まずは8月のネオブラッド・トーナメントのお話を伺いたいのですが、決勝戦で中條実選手(和術慧舟會東京本部)と対戦し、優勝を飾ったわけですが、いま振り返って頂いてどんな感想をお持ちですか?
山田崇太郎:トーナメントというよりもワンマッチって感じでしたね。間隔も長かったので、もうちょっと短い間でやりたかったですね。

決勝で中條選手と闘いましたが、いかがでしたか?
山田崇太郎:後で、お世話になっている川尻(達也)さん達とビデオを見たんですけど、最初ちょっとだけ見て早送りされちゃって・・・ちょっと堅かったので、もうちょっと動きのある試合をしたいですね。

中條選手は準決勝で同門の北田俊亮選手を破っての決勝進出だったわけですが、敵討ちみたいな思いは強かったのですか?
山田崇太郎:北田君は強いとか、弱いじゃなくて同門で一緒に練習をしていたりするので、あまり闘いたくなかったので、正直、中條君が勝ってホッとしました。

闘ってみての中條選手の印象は?
山田崇太郎:試合前に北田君との試合のビデオを見たんですけど、その時はアグレッシブに攻めてきたのですが、僕の試合のときはアグレッシブに攻めてこなかったですね。僕も動かなかったですけど、もっと攻めてきて欲しかったですね。

もっとアグレッシブに攻めて欲しかったと?
山田崇太郎:そうですね。ハイ。

逆に戸惑ってしまいましたか?
山田崇太郎:そうですね、志田(幹)さんと、MVPを獲得するにはどうすればいいか話をしていたんですけど、試合が盛り上がらなかったので、試合中にMVPダメだなった思いましたね。攻めなかった僕が悪いんですけど、相手のせいにしておきます(笑)

ネオブラを優勝し周りから反響はありましたか?
山田崇太郎:いやー、ブログにでるくらいですかね。北岡(悟)さんや、青木(真也)さんの。

優勝後の展望として、もっと強い人と闘いたいとおっしゃっていましたが具体的に闘いたい選手はいらっしゃいますか?
山田崇太郎:名前を出すのは気が引けるので止めておきます。でも、実績のある選手とやりたかったので、とりあえず井上(和浩)選手で。

では、今度の試合について伺いたいのですが、井上和浩選手の試合などはご覧になったことはありますか?
山田崇太郎:ビデオで見ました。修斗時代のをいくつか。

井上選手の印象は?
山田崇太郎:まぁ、実力のある選手だと思いました。

警戒している技などはありますか?
山田崇太郎:腕が太いですね。あと、顔もカッコイイし。漫画喫茶で調べたら元俳優みたいで『木更津キャッツアイ』とか出てるみたいなんで、気づかなかったけど、僕も見ているんだろうなって思いましたね。

ご覧になっていた俳優と闘うわけですね。
山田崇太郎:そうですね。俳優対プロレスラーですね。パンクラスだと『週プロ』さんなども取り上げてくれるので僕もプロレスラーなのかなって勘違いしちゃいますね。

目指すところの一つとしてプロレスラーもあると。
山田崇太郎:そうですね。ハイ。

山田選手の特徴の一つとして鍛え抜かれた筋肉があると思うのですがウェイトトレーニングはどれくらいからされているのですか?
山田崇太郎:今は月に2回くらいですね。昔は毎日やっていたのですが。

いつぐらいからトレーニングされているのですか?
山田崇太郎:高校生くらいからですね。

トレーニングは格闘家を目指してはじめたのですか?
山田崇太郎:そうですね。ハイ。有名な格闘家の本を読んだりして。

では、最後に試合を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願い致します。
山田崇太郎:トーナメントは結果重視だったんですけど、今回は勝ちを狙いつつアグレッシブに動いてKOを狙います。

山田崇太郎選手database