けて特別な練習やプランは立てていますか? ■ カーロス・コンディット:寝技がとても強い選手だという印象を持っているので、あえて打撃で挑戦せずに、グラウンドで彼に挑もうと思って、今回、アンクルホールド、ヒールホールドを特に練習してきました。この2つで北岡選手を仕留めようと思っています。 : かなり身長差があるが、そういった選手と戦ったことはありますか? ■ カーロス・コンディット:試合では自分よりも身長の低い選手とやったことはないけど、練習ではいろんなサイズの選手とやってますので、まったく初めてとは言えないかもしれません。 : 問題は無い? ■ カーロス・コンディット:無いですね。こちらが大きいということは有利なポイントでしょうね。 : リーチがあるので打撃で有利に立てそうなのに、あえて寝技で挑もうという理由は? ■ カーロス・コンディット:リーチがあるということで打撃で勝負して勝ってもいいんだけど、勝つ意味としては、それで勝っても自分としては満足いかない部分があります。だったら、相手が得意とする部分でやっつけて、ギャフンと言わせてやったほうが意味があるのではないかと思って、今回グラウンドに力を入れてきました。 : 高阪選手の印象は? ■ マイク・カイル:今回、高阪選手と闘うことになったわけですが、高阪選手は日本では『世界のTK』と呼ばれているぐらい実力、知名度ともに世界トップレベルの選手なので、そういう選手との対戦が決まったのは非常に光栄なことですので、それに向けて万全の体勢を整えてきました。 : クロアチアではどのような練習をしてきたのですか? ■ マイク・カイル:基本的に私はいろんなものを学びたいと思っていまして、今回、チーム・クロコップとして参戦してるんですが、練習では、打撃ではミルコ選手から習い、グラウンドではファブリシオ選手から習っています。そういう2人のビッグネームから習っているという状況は、非常に私にとってプラスになると思っています。 : チーム・クロコップに入った理由は? ■ マイク・カイル:世界で名前が通って実力も知られている、スタンドではミルコ選手、グラウンドではファブリシオ選手と一緒に練習するチャンスが巡ってくることはなかなか無いと思うんですが、そういう環境に自分が置かれていることを非常に光栄に思っています。その2人と練習すれば、今の自分をさらに高めることができると思いますし、なおかつミルコ選手はフルタイムファイターとして、常に試合のことを考え、練習にも専念している、そういう姿を見て、ファイターとしてプラスになるということで、自分にとってはいい環境です。それがチーム・クロコップ加入の一番の理由です。 : ミルコ選手やファブリシオ選手から声をかけられたのか、自分から売り込んだのですか? ■ マイク・カイル:ミルコ選手が、ヘビー級で自分のスパーリングパートナーとなるような選手を探している、という情報を聞いて、自分のほうからも自分を高めるために名前のある選手と練習したいという気持ちもあって、タイミング良く双方の意思が一致して、こういう状況が生まれました。 : ミルコ選手やファブリシオ選手から今回の試合にあたって、アドバイスはもらいましたか? ■ マイク・カイル:どんなに才能のある選手であっても、体調不良だとそれがうまく機能しないし、試合でもいい結果が残せないと思うので、まずは試合に向けてはどんなことがあっても体調管理をしっかりしろ、と言われました。技術的なことは具体的には何もありません。 : このところの試合はすべて1Rで決着しているが、今回もそのような展開になると思いますか? ■ マイク・カイル:もちろんKO勝利は嬉しいんですが、必ずKOするとか、そういう大口は叩きたくありません。相手は非常に強豪でリスペクトしている選手なので、まずはそういう選手に恥じないように自分の全力を尽くして、なおかつKOという結果になれば一番いい形ではないでしょうか。 : 10月にはミルコ選手とファブリシオ選手の試合も決定していて、チーム・クロコップとして初陣となるが、意気込みは? ■ マイク・カイル:3選手が当然違う対戦相手と試合するんですが、それぞれがいい結果を出して、チーム・クロコップの3選手が全員勝利という形で戻って、3人が顔を合わせたときに勝利の報告ができれば、さらにこのチームはいい結果を残していけると思います。 |